昨年5月に放送された、ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」。
文化庁芸術祭のテレビドキュメンタリー部門で、大賞を受賞したことを記念して、昨日(12日)午後、再放送された。
東日本大震災に伴う福島原発事故は、未曽有の放射能災害を引き起こしました。NHKは、放射線観測の第一線で活躍する科学者らと連係し、震災3日後から放射能の測定を始め、被ばくによる人体への影響と土壌汚染への対策のための詳細な汚染地図を作成しました。これは、放射能汚染地図の調査の過程で、原発災害から避難する人々や故郷に残る人々の混乱と苦悩を見つめた2か月の記録です。
・・・・この番組での放射能測定は、原発事故から数日後の3月15日に始まっている。
まだ私たちが、正確なことをほとんど知らされていない頃だ。
原発のすぐ近くの、誰もいなくなった集落を回りながら、高い数値の
環境下で黙々と測定を続けていく科学者たち。
放射能物質が、どのエリアに、どんなふうにまき散らされたのかが、
実によくわかる。
何より、この汚染状況を、政府が地域の住民に伝えなかったことに、
あらためて憤りを感じた。
そして、もうすぐ1年が経とうとしている現在、私たちは何を、どれだけ知らされているのか。
暗澹たるものがある。
この番組、機会あるごとに、何度でも再放送すればいい。

