碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

本日(金)、札幌で番組出演

2012年02月24日 | テレビ・ラジオ・メディア

札幌に来ています。

なんだか暖かい。

といっても、零度だけど(笑)。

雪も湿っていて、道路がびちゃびちゃです。



本日24日(金)の番組出演は・・・・

朝6時25分~
 HTB「イチオシ!モーンング」

9時55分~
 UHB「のりゆきのトークDE北海道」

15時45分~
 HTB「イチオシ!」


という予定ですので、
どうぞよろしく
お願いします。



伊丹十三さんと宮本信子さん

2012年02月24日 | テレビ・ラジオ・メディア

NHK・BSプレミアム『こだわり男とマルサの女(1) 宮本信子 天才との日々』を見た。

伊丹十三さんと宮本信子さん。

伊丹さんにはテレビマンユニオン時代に何度かお会いしている

また宮本さんとはドラマの仕事でご一緒したことがある。

伊丹さん没後15年。

面識のあるこの二人が、私生活では、どんな夫婦だったのか。

それが、ドキュメンタリーと再現ドラマで描かれたわけで、興味深く見させてもらった。

アイロンのマッサージ。

自然食へのこだわり。

サンタクロース論議。

何に対しても厳格で理論的な伊丹さん。

子供たちは緊張状態が続く。

でも、面白い子育てだ(笑)。

しかし、仕事のほうはどうも充実しない。

講演など続けながら、自分のことを「空っぽの器」と言う伊丹さん。


伊丹さんを演じたのは平岳大(父:平幹二朗、母:佐久間良子)。

宮本さん役は、近衛はな(父:目黒祐樹、母:江夏夕子、伯父:松方弘樹)。

なかなかのキャスティングだなあ(笑)。

この新鮮な組み合わせ、だんだん二人が「ある夫婦」「ひとつの夫妻」に見えてきた。


やがて、伊丹さんは、ついに映画にたどりつく。

インタビューで、「いつかそうなると思っていた」と宮本さん。

なぜ?と問われて、「伊丹万作の子供だからです」。

この場面、いいなあ(笑)。



明日のパート2は、「映画監督・伊丹十三」編となるらしい。

こちらも見てみたい。