今日は2月26日。
「二・二六事件」が起きたのは76年前、1936(昭和11)年のことだ。
二・二六、昭和維新、昭和史、昭和天皇、福田和也(笑)という具合に連想ゲーム的に思い浮かび、札幌駅の弘栄堂書店で、福田さんの新著『死ぬことを学ぶ』(新潮新書)を購入。
電車、飛行機と読み継ぎながら帰京した。
この中で、福田さんが「辞世めいたもの」として、以下のように記しています。
キリギリス極道よりも極道に
短夜や殺されもせで一教授
さて、どのように解釈したらいいのか(笑)、じっくり考えねば。
今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
白石一文
『幻影の星』 文藝春秋
掛尾良夫
『「ぴあ」の時代』 キネマ旬報社
東野圭吾
『歪笑小説』 集英社文庫
太田治子
『夢さめみれば~日本近代洋画の父・浅井忠』 朝日新聞出版社
宇都宮 聡・川崎慎司
『日本の恐竜図鑑~じつは恐竜王国日本列島 』 築地書館
* 上記の本の書評は、
発売中の『週刊新潮』(3月1日号)
に掲載されています。