『ドラゴン・タトゥーの女』、観てきました。
これはズンときます(笑)。
「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」のデヴィッド・フィンチャー監督。
オープニングから、暴力とエロスを象徴するスタイリッシュな映像と、
レッド・ツェッペリン「移民の歌」のカバー曲が、脳細胞をキックする。
一気に作品世界へと引き込まれた。
謎を追うダニエル・クレイグが、「007」とは違った渋さでいい。
しかし何といっても、クレイグの助手を務める”ドラゴン・タトゥーの女”
リズベットを演じるルーニー・マーラが圧倒的な存在感だ。
二人が、徐々に真相に迫って行く過程は、見ていて、ぞくっとした。
舞台が冬のスウェーデンというのもいい。
物語の雰囲気に大きく作用している。
ふと、全く違う場所ながら、「ツインピークス」を思い出したりした。
街を走るクルマがボルボばっかりってのは当然として、エプソンのプリンターが大映しになったのには、びっくり。
エプソンの社長(親戚の碓井稔くん)に教えてあげたくなった(笑)。
ああ、それにしても、「映画だなあ」「映画ならではだなあ」と思いながら、映画館を出られるってのはシアワセなんだよなあ。
映画好きには、特にオススメです。