『日刊ゲンダイ』で、NHK大河ドラマ「平清盛」について、再びコメントしました。
なんだか大変なことになっているようで・・・・
NHK大河存続の危機
平清盛 視聴率たったの13.3%
平清盛 視聴率たったの13.3%
「もう、限界」――先週の放送で見切りをつけた人も多いのではないか。NHK大河ドラマ「平清盛」の第6回の平均視聴率が13・3%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)まで急落したのだ。
歴代ワースト3という低い視聴率(17・3%)でスタートした同作。第5回の16・0%から2・7ポイントの大幅下落で、2ケタ割れも現実味を帯びている。
まさか人気の海賊冒険マンガをパクったわけじゃないだろうが、北海道生まれの芸人・加藤浩次が「俺は海賊王になる」と下手な関西弁で話し、唐突に清盛の家来になるご都合主義。NHKは放送前日、流血まみれの迫力ある海戦シーンだとアピールしていたが、完全にズッコケた。
上智大教授の碓井広義氏(メディア論)がこう言う。
「日本人が想像する戦いのシーンといえば、戦国時代のそれ。今回の肉弾戦は“ただの混乱”にしか見えませんでした。
関西弁も含め、当時の様子を忠実に再現しているかもしれませんが、視聴者置き去りの演出が目立ちます。巨大な宋船を造り、大河史上最大規模の海上ロケだそうですが、作品そのものがまさかの沈没寸前では報われないでしょう」
制作側は真っ青で、早くもテコ入れ策が検討されているという。
「寝屋のシーンなど、お色気強化がウワサされています。NHKにとって大河の失敗は許されない。制作費は1本当たり約6000万円です。外部スタッフをほとんど使わないでこの水準。内部スタッフの人件費も加えれば1本当たり1億円を軽く超えます。
外部スタッフの人件費を含めて4000万~5000万円で制作する民放の倍以上はコストをかけているのです。むろん、原資はわれわれが払う受信料。だれも見ないようなドラマに大金をかけていると、『払う必要があるのか』という声が強まりかねません」(テレビ関係者)
大河50周年の節目が、ひょっとすると……。
(日刊ゲンダイ 2012.02.16)
・・・・この回で特に、「え、そうなの?」と違和感をもったのは、あの関西弁ですね(笑)。
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『日刊ゲンダイ』で、大河ドラマ「平清盛」についてコメント
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