発売中の『週刊新潮』(7月1日号)。
特集記事「サッカー・コメンテーター 絶叫W杯の熱戦凡戦」でコメントしている。
記事全体は、テレビのワールドカップ中継における解説者・コメンテーター諸氏は、ちょっとうるさ過ぎじゃないの?という内容だ。
私のコメント部分は以下のようになっている。
まずは冒頭・・・・
「民族楽器ブブゼラといえば今回のW杯の名物ですが、松木安太郎さんは、さしずめ“コメンテーター界のブブゼラ”ですね」
碓井広義・上智大学教授(メディア論)が笑う。
「試合の間中、いや試合前から鳴りっぱなしでした」
また、セルジオ越後氏に関して・・・・
先の碓井氏は言う。
「ただ、今回の彼のコメントは試合の流れについていけず、いつもワンテンポ遅れていた。現地にいるのに時差があるかのようでした。あれでは、まるで彼の独白で、それならツイッターでやって、という感じです」
テレビにはサッカー好き芸能人が何人も出てきたが・・・・
現地スタジオでキャスターを務めた矢部(浩之)は、
「憧れの中田英寿を目の前にして緊張したのか、仕切り役に徹して可もなく不可もなくでした」(碓井氏)
そして、記事の最後、まとめの部分で・・・・
「本来、W杯のようなレベルの高いコンテンツは、試合さえきちんと見せてくれれば視聴者側には何の不満もありません。にもかかわらず、香取やら中田やらを絡ませるのは、スポンサーから割増し料金を取るための方便、過剰包装に過ぎません」
碓井氏が嘆くように、コメンテーターが多すぎることだけは間違いない。
・・・・といった具合。
今日午前3時半からの日本vs.デンマークの試合を、日本テレビはどんなふうに見せてくれるのか。