遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

大阪中之島美術館 モディリアーニ展 ~オレンジ色の裸体独り占め~

2022-05-20 07:27:55 | 美術館、博物館
水曜日がたまたまお休みになったので、出かけました。

二回目の中之島美術館 モディリアーニ展

昔から馴染んでいたよねー。モディリアーニ。

改めてまとめて観たら本当にいい。



朝一で開館15分前に着いたら一番だったが、入場はおばちゃん一団に先を越された。

係員の人に「いつもこんなに空いてるんですか?」と聞くと休日は凄いらしい。

火曜日は休館日の次の日だし、金曜日は混むだろうとねらった水曜日。当たりでした。

先にモディリアーニの部屋に直行すると独り占めでした。

写真は2枚しかOKではないのでありませんが、エコールドパリの時代のいい作品も同時に鑑賞できました。

こんなシャガールを観たのは初めて


画像お借りしました。
「村のパン屋(イズバ)」という題です。色が美しい。

私が心に残ったブロンズ像
ジャック・リプシッツ 「母と子」

静岡県立美術館が持ってはるそうです。写真お借りしました。
すごくぐっときました。

モディリアーニについてやっぱりと再認識したことは
彫刻をやりたかったんだということ。
あの卵型の細長い画像はこの人の影響を受けてますよね。

ブランクーシ

「接吻」画像お借りしました。アーティゾン美術館蔵

眠れるミューズもありたましたが、どの画像もお借りすることが不可能でした。

好きです。ブランクーシ。そぎ落とした空極の形。

でもモディリアーニは当時の画商に平面に戻るように促されたようです。

もう一つのやっぱりは彼はイタリア産まれの知的ボンボンだったということです。
お母さまがモディリアーニが若い時に色々とイタリア中を旅して美術館に連れて行ったそうです。

そうやって培われたセンスが光る画像です。
残念ながら病弱でお酒や薬に溺れ、最後は結核で若くして亡くなってしまう。
破滅型人生ですね。35歳はあまりに惜しい。
もう少しで売れっ子になったのに、、、。

グレタ・ガルボの部屋に飾られていた小品。


「少女の肖像」

グレタ・ガルボが最後まで住んでいたニューヨークのマンハッタンの豪華なアパートメント。


11時前にはかなり混んでいましたが、堪能しました。


庭にはワインやビールを一杯飲みながらのんびりできる屋外カフェが出来てました。

昼食はダイビルの5階、築港製麺所の
竹玉うどん。

ここ穴場でした。
社員食堂のようなお店もお向かいにあり、凄ーくお値段控え目でした。

いい半日でした。