遊びをせんとや

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金戒光明寺 ~春期京都非公開文化財~

2022-05-08 07:13:46 | 旅行
ゴールデンウィークもあと少し

仕事をした昨日はやっぱり夕方、血圧が上がる。
薬もやめていたので、、、。
慌てて飲んでみるが、やっぱり仕事のせいか?

昨日は以前から気になっていた、京都の春期非公開文化財、所謂普通は見せないけれど春のこの時期だけね。ちょっとだけよの公開。
いつも気になっていたが、人出が多いのと、結局忙しかったのでいつも逃していたが、今回このお寺の山門の天井画とお釈迦様が気になった。
山門の上に天井画と秘仏。

金戒光明寺通称くろ谷さん。
浄土宗のお寺でありながらこの山門に祀られているのは「宝冠釈迦如来像」脇侍「普賢菩薩」「文殊菩薩」の像と
十六羅漢、天井の龍の画。

久しぶりの京都。混んでいるかと思いきや例年のゴールデンウィークにしたらすごく空いている感あり。
神宮丸太町の駅からてくてく歩く。この道は泉屋博古館に行く時によく通った道。

15分程度でくろ谷さんに着く。
何だかとてもいい気を感じる。
石段を上がっていくとすぐに山門。



このお寺は法然上人が1175年に開かれたそうだ。
山門は応仁の乱の時に焼かれて、江戸時代本当に末期に再建されている。



  

ここに山門の上部に上がると京都の街並みが見渡され、大文字、舟形、愛宕山まで一望に見える。
残念ながらここでは一切の写真撮影はNG。

この3枚はWebからお借りしました。


  

十六羅漢


実際はこんなおどろおどろしいイメージは全くなく、明るい陽光に包まれてました。
説明してくださる方がいて、宝冠釈迦如来と言って仏が悟りを開いた直後なので冠をかぶっているそうです。
もう少しで明治維新の時代、江戸幕府がなんでもいいから当時の流行りをぶっこんだような感じもして、当時は十六羅漢も色彩鮮やかだったろういからさぞやカラフルな感じだったと思います。日光東照宮に似た感じ。

御影堂にお参りし、

本尊は法然上人、奥の脇壇に何か躍動感を感じる像が、、、。
と思って近づいてみると中山文殊という獅子に乗った文殊さんが。

なんと運慶作と伝えられているそうだ。
いい物観せていただきました。

ここも撮影NGです。写真お借りしました。

三重塔に登り

その途中のお墓の中に通称アフロ地蔵

正しくは五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)という阿弥陀さんです。
厳しい修行で長い間考え続けていてこのように髪の毛が伸びたとされている。
全国に16体しかないそうです。

この金戒光明寺は幕末、松平容保の陣屋ともなり新選組とも縁の深いお寺である。
広大な敷地と本陣として市中を見渡せる絶好のロケーションがピッタリ。

お寺の山門付近でウエディングフォトを撮影しているカップルもいた。
カラっとしてすごくいいお天気でいい写真が撮れるだろうなと思う。

境内の茶店でテイクアウトのアイスコーヒーを飲みながら持ってきたパンを食べる。


庭の御池に咲いたカキツバタがきれい。


 

紅葉と青葉が同時に観られるのも一興。


 

気分が凄くリフレッシュされて元気出ました。


この山門公開は本日までです。