遊びをせんとや

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旦那の金剛山、葛城登山 

2022-05-06 07:10:44 | 日々のあれこれ
連休中盤は快晴に恵まれた。
緊急事態宣言もまんぼうもでていないゴールデンウイークは3年振りなのでどこも観光地は賑わっている。
みんなが笑顔で楽しんでいる様子はとても嬉しい。
これでこそ健全な社会だと心底思う。

我が家は私が家でランチ会を催す時は旦那は絶対外へ出かけて行く。

今回は連休の一日、晴天に恵まれていたら、金剛山、葛城山に登ろうと計画を立てていた。

早々とラインで金剛山の頂上の様子が送られてくる。


美しい青空に新緑も映えて素晴らしい。

続いて葛城山頂。


金剛山、葛城山は大昔、よく2月の耐寒登山で行ったものだ。

このよく整備された葛城山の山頂で事は起こった。

旦那は昔から人があまり歩かないところへ登山というかトレッキングに行ってえらい目に合っている。

子供がまだいない時に昔の地図だけで比良山系に登り、軽装で水場が枯れてホウホウの体で下山し、
丸一日おしっこが出なかった。

子供が小さい時は須磨に海水浴に連れて行き、溺れそうになり小学生の息子の浮き輪に助けられた。

信州の山では霧に阻まれ、道を見失いそうになり、その時も息子と一緒だったから何とかなった。
その時は山小屋から「まだ着いてないんですけれど。」と電話があり、気が卒倒しそうになった。

近年はこのブログにも書いたが、台風の倒木で道が解らなくなっていて、奇特にもボランティアで道を整備されている方に出会い
事無きを得た。

というわけで幾度も山行きの場合、必ずポピュラーな人の行く道を行けと私をはじめ家族にも言われている。
が、今回もきっちりやらかした。葛城山の頂上で弘川寺へ降りるべくの道を地図を広げて確認していると、強風にあおられて地図が道の下の生垣の中に落ちたそうだ。とうてい取りには行けない場所だったらしい。困っているとどこからともなく30代の男性が取ってきてくれたらしい。きっとその地図が無くても旦那は弘川寺へ降りたと思う。

というわけで今回も何とか危機を乗り切り(そんな大したことないが、ありがたい)弘川寺へたどり着いた。


ここは西行が最後に庵を結び、亡くなったお寺である。


私の大好きな西行の句碑。

願わくば花の下にて 春死なん そのきさらぎの望月の頃

ほんまに懲りない旦那である。