会場が諸般の都合で狭くなり、いつまで続けられるか・・・と職員が呟いていました。そんなことを見たり聞いたりしているうちに、決算委員会でのやり取りを思い出してしまいました。
ご報告します。
東村山駅東口からスポーツセンターまで開通した立派な道路ご存知ですか?10数年かかって、100億円近いお金が投入された道路です。10数年かかってなおスポーツセンターで行き止まりといってもいいくらいの道です。3・4・27号線といいます。
先の決算委員会で、公明党の女性議員が
「あの、3・4・27号線は他にどんなことに使うのでしょうか?」
と質問しました。
多分所管の顔を見ると言っている事を理解して貰っていないと思ったのでしょう。さらに、
「道路意外に使わないのでしょうかね~」と継ぎ足しました。
傍聴席にいた市民が、
「道路は道路としてしか使わないのか」という質問に
「それ以外に使い道あるの?」とささやき声で言っていました。
まあ、何度か同じようなやりとりが続き、業を煮やした議員席から、
「オメ~なに言ってんだ!」とヤジも飛び、「馬鹿じゃないの!」の声も・・・
どうも、産業祭りなどのイベント会場に使ってはどうだと積極的な提案をしたかったらしいのです。
所管は
「警察と相談して・・・」と答えていたように思うのですが、100億円もかけてできた道路なので、行き止まり状態を知っている与党としては、道路以外の目的に使って、建設した意義をアピールしたかったのでしょうかね~
税金の使い道の成否を審議すべき決算委員会でするべき質問なのか、他に聴くべきことを持っていなかったのか、
こんな審査で、2005(H17)年度決算を認定できる与党って、いったい何の役割を果たしているのでしょうか?
市民の皆さん、これって容認できますか?
イベント会場に困って、助け舟を出した与党の報告でした。