生ゴミの堆肥化が絶えず話題になります

2009-09-17 09:28:04 | Weblog
我が東村山市議会では 生ゴミの堆肥化問題を多くの議員がよく取り上げます。
今議会でも 一般質問や 今開かれている決算特別委員会で質疑が行われました。

というのは、我が東村山市は、1998年に 市民とともに作った
ゴミを限りなく減らすプランで 生ゴミの堆肥化促進をすすめ
ゴミゼロを目指すとしていたからです。

行政と市民が協力し 
市営住宅や民間企業の大規模社宅、小学校給食残菜など
大型機械による生ゴミ堆肥化実験が意欲的に取り組まれました。

私が議員になりたてのころ
全国からこのプランの先進性を認め、視察が相次いだものでした。

しかし いざ本格実施という段階で さまざまな困難を理由に
今 生ゴミの堆肥化方針は 大きく後退しています。
東村山市はやめたわけではないというものの
市民に対して、堆肥化の方法とどうやって循環型の社会を作るかの提示がなされないために
市民の積極的な参加も得られないという状況です。

いま、各地域で循環型地域への取り組みが行われています。
先日の赤旗に 滋賀県甲賀市の取り組みが紹介されていました。
合併した前の水口町という自治体で実施していたものを
甲賀市として取り組むことになったというものです。

また、10年前に日本共産党東村山市議団で視察を行った
山形県長井市は、都市部の生ゴミを集団回収し
家畜の糞尿とあわせ、立派な堆肥を作り
農家で利用し 土地を肥やす
作物を 地域住民が購入して食膳に載せる
レインボープラン が 今もさらに大きく発展しているようです。

昨日の 変えよう議会・佐藤議員は 
 農業を所管する部署と生ゴミの堆肥化を実行する所管の意見の交流は行われたか
と、質していましたが
まさに 全庁上げて 循環型社会への取り組みを行うべきときではないのかな~と思います。

生ゴミ堆肥化も 一人ではできないが みんなで取り組めば何とかなるということもあるのではないだろうか
私も さらに調査研究をしてみたいと考える