この畑のある風景残すためがんばれー農業者クラブの視察研修会で

2010-05-29 13:08:52 | 東村山市の政治、議会
昨日28日、東村山市農業者クラブの管内視察研修会の参加させて頂きました。
私が参加したのは 今年で3回目
今回は、私の活動地域でもある野口町の圃場や果樹園の見学でした。
多くの議員も参加し、総勢67名。自転車で移動するさまは壮観!!

写真の花は、キウイフルーツの花
結構大きな花が咲くのでビックリ!

受粉作業が行われているそうですが
雄木に咲く雄花から花粉を取り(1~2日掛かる)
小さな器具で、雌花に吹き付け果実を付けさせる。
聞いていて大変な仕事だと痛感。
収量は約1トンだそうです。

下の写真は都の「魅力ある都市農業育成事業」の補助を受けてハウスを作ったそうですが、そのハウスの前に設置されている看板です。
上記ハウスの中で、キュウリやトマトが栽培されていました。
すでに大きな実をつけているトマト、
ハウスの中に入らせてもらいましたが、トマトのにおいが漂ってきました。
嫌いな人もいるけれど、トマトはあのにおいが無くっちゃ




下の写真はひろ~い真野さんの圃場です。
畑の向こうは八国山の稜線、その手前に、西武の黄色い電車
一幅の絵のような風景です。
一緒に参加していた農家の方が
「議員さんよ、この農業風景を残すためにがんばってくれなくちゃ」
とおっしゃいました。
「そうですよね、問題は相続税ですよね!」
と」申し上げると、
「それもあるけど、例えば道路を作っても農業用道路の指定をすればいいんだよ」
「そうすれば家が建たない・・・」といわれたのです。
今のところ、正確には理解できていません。
でも、同じ農業を営む方々が、広い間野さんの畑を見て
こういう農業風景を残すために取り組めとおっしゃったことに感銘を受けました。


まだまだ東村山市内には たくさんの畑があり
果樹や野菜の多品目栽培が行われ、市民の食卓を賄っています。
この市内農産物の直売の恩恵にあずかれない市民のためのとりくみも必要だと改めて思いました。

毎年、その畑の持ち主がどんな思いで作物を作っているかを勉強させていただく貴重な機会を作ってもらって感謝に耐えません。