日本共産党東村山市議団の行っているアンケート調査に、
「東村山駅西口のエスカレーターになぜ屋根がつかないの?」
「何時つくの?」と言う声が少なくない方々から寄せられています。
現状を報告します。
すでに工事は発注済みで、現在は工場で屋根を作っており、現場での組み立てのための準備をしているそうです。
なぜ屋根が付かなかったの?
そもそも西口のこの施設は『道路』に当たります。
基本的に、道路に建築物を作る事はできません。
特別な許可を得て作ることが出来ます。
この場合の許可要件は住民の利便性に供するかです。
再開発計画時請け負った事業者が、東京都の建築確認の許可を得られるよう説明すべきでした。
しかし、当時、西武鉄道が住民の8年にも及ぶ運動の結果、西口の階段にエスカレーターが設置されており、エレベーターも付いていました。
この施設を新たに設置する必要性を認めてもらえなかったのです。
それで、階段とエスカレーターに屋根が付きませんでした。
完成時まで、このことは、議会にも市民にも知らされませんでした。
私は、一般市民の使用が始まった当日、屋根が付いていないことに気が付き、そこにいた職員になぜかと聞きましたが、「なぜでしょうね」と言う答え。
その後、住民のみなさんの要望を受けこの問題を質しました。
そして、上記のような事情が明らかになったのです。
その後、東村山市は改めて、通行量の調査を行い、やっと都の建築許可を得て、今年度建設に至っています。
去年2月、雪で階段とエスカレーターの使用が一時的に出来なくなり、市民のみなさんに大変ご不便をおかけしました。一日も早く、屋根が付くよう努力して貰いたいと思います。