市内本町に、長年の願いであった保育園が、この四月の開園に向けて着々と建設されています。
社会福祉法人村山園が開設するもので、富士見町のつぼみ保育園やふじみ保育園の姉妹園です。定員は120名。
10年遅れた保育園の新設
日本共産党は、都内有数の待機児がいる当市で、保育園の建設や誘致は緊急の課題だとその対策を求めてきました。
そもそも、本町保育園は都営住宅建替えに伴い市の第9保育園として計画されていました。しかし、これ以上都営住宅はいらないと当時の自民党が都に要請。その結果保育園建設も10年近く遅れました。
今後青葉町の都有地に広島の社会福祉法人三篠(みささ)会が保育園を設置。全生園に厚生労働省が民間保育園の誘致を進めます。来年四月開設予定です。3園の定員は合せて300人余です。
保育園に入りたい子を預かる責任は自治体にある
共産党市議団のアンケートには、「働きたいのに保育園に入れないから働けない」「保育園への入所が必要だから申し込むのにポイントで必要度を計るのはやめてほしい」という要望も寄せられています。
児童福祉法は保育に欠ける児童を自治体が保育する責任を定めています。保育所の入所を決める『ポイント』は、保育園不足の責任を、保護者に押し付けるものです。
去年、保育園に入れなかった子どもの保護者が、保育園を作ってと市長に署名を渡しました。自分たちで駅前やスーパー前で集めた署名です。市長さんはあまりいい返事くれなかったそうですが、“子育てするなら東村山”の標語が泣きます。
私は、市民と共に保育園増設をめざしさらにがんばります。