ロンドンデリーエア

2012-11-04 00:29:03 | 日々
車の 運転をしていて つい口の端に登る曲があります。
最近は、なぜだかロンドンデリーエア(ロンドンデリーの歌)です。

市役所に 車で通勤途中
空堀川から 鳥が飛び立つのを見るからでしょうか

この曲は イギリスのスコットランド地方の民謡 です。
このロンドンデリーの歌 は
歌詞が一つでは無く
私が 持っている歌曲集の歌詞は
私が全く知らない歌詞でした。

そこで うろ覚えの 私が知っている歌詞を
インターネットで検索しました。
それが 以下の歌詞です。

戦前、津川主一氏が 日本語の歌詞をつけました。
原曲の歌詞をそのまま訳したのか否かはわかりませんが
朗々と歌うことが出来て大好きな歌詞です。
私は この歌詞で覚えているので
しっくりきます。

インターネットで調べたとき
かのアンネ・フランクの隠れ家にも
この曲を歌っている当時の女性歌手のポスターが貼ってあったとか

イギリスの色々な歌手が謳っているようですし
かの有名なエルビスプレスリーも謳っていたそうですよ
もちろん英語でしょうから
歌詞は違うのですが・・・

ロンドンデリーのうた

わが児よ いとしのなれを
父君の 形見とし
心して 慈しみつ
今日まで 育て上げぬ
ふるき家を すだちして
今はた なれはいずこ
よわき 母の影さえも
雄々しきなれには見えず

 はてしもなき 彼の路の
 あなたに なれはゆきぬ
 むなしき わが家を見れば
 亡き父君 おもわる
 足もとの 草むらより
 立つは さえずる雲雀
 ああ 我も 強く立ちて
 わが家の 誉れを守らん

なんででしょうか
立身出世 と言うより わが児が 自分の足で歩きだした
私も 自分の足で立とう と言う
母親の子育てを終えた その後の人生への踏み出しを謳っている所
母親の 誇り高き 人生への矜持を謳っている気がするのです。

独りよがりかもしれませんが・・・

ソプラノの美しい
澄んだ声で歌ってほしい1曲です。