認可保育園の増設を求める陳情を自民、公明が不採択に

2014-09-12 11:13:31 | 東村山市の政治、議会
9月9日の厚生委員会では、
認可保育園の増設を求める陳情が、
自民、公明の反対で不採択となりました。

反対の理由は、「社会福祉法人となっているから。(株式会社を排除するのは)公平性が担保できない」というもの。
また、来年度に向けて小規模保育園3園、つばさ保育園の増築による定員増で、
待機児対策が準備されているからというもの。

しかし、来年度への待機児対策は、
97人分の保育園のキャパを確保しようとするもので、
認可保育園の増設ではありません。

今年も保育園には入れなかった保護者は、
施設整備が充実している認可保育園に入りたいと願っており、
市民の陳情は多くの保護者の願いです。

また、全国的に株式会社立の保育園も多くなっていますが、
本業の業績悪化によっては簡単に保育園事業から撤退することは考えられることで、
社会福祉法人立を願うことも当然のことだと思います。

子育てを応援するに、
保護者が安心できる体制の確保に心を砕き、
行政に要求するのが議会の役割だと思うのですが、
不採択としたことは大変残念です。