東村山市職員又も不祥事 個人情報に違法にアクセスし閲覧

2012-10-19 13:41:46 | 東村山市の政治、議会
東村山市の職員(再任用)が、住民基本台帳システムで個人情報にアクセスし、4人の住民の個人情報を閲覧していたことがわかったと読売新聞が報じた。

憤りを感じる

記事によれば
この違法行為は、2月から7月にかけて行われ、
その情報に基づいて、特定された個人の自宅周辺をうろついていた。
この自宅周辺を探られた住民が、7月に、
「自分の住民票が誰かに見られているのでは」
と、職員の個人名を上げて市に聞いた。
市が職員に問いただし、ことが判明したというものである。

なぜ、何のために、そんなことをしたのか
解明したのだろうか?

記事には、市は職員を17日に戒告処分とし、当の職員は辞職したとある。

戒告処分? 辞書で引いてみた。
『戒(いまし)め言い渡すこと』 とある

「そんなことをしてはいけない」とでも言い渡すことであろうか
条例に拠れば、書面を交付することになっている。

市民感情に照らして、戒めを言い渡すことは
 温(ぬる)い としか言いようがない。

個人情報保護の規定は人権を守ることと同義である。
それを公務員たる職員が犯したのであるから、辞めさせるくらいの重さではないだろうか?

この間、職員の不祥事が多すぎる

今回のこの不祥事、今日まで全く知らなかった。
たまたま庁舎内を歩いていて、『記者会見場』 との張り紙を見つけ、
ある部長に「なんで?」 と聞き、読売新聞の記事を見せてもらった。
私は、その記事を見て初めて重大な事件が起きた事を知った。

7月には判明していた事件である。
9月議会は 10月3日まで行っていた。
なぜ、議会には知らせがなかったのであろう。

再任用職員といえども、市民の公僕として働いていることに変りはない。
職員は何をやっているんだ
住民の個人情報を勝手に盗み見ていいわけがないだろう
と、全ての職員が十羽一絡げに批判をされても言い訳ができない出来事である。

先の盗撮問題も含め、公務員の何たるかを あらためて教育しなおすことが求められている。

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