昨日と今日、柏崎市へいってきました。
姉妹都市柏崎市とは、市議会同士も交流を続けています。
今年は、東村山市議会が訪問する年で、私は初めての参加です。
今回のテーマは、議会改革問題で、互いの議会の改革の現状など研修を行いました。
議会改革では、柏崎市議会は先を行っています。
まもなく通年議会を実施するべく準備を始めているようです。
まず全体会で、互いの議会改革の現状を報告しあった後
3つの分科会で議論をしました。
第1分科会は、「市民と議会」がテーマ、インターネット中継や議会報告会、公聴・市民アンケートなどについて話し合い
第2分科会は、「議会運営」をテーマに、委員間討議、反問権の導入、通年議会、決算委員会についてなどで話し合い
第3分科会は、「議会基本条例、災害時議会対応」がテーマ、議会基本条例制定、倫理条例、災害時・緊急時の議会対応についての話し合い
私は、第2分科会の座長を柏崎の矢部議員と務めました。
★委員間討議とは、
議案審査などで、当局との質疑応答のみではなく、議員間で議論し、市民の立場で本当にこの議案を原案可決してよいかを十分に議論をするということです。
柏崎市議会は既に実施していました。
当局との質疑の後、議員間で自由討議をし、改めて当局に質す場面もあり、その後議案に対する各議員会派の賛否の表明をするということでした。
市民への説明責任を果たす上では重要なことです。
「議案審議に質問時間の制限は無いのですか?」と聞いたところ、
当たり前でしょうという顔で、「もちろん」という答え、
東村山市は時間制限がある と言うと
「そこから変えなくちゃね!」といわれてしまいました。
全くその通りです。
議会は、議論によって変る「生もの」だとの明言もあり、
生きた議会にするべく、議員が努力するべきとお互いに確認しました。
★反問権 とは
市長側、当局に議員に対する質問を許すということですが、議会基本条例を制定している議会でも実施しているのは少ないようです。
それは、市長と議会では持っている情報量やスタッフの数も違いすぎるからです。
私が調査した佐賀市議会での、議会側の思い違いを市長部局が正していたことや、議会側の質問の意図を問い直すことが行われている様子を紹介し、そうした反問権はありかなと思ったと伝えると、
つまり、反問権と反論権を区別する必要があると、指摘があり、互いに確認しあいました。
今後、これを互いの議会で導入するか否か考えるわけですが
その際の判断基準となるでしょうか?
★通年議会 とは
現状年4回の定例議会が開かれ、急ぎの議案があるときに臨時会となるのですが、
会期を一年、1月~12月、または5月~4月ときめ
その間、定例の4回の議会を中心に、必要なときに改めて召集いなくてもいつでも本会議を開けるというものです。
緊急事態に備えることができるメリットがあり、
また、市長の専決処分を廃止、全てのことに議会の目が届くことになります。
しかし、災害時などの緊急事態にいつも議会の議論を先にやってというのでは困るなどの市長側の抵抗もあると、柏崎議会の弁。
でも、実施するべく、詰めた議論をしているそうです。
それは、市民目線に立ったとき、本当に必要なことだと思うから というのが理由でした。
★決算委員会のあり方では、時間がなくなり、互いの委員会の様子を紹介したのみでした。
柏崎市は、議長を除く全員が委員となり、
1部=一般会計
2部=特別会計
3部=公営企業会計
に分かれて議論をするとか
柏崎市は、水道事業も市が行っており、公営企業会計が幾つもあるようでした。
東村山市は、正副議長を除く議員の半分が委員となり
一般会計と4つの特別会計を4日間で議論をするというと
ビックリしていました。
また、この時間制限についても、驚かれてしまいました。
90分の議論でしたが、
お互いに遠慮なく、積極的に質問をし合い、答え合って、
とても勉強になった討論でした。
柏崎市は、全ての会派が議会運営委員会に参加し、
全会一致で議会運営に当たるそうです。
柏崎市議会の議会改革は、長年積み上げてきた改革です。
市民の代表として、議会が何をすべきか、どう変るべきかを絶えず考えた上で、改革がなされているということがよく分かった訪問交流でした。
私自身にとってはとても有意義な議論でした。
参加した当東村山市議会の皆さん、
柏崎市議会の皆さん 大変お疲れ様でした。
30日に、東村山市議会議会基本条例制定特別委員会が開催されます。
姉妹都市柏崎市とは、市議会同士も交流を続けています。
今年は、東村山市議会が訪問する年で、私は初めての参加です。
今回のテーマは、議会改革問題で、互いの議会の改革の現状など研修を行いました。
議会改革では、柏崎市議会は先を行っています。
まもなく通年議会を実施するべく準備を始めているようです。
まず全体会で、互いの議会改革の現状を報告しあった後
3つの分科会で議論をしました。
第1分科会は、「市民と議会」がテーマ、インターネット中継や議会報告会、公聴・市民アンケートなどについて話し合い
第2分科会は、「議会運営」をテーマに、委員間討議、反問権の導入、通年議会、決算委員会についてなどで話し合い
第3分科会は、「議会基本条例、災害時議会対応」がテーマ、議会基本条例制定、倫理条例、災害時・緊急時の議会対応についての話し合い
私は、第2分科会の座長を柏崎の矢部議員と務めました。
★委員間討議とは、
議案審査などで、当局との質疑応答のみではなく、議員間で議論し、市民の立場で本当にこの議案を原案可決してよいかを十分に議論をするということです。
柏崎市議会は既に実施していました。
当局との質疑の後、議員間で自由討議をし、改めて当局に質す場面もあり、その後議案に対する各議員会派の賛否の表明をするということでした。
市民への説明責任を果たす上では重要なことです。
「議案審議に質問時間の制限は無いのですか?」と聞いたところ、
当たり前でしょうという顔で、「もちろん」という答え、
東村山市は時間制限がある と言うと
「そこから変えなくちゃね!」といわれてしまいました。
全くその通りです。
議会は、議論によって変る「生もの」だとの明言もあり、
生きた議会にするべく、議員が努力するべきとお互いに確認しました。
★反問権 とは
市長側、当局に議員に対する質問を許すということですが、議会基本条例を制定している議会でも実施しているのは少ないようです。
それは、市長と議会では持っている情報量やスタッフの数も違いすぎるからです。
私が調査した佐賀市議会での、議会側の思い違いを市長部局が正していたことや、議会側の質問の意図を問い直すことが行われている様子を紹介し、そうした反問権はありかなと思ったと伝えると、
つまり、反問権と反論権を区別する必要があると、指摘があり、互いに確認しあいました。
今後、これを互いの議会で導入するか否か考えるわけですが
その際の判断基準となるでしょうか?
★通年議会 とは
現状年4回の定例議会が開かれ、急ぎの議案があるときに臨時会となるのですが、
会期を一年、1月~12月、または5月~4月ときめ
その間、定例の4回の議会を中心に、必要なときに改めて召集いなくてもいつでも本会議を開けるというものです。
緊急事態に備えることができるメリットがあり、
また、市長の専決処分を廃止、全てのことに議会の目が届くことになります。
しかし、災害時などの緊急事態にいつも議会の議論を先にやってというのでは困るなどの市長側の抵抗もあると、柏崎議会の弁。
でも、実施するべく、詰めた議論をしているそうです。
それは、市民目線に立ったとき、本当に必要なことだと思うから というのが理由でした。
★決算委員会のあり方では、時間がなくなり、互いの委員会の様子を紹介したのみでした。
柏崎市は、議長を除く全員が委員となり、
1部=一般会計
2部=特別会計
3部=公営企業会計
に分かれて議論をするとか
柏崎市は、水道事業も市が行っており、公営企業会計が幾つもあるようでした。
東村山市は、正副議長を除く議員の半分が委員となり
一般会計と4つの特別会計を4日間で議論をするというと
ビックリしていました。
また、この時間制限についても、驚かれてしまいました。
90分の議論でしたが、
お互いに遠慮なく、積極的に質問をし合い、答え合って、
とても勉強になった討論でした。
柏崎市は、全ての会派が議会運営委員会に参加し、
全会一致で議会運営に当たるそうです。
柏崎市議会の議会改革は、長年積み上げてきた改革です。
市民の代表として、議会が何をすべきか、どう変るべきかを絶えず考えた上で、改革がなされているということがよく分かった訪問交流でした。
私自身にとってはとても有意義な議論でした。
参加した当東村山市議会の皆さん、
柏崎市議会の皆さん 大変お疲れ様でした。
30日に、東村山市議会議会基本条例制定特別委員会が開催されます。