あきれ果てた行政の怠慢=箱物建設先にありき!!

2011-09-21 14:47:11 | 秋水園リサイクルセンター
昨日20日の決算特別委員会
本当にあきれ果ててしまった。

私は 清掃費の質疑で 昨年度のリサイクルセンター問題特別委員会で議論された中味が、所管においてどれだけ真剣に検討されたのか質した。

大きな、高額のリサイクルセンターを作るに当たり
できるだけその中で取り扱うゴミの種類を民間に任せるなどで減らし、
収集量を減らすための取り組みも本気でして
できるだけ小さな建物にし、市民の税金を節約する

これが、昨年度リサイクルセンター計画を議論した
市民検討会議の、
議会特別委員会のコンセプトだったはず!

昨日の議会で そんなこと議会が勝手に言っていた事だと言わんばかりの答弁が続いた。

まず、私の質疑から
★ビンの収集問題
①なぜ「生きびん(ビール瓶など)」を扱うか?
答弁=ビール瓶は100%回収ルートがある。
   8年使われる。ビール瓶だけを扱う。

福田の解説=ビール瓶は酒販売店からメーカーに返却するルートこそ確立させるべき。量販店が安くで売って、ビンの引き取りもせず、行政に税金で後始末をつけさせるルートは残しておくべきではない。

②リサイクルセンター建設時、ビンの収集処理は全て民間にすると聞く。それを今後も進めるべき。
答弁=容器包装リサイクル協会に引き渡せば色によって拠出金を受け取ることが出来るから、東村山市が取り扱う。

福田の解説=施設を作って、ビンのストックヤードを広くつくる建設コスト、それを選別する人件費コストをトータルで考えてなおどっちが得か試算をするべきでは?でもしていない。怠慢としか言いようがない。

★ペットボトルの収集問題
(民間に委託したら900万余計にお金がかかると所管が試算したことについて)
①販売店へのお返し大作戦を取り組むことと、収集委託の関係も試算したか?その数字は?
答弁=日野市のお返し大作戦とは、東村山市の事情が違うから試算してない。

②収集量の減少による委託費の削減と大きな箱を作って、ランニング経費を投入し続ける比較試算はしたか?
答弁=量の減少著しいとは思えない。

③(事業者委託はペットボトルの収集も有料となるとの所管の言い分について)
事業者に委託しても、有料にならない方法は特別委員会で提示した。どの程度検討したか?
答弁=ペットボトルの無料の袋にプラも一緒に入れるからダメ、確実に選別できない。

福田の解説=日野市を理由に試算していないなど全くでたらめな答弁。
ペットボトルは東村山市内でもスーパーなどが回収している。その店舗へのお返し大作戦を市民にお願いして行政回収量を減らすこと、どうしても出てくるものはすべて民間に委託すれば、リサイクルセンターはさらに小さくて済むはず。
また、あらゆる角度で、考えられる限りの試算を縦横に行い、それでもリサイクルセンターを作った方が効率的なのかを検討して初めて、市民に説明責任を果たすことになる。なのに、何も試算はしていない。これを怠慢と言わずしてなんという。


こんないい加減なやり方で 建設を進めようとしているのがリサイクルセンターである。
秋津町の皆さんへの迷惑施設が、また大きくなろうとしているのである。

矢野議員への質疑はもっとひどかった。次回を参照あれ


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