私は 数年前長崎の原水爆禁止世界大会に参加した折
空港で 永遠の0 を購入
読んで大変感動をした。
この作者は 戦争に反対の立場の人であろう
特攻隊のひどさを伝えたかったのだろうと
しかし、この著者が NHKにかかわることになって
その言動を知り
決して特攻のひどさを伝えたいわけではなかったんだ
と知りました。
読んで感動し、共感した自分の読解力のなさを嘆き
腹立たしい思いを持ち続けてきました。
それを晴らしてくれたのが
9月9日の 東京新聞夕刊に掲載された
文芸評論家の加藤典洋氏の「大波小波」に反論と題する1文でした。
たまたま目にした文書であったが
加藤氏が私の胸の奥の腹立たしさを解明してくれた気がしてとてもうれしくなり
我が意を得たりの思いがした。
この文書は、東京新聞の記者が
加藤氏が 永遠の0 を反戦的な感動の物語であると書評していると
誤って理解し、それを「大波小波」で公表したのを正した文書です。
加藤氏は、
自分のものでないイデオロギーまでを作品用に仮構して読者を「感動させる」ための道具とする新しい種類の作家たちが表れてきており
件の作家はそうした一人だと
位置付けておられました。
本当に納得しました。
今、件の作家の著書が書店にたくさん並んでいますが
私は2度と手に取る気にはなりません。
空港で 永遠の0 を購入
読んで大変感動をした。
この作者は 戦争に反対の立場の人であろう
特攻隊のひどさを伝えたかったのだろうと
しかし、この著者が NHKにかかわることになって
その言動を知り
決して特攻のひどさを伝えたいわけではなかったんだ
と知りました。
読んで感動し、共感した自分の読解力のなさを嘆き
腹立たしい思いを持ち続けてきました。
それを晴らしてくれたのが
9月9日の 東京新聞夕刊に掲載された
文芸評論家の加藤典洋氏の「大波小波」に反論と題する1文でした。
たまたま目にした文書であったが
加藤氏が私の胸の奥の腹立たしさを解明してくれた気がしてとてもうれしくなり
我が意を得たりの思いがした。
この文書は、東京新聞の記者が
加藤氏が 永遠の0 を反戦的な感動の物語であると書評していると
誤って理解し、それを「大波小波」で公表したのを正した文書です。
加藤氏は、
自分のものでないイデオロギーまでを作品用に仮構して読者を「感動させる」ための道具とする新しい種類の作家たちが表れてきており
件の作家はそうした一人だと
位置付けておられました。
本当に納得しました。
今、件の作家の著書が書店にたくさん並んでいますが
私は2度と手に取る気にはなりません。