線路はまるで廃線のようにぷっつりと無くなっていました

2011-07-07 20:46:00 | 災害について
線路が地震と津波で無くなった場所をみました。
石巻市矢本地内です。
ボランティアセンターから宿に帰る途中にあります。
車でその痕跡を見つけ近くまで降りてみました。

線路が切れている踏切の名称が記されています。

線路がぷっつり切れています。これは初めからなかったのではないか。つまり廃線された後ではないかと思うほどきっぱりと切れていました。


鉄路を支えていた電柱も倒れ、電線も田んぼの中に垂れ下がっていました。
青い空の元 その深刻さを痛感したのは 今日JR代行車と書いたバスを見てからです。
確かにこの線・仙石線は、高校生や通勤者や買い物に出る高齢者の足を保証していました。駅前でバスを待つ高校生の姿を見て、実感しました。

そして、昨日、ブロック塀の撤去をしたお宅の近所を昼食休憩中に歩いていたら、錆ついた線路を見つけました。踏切の遮断機もなく、廃線の線路が残っているのかと、ボランティア先の奥さんに尋ねると、「仙石線です。ついこの間まで走っていたのよ」とおっしゃいました。

『鉄路は続く』 とは国鉄が民営化され差別を受けた労働者の心意気を表した言葉ですが、鉄路は続いていたんです。はやくつなげてほしいと願いました。

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