アメリカの基地は女性の人権より、国民の命より重要なのか

2012-10-18 12:11:19 | 平和
沖縄でまた 女性の人権が 米兵によって踏みにじられた

テレビや新聞など マスコミは
憤りを感じたかのような報道をしている。

かのような とは

その報道の後に、いつも
「いつまでも沖縄だけにこんな思いを押し付けていいのか」
とのコメントが付くからである。

それはつまり、
日本のほかの地域にもって行けばよいといっているのと同じである。

しかし、米軍基地はどこに持って行こうと
その地域が犯罪の被害者になることは同じである。

この事件や、これまでの米軍犯罪被害者の怒りを
本当に 自分たちのものと受け止め
真実を報道し、社会を写す公器としての自覚と誇りを持つなら
日本のマスコミ界は
挙げて、米軍基地の日本からの撤去
日米安保条約の廃棄
を主張すべきである。

しかし、原発問題でもそうであるが
日本の歴代政府と同様
どうも、アメリカと財界には腰が引けて物をいえないというところであろう。

女性に対する蔑視と
沖縄の人々に対する蔑視と
占領軍であるというおごりが
沖縄や米軍基地のある地域での犯罪がなくならない温床だ。

防衛大臣も、政府も 一応
米大使館に抗議をしたが
抗議でこうした犯罪がなくなるなら
これまでに なくなっていなければならない

国民の人権がこんなに踏みつけにされてもなお
米軍基地はもう出て行って といえない
安保条約は廃止しましょう といえない

歴代政府と、現政府は
やっぱり 国民の命よりも
アメリカとの関係を重視することを選択しているらしい

一番許せないのは
口先だけでけりをつけてきた米政府と
こうした状況を作り出している
日本の政府である。

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