飛び込みの見学者にモデルをお願いしました
福岡の「ももち文化センター」で行なわれている、「舞踊と振袖の着付け特別専門講座」夜の部では、今日二人目の見学者がお見えになりました。
ちょうどこの時は、「江戸時代の茶屋などで、お仕事をしている娘姿」の着付けをお勉強している時で、見学者の方にモデルを経験して頂きました。
「黒繻子衿のきもの」に「ヤの字の帯結び」、「タスキ掛け」に「赤の蹴出し(けだし)」と「前掛け」を着付けます。
モデルを引き受けて頂いた見学者の方も、興味深く楽しんで頂きました。
着付けを学んだのは、大手の貸衣裳の着付けの専門家、 M さんで、ひとつひとつ確認しながら学んでいらっしゃいました。
21日(木)は、10時~、13時30分~、18時30分~の3回、ともに「ももち文化センター」4階の和室で開催されます。
当日の見学は自由です。遠慮なくお越し下さいませ。
お問合せは、090-4489-9745 市来まで
後見のバランスがむつかしくて!
20日は、「ももち文化センター」の「舞踊と振袖の着付け特別専門講座」の第一日目でした。
いつもは、花嫁の着付けを専門にしている A さんが見学にお越しになりました。
近く行われる「舞踊の会の着付け」を任されていて、インターネットで「きつけ塾いちき」を知り、お問い合わせをいただいたのです。
学びたい内容は、「両角の後見結び」。
「何度結んでみてもバランスが悪く、どうしたらいいか困っている。」とのこと。
講座では A さんのために実際に後見のバランスの取り方などをお見せして、ご本人にも結んでもらってお勉強してもらいました。
カメラ、ビデオの撮影が出来ることにも驚かれていましたが、さっそく携帯で撮影されていました。
講座へも入学していただき、引き続き明日もお見えになる予定です。
下の写真は後見の着付けを撮影する受講生。
「舞踊と振袖の着付け講座」➠その内容は?
今回に限らず、毎月一回の講座の内容は、いろいろあります。
例えば「日本舞踊の着付け」の講座では、
●はしょりの着付け(一般の着付けとは基本的に違う、舞踊独特の着付けを学びます。)
●裾引きの着付け(舞妓・芸妓の着付けから御殿物と言われる着付けまで、裾引きもさまざまです。)
●股旅ものの着付け(時代物の着付けでも独特で、やっぱり決まりがあります。)
●町娘の着付け(江戸時代の娘の着付けでも、身分や仕事で違いがあります。)
●着流しの着付け(男の着付けですが、角帯の位置や、演目によっても着方が違います。)
●羽織袴、裃(かみしも)の着付け(江戸時代の侍の身分や演目によって、細かい部分が違ってきます。)
●前割れ後見の着付け(祝儀舞いや、後見さんの着付けで、流派によって帯結びが違います。)
これは着付けのあれこれですが、これにさまざまな帯結びが入ってきます。
しかもすべてを、時代考証に基づいて学んでいきます。
その他、カリキュラムには無いものに、連獅子などの「大口袴の着付け」、早変わりなどで着せる「被せの着付け」や「ぶっ返りの着付け」は、最後に舞台裏の現場で学ぶわけです。
いかがですか。面白いと思いませんか。
明日から三日間、「ももち文化センター」と、「KMMビル」でお待ちしています。
赤姫を着付ける衣裳方。
「ももち文化センター」と小倉「KMMビル」で七教室
「きつけ塾いちき」主催の「舞踊と振袖の着付け特別専門講座」が20日(水)から三日間行われます。
早良区の「ももち文化センター」では20日(水)の午後2時から21日(木)まで二日間、5講座。
小倉駅新幹線口の「KMMビル」では、22日(金)午前、午後の2講座です。
講座への見学は大歓迎です
講座の見学は自由です。入学されなくても何ら遠慮される必要はありません。
カメラやビデオの持ち込みも自由です。遠慮なくお問合せ下さませ。
「舞踊と振袖の着付け特別専門講座」とはどんなものかをのぞきにおいで下さいませ。
御問合せ先は、090-4489-9745 いちき まで
いよいよ今週は、「舞踊と振袖の着付け専門特別講座」。
福岡の早良区にある「ももち文化センター」と、小倉駅新幹線口の「KMMビル」で行なわれる予定です。
熊本地震の被災地は、言葉に尽くせない大変な状態で、私どもの講座で学んでいらっしゃる熊本の M さんが気がかりでした。
しかしその後、彼女との連絡がとれ、現在は実家に避難されています。
必要なものはないのかなど、お聞きしていますが、現在はお元気な様子です。
その他、着付けなどの関係者の皆さまも安否がつかめホッとしています。
九州で、これほど多数の犠牲者が出るなどは思ってもみないことです。
今後は、それぞれが何らかの支援をしていくように、受講生の皆さまにも呼び掛けて行く予定です。
実は、4月度の講座については、今回に限って、受講生の皆さまにお電話などでご相談申し上げ、ほとんどの皆さまが参加されるとのことで、講座を開くことになりました。
日程は以下のとおりです。
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裾引きに、立ち姿も艶やかに
平成28年4月17日(日)午後1時から、宮崎市田野町の「田野文化会館」で、「第24回、田野・春の芸能まつり」が開催されました。
主催は、宮崎市芸術文化連盟田野支部、後援は、宮崎市。
第一部は、日本舞踊・大正琴・フラダンス、第2部は、詩吟・民謡・カラオケなどの披露が行われました。
日本舞踊では、若柳流「千の会(会主・若柳千恵)」が参加されました。
演目は「みやこの四季」。
着付けは「裾引き」で、帯結びは「重箱結び」。
踊り手は、若柳千恵先生と湯浅彩乃さん。
お二人が舞台に登場すると、満席の会場にため息が…
幕が下りると、会場からはさかんな拍手をうけていらっしゃいました。
若柳千恵先生、今回もありがとうございました。
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