0才児を抱いて学び始め…もうすぐ一年になります。
佐藤さんは、昨年の8月9日がお稽古始め。
一回目から、「お目付け役」の0才児、キララちゃんを抱いてのお稽古でした。
お母さんが離れると「ギャー」と泣いて、時間の半分もお稽古が出来ない状態が続きました。
それでも佐藤さんはあきらめずに、コツコツと積み重ねて、もうすぐ一年になります。
1才と7ヶ月になったキララちゃんは、本当に聞きわけがよくなって、一人遊びもお手のもの。
よくこれまで頑張ってきました。(佐藤さんと担当講師に拍手…)
今日はキララちゃんを保育所に預けてきたとかで…。入学以来お一人だけのお稽古は初めてです。
もうすぐ第一段階の認定試験。
がんばりましょう!
新たな領域で、確実にステップアップ
平成27年から、自装の着付けを習い始めたのは独身の時でした。
結婚…出産と節目があって、おけいこをお休みされた期間ももありました。
育児期間も思うに任せず…。
本格的におけいこを再開したのは、かわいいお子さんが這い這いが出来るようになった、平成29年の3月からでした。
あきらめずに、技術が身につくまで、おけいこを続ける坂元さん。
今回は、実家に愛息をあずけて、おけいこに集中する体制です。
教室の内容は「袋帯の変化と振袖の着付け」。
今日で三回目の振袖の着付けは上出来でした。
来春の成人式の着付けにも挑戦するために、「振袖特訓」にも参加予定です。
新たな領域で、確実にステップアップしている坂元さんです。
振袖の着付けをおけいこをする坂元さん。
福岡…月初め。/浅草…月の後半に開催!
毎日記録的な気候で、言葉に出来ないほどの災害も多発して…。
受講生やお世話になっている皆さまには、どのようにお過ごしかと案じる日々が続いております。
ところで、毎月開始されている、浅草と福岡の、「舞踊着付けと振袖着付けの特別講座」の日程が決まりました。
詳しい内容は下記の画面をご覧ください。
福岡の「舞踊と振袖の、着付け専門講座」は10年以上の歴史を重ね、舞踊や振袖の着付けのプロフェッショナルが育ってきています。
また浅草では、開講以来7ヶ月。芸妓さんや着付けの先生方、花嫁着付け専門の方などが参加され、楽しい講座になってきています。
今月も、福岡は4名で、浅草は3名の専門講師で指導させて頂きます。
当日の講座でお会い出来るのを楽しみにしています。
講座には、見学のお問い合わせもありますので、、楽しい講座もご覧頂く予定です。
受講される皆さまは、猛暑の中での講座でございますので、充分お気をつけてお越しくださいませ。
体調の優れない方には、くれぐれもご無理をなさいませんように。
失敗できるリハーサル/許されない本番の着付け。
今日は、都城市と小林市野尻町の二ヶ所で「本番前日のリハーサル」がありました。
「きつけ塾いちき」の衣裳方も、リハーサルにまいりました。
とくに自前衣裳で踊られる場合、きものの寸法が合わなかったり、帯が短すぎたり、リハーサルの途中で帯結びが変わったりと、いろいろな問題が出てまいります。
衣裳合わせなどがあって、全ての事が解決していれば問題はないのですが、本番前のリハでは、思わぬ問題が出てきます。
いきなり本番で問題が出てくると大変です。ですから、本番で失敗しないためにも、失敗できるリハーサルは大切なのです。
今回は、踊り手さんに合わせた裾引きの調整が出てきましたし、他の裾引きでは、胴裏の生地を継足す部分が出てきました。
また、つの出しの夏用の献上帯の長さが足りなくて。タレの折り返しを全開して長くする必要が出てきました。
場合によっては、持ち帰って…本番に間に合うように、生地のシワを伸ばす必要もあります。
明日はいよいよ二ケ所が晴れの舞台。
観客の皆さまに楽しんで頂けるように、二つの部隊が万全で臨みます。
写真はイメージです。本文とは関係ありません。
楽しい…人に教えたくない私だけの技術にしたい。
浅草で行なわれている、「日本舞踊着付けの浅草西会館講座」が、7月19日(木)に行なわれました。
当日は、着付け教室の先生方や、花嫁着付けの着付け師などが参加されました、
この日のカリキュラムは、「両角の後見結び」や、「舞踊の男袴の着付け」、「つの出し結び」をおけいこされました。
おけいこされている着付けの先生に、講座の感想をお聞きすると…「時代考証を学べて楽しいです。」、「ここで学んだ技術は人に教えたくない私だけのものにしたい…」などとおっしゃっていました。
千花さんが衣裳方に初挑戦!➠しっかり出来上がりましたよ。
さて今日は、芸妓の千花さんが、「衣裳方・初級の認定試験」に挑戦されました。
浅草講座が始まって半年が過ぎ、浅草で初めての認定試験を受けた千花さん。
緊張の中で、①「前割れ後見の着付け」 ②関東芸者「裾引きに柳結び」 ③舞踊着付けに関する「筆記試験」の三つの課題に挑戦!
きれいに出来上がりましたよ。
自分の腕一つで、人にいろんな衣裳を着せてあげられるなんてすごい…
浅草講座で、はじめての衣裳方の認定試験を受けた千花さんが、衣裳方初級コースを学んだ感想を寄せてくれました。
「着付けから、日本の歴史、時代背景まで知ることが出来ました。」
「とても勉強になり、テレビの時代劇や歌舞伎を見るのが面白くなりました。」
「自分の腕一つで、人にいろんな衣裳を着せてあげられるなんてすごい…」とおっしゃっていました。
関東芸者の柳を結ぶ千花さん