きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

櫻井戸 瀬戸内を行きかう船の飲料水に

2007-08-23 08:30:53 | ドライブ(県外)
【櫻井戸】
この、変わった名前の井戸は、地元通津地区の飲料水や灌漑用水とともに、瀬戸内を行きかう船舶の重要な飲料水として使われました。

【史跡 名水櫻井戸由来記】
 この辺りは以前多くの櫻の木が植えられており古い櫻の木からはふくいくとした香りがし、水との調和が大変美しかったという。
この櫻井戸は昔から地区の重要な水源としてどんな干ばつにも枯渇することなく、その良質で豊富な水は住民や瀬戸内を往来する船舶の飲料水や灌漑用水として用いられ、営々として豊かな嬉野の里をはぐくんできた。
 そして、初代岩国藩主吉川如兼(広家)公が、本呂尾海善寺にご隠居の頃(元和8年西暦1622年)京都御所のご用水であった柳の水と比較して遜色のない水であったと伝えられている。
 この為、有名な茶人である浅野家の家老上田宗箇宗匠も如兼公に招かれたおり、この水をこよなく愛でられたという。
 そして、以後は、近郊の有名な茶会の席には好んでこの水を用いるようになったと言われている。また、住人からはいつからともなくこの水を、若水として汲むと長寿の薬になると言い伝えも生まれている。
 昭和57年4月 通津地区史跡櫻井戸保存会







瀬戸内の山 銭壷山 続き(3)

2007-08-21 08:47:37 | ドライブ(県外)
【銭壷山の行き方】

「そう言っても、どうして行ったらいいの?」という方に・・・
岩国市街から国道188号線を南下。由宇駅を過ぎて直ぐ、JRを国道がまたぐ陸橋のすぐ手前に右手に入る道があります。

銭壷山の入り口

途中、千鳥が丘病院、団地などを通り過ぎます。標識を参考に



山道をどんどん登っていきます。途中、いくつか集落があります。


山頂付近の地図

銭壷山の山頂にある由宇町の案内図

瀬戸内の山 銭壷山 続き(2)

2007-08-20 19:07:47 | ドライブ(県外)
【銭壷山の紹介】

 東は安芸灘に面し、北西は由宇川沿いの平地、南は大畠・滝川の山すそに囲まれた山塊の最高峰。高さは540.1m。
古くから由宇(ゆう)、神代(こうじろ)、日積の境界点となり、1955年神代村神東地区との合併で柳井市との境界点となりました。
 山の名前については、付近に不審火が見られるので調べてみると銭壷が出てきたとか、海賊の埋めた銭壷があったなど由来は明確ではありません。
 十楽寺縁起によると、平安時代前期の弘仁年間、山上に鳩子山峯の坊という一宇があって、弘法大師が書かれたと言われる三尊の絵像があり、平安時代後期の長徳年間に恵心(えしん)という人が木像を刻み安置しました。その後、鎌倉時代宝治年間、一体は神代光明寺へ、一体は日積十楽寺へ、一体は由宇明楽寺へと降ろされ、お堂を建立したとあります。
 山頂より北西へ少し下りたあたりに、権坊藪という所があり、江戸時代末期ごろまで修行僧が住んでいたということです。井戸や礎石の跡、数基の墓石などが残っています。
 【1998年3月 由宇町教育委員会】


山頂には、電波塔が立っています。



アマチュア無線家もやってきて、通信を楽しんでいます。



瀬戸内の山 銭壷山

2007-08-19 15:16:50 | ドライブ(県外)
瀬戸内の山 銭壷山

帰省先の岩国市の由宇町にある、小さい山です。岩国市内から、周防大島に車を走らせる時、「銭壷山」という標識があって、すごく気になっていた山です。いままで、なかなか時間が作れなくっていけなかった山に車で登ってみました。
2007年8月19日


標高:540.1m
途中に、山口県ふれあいパークの施設がある。
頂上は、ちょっとした広場になっている。屋根つきの休憩所があります。


手前、大きい島が前島。右の小さい島が福島。



右手に大きく広がるのは、周防大島。


反対側には、農村が開けます。