きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

第31回兵庫県赤旗まつり 6年ぶりに開催! 神戸・メリケンパークで

2012-03-29 13:26:55 | いろんな取組み
第31回兵庫県赤旗まつりが、6年ぶりに開催に開催されます。会場は、神戸・メリケンパークです。
実行委員会発行のビラより紹介いたします。


6年ぶりの出会いに、はじける笑顔と躍進への確信!

と き:6月10日(日)午前10時開会
ところ:神戸・メリケンパーク
JR・阪神元町、阪急花隈、地下鉄みなと元町駅から徒歩15分です。
駐車場もあります。
参加協力券:1,000円




6年ぶりに「兵庫県赤旗まつり」を開催します。
総選挙の可能性も緊迫していますが、消費税10%への動きや、社会保障切捨てへの闘いも重要です。
「赤旗まつり」につどい、元気いっぱい、活力をみなぎらせましょう。
共産党中央幹部による記念講演。文化行事、こども広場など盛りだくさんに企画中。

屋台村、子ども広場、地域の物産展やフリーマーケット、囲碁・将棋コーナー、似顔絵コーナー、健康チェックなど・・・




久々の「赤旗まつり」です。後援会あげての取り組みにしましょう。
屋台村への出店を今から準備しましょう。選挙区ごとの出会いのテントも楽しみです。
後援会ニュースコンクールも実施します。
長期に発行しているニュースはもとより、新た発行したニュースも審査対象にします。

障害をおもちの方も安心。車椅子も準備いたします(事前の連絡を)。
障害者用トイレもあります。


【連絡先】
兵庫県赤旗まつり実行委員会 電話:078-577-6255
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ポートアイランドに移転!? 兵庫県立こども病院が心配!

2012-03-21 20:32:58 | 医療・福祉・介護問題について
ポートアイランドに移転!? 兵庫県立こども病院が心配!


1970年に、日本で二番目に開院した「こども専門」の病院。現在は、神戸市須磨区の高台(須磨インター出口すぐ)にあります。
兵庫県全体の小児・周産期の救急病院としての役割があり、神戸市内をはじめ、県内の遠方から、県外からも患者が訪れる、歴史ある病院です。
神戸港の人工島・ポートアイランド(2期)への「移転計画」が問題になっています。


県立こども病院 ポーアイ(人工島) 移転計画は撤回を!



【不安要素1】東日本大震災、阪神淡路大震災の教訓いかされず!
津波の危険性

ポートアイランドの護岸や移転先の敷地が、県の予想する津波高さ(4メートル)よりも高いことを理由に、「大丈夫」と説明しますが、阪神淡路の地震でも護岸が壊され、より大きな将来の地震でどうなるかは未知数です。

液状化の危険性
ポートアイランドは、阪神淡路大震災のとき、液状化で砂の海になり、橋が落ち、水道やライフラインが止まり、「陸の孤島」になりました。災害のときに、病院の機能が、発揮される保障はありません。

【不安要素2】中央市民病院と隣接・一極集中に異議広がる
神戸の中央市民病院の隣接地に移転する計画ですが、地震や津波で両方とも被害をうけたら、どうなるのでしょうか?

【不安要素3】バイオハザードの危険性
医療産業都市をすすめる神戸市が熱心に誘致をすすめました。細菌やウイルスの研究も。災害やバイオハザードで、免疫力の弱いこどもへの被害が心配です。


「キャスト」でTV放映
(ABC放送、2011年12月)
“こども病院だれのための移転”で、日本共産党の杉本ちさと・きだ結各県議も出演。インタビューで、ポートアイランド移転の問題点を指摘しました。
番組では、東日本大震災で、津波による被害で、診療がつづけられなかった石巻市民病院の教訓も語られました。


日本共産党 兵庫県会報告 2012年号外 より転載
発行所:日本共産党兵庫県会議員団
神戸市中央区下山手通5丁目10-1
(078)341-7711内線5251



神戸市民病院も、「遠くなって救急搬送にも時間がかかって、通院する市民も不便になる」「現地で改修したほうが安上がりだ」と言って、ポートアイランド2期への移築に反対運動をしていましたが、出来上がってしまいました。
今度の「県立こども病院」は、まだ計画の段階です。こちらも須磨区の現地で改修・移築が可能だといいます。
今から運動を起こして、世論を巻き上げれば、ポートアイランドへの移築ストップは可能です。
「県立こども病院」は神戸市民や兵庫県民だけでなく、近隣の府県からの利用もあるといいます。頑張ってストップさせたいものです。
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日銀のインフレ目標ってなに? 本当にデフレ脱却、景気回復に役に立つの?

2012-03-17 22:04:54 | 経済・産業・中小企業対策など
日銀のインフレ目標ってなに? 本当にデフレ脱却、景気回復に役に立つの?

「しんぶん赤旗」日曜版 2012年3月18日付の経済コラム欄に以下の記事が掲載・・・




日銀のインフレ目標
デフレに効果なし


日本銀行は2月14日の金融政策決定会合で、デフレ脱却に向けて追加緩和策を決定し、国債買い入れを10兆円増額しました。会合後、白川方明(まさあき)総裁は「消費者物価の前年比上昇率1%が見通せるまで強力に金融緩和を推進していく」と述べました。これを受けて安住淳財務相は、「実質的にインフレ目標を設定したと受けとめている」としています。

インフレ目標とは、どのような政策でしょう。
一般に中央銀行は、物価が目標より上がりすぎたら、金利を上げてお金が使われすぎないように金融引き締めを行います。これとは逆に物価が目標より下がりすぎたら、金利を下げるなどしてお金が活発に使われるように金融緩和をします。
これまでインフレ目標政策は高いインフレ率を低く抑える目的で導入され、カナダ、イギリス、ニュージーランドなどで実施されました。
今回、日銀が行うインフレ目標政策の目的は、まったく逆です。物価上昇を抑えるためではなく、物価を引き上げるための政策です。物価が下がり続けるデフレ状況を改善するために実施します。金融政策で物価上昇を抑えることはできても、物価を上げることは非常に困難とされています。
では今なぜ、日銀はインフレ目標政策に踏み切ったのでしょうか。
米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)が1月末に長期の物価上昇率目標を2%とし、達成期日を2014年後半までとしました。米国の決定を受け、日本では政府や国会で、「米国のようにできないか」と日銀に圧力がかかりました。
消費税増税をめざす野田内閣は、物価が停滞するもとでは増税ができない、増税の条件として、どうしても「物価上昇が必要」との立場です。
しかし、物価が持続的に上昇しないのは、資金供給量が少ないからではなく、資金需要が乏しいからです。

なぜ、資金需要が乏しいのか。その主な要因は、大企業による「リストラ・低賃金」路線の推進の結果、家計の購買力低下→企業の値下げ競争→物価下落→企業活動の停滞→さらなる賃下げ、という悪循環に陥っているからです。
このことは、日銀自身が認めています。白川総裁は2月17日、日本記者クラブの講演でこうのべました。
「日本のデフレは…お金の量が足りないのではなく、お金を有効に使うビジネスチャンスや成長機会が乏しくなっている」として、「経済全体の需給バランスが崩れ…需要が不足している」と。
一部の多国籍企業は、内需を冷え込ませ、自らの「国際競争力」を高めることで円高を招いておきながら、「国内に需要はない」との口実で、どんどん生産を海外に移転しています。こうした事態を放置して、日銀がいくらインフレ目標を掲げてもデフレ脱却には役立ちません。
それどころか国際的には、あふれかえったお金が実体経済ではなく投機筋に回り、食料や石油価格などの高騰を呼び起こし、再び世界経済を揺るがす恐れがあります。
日本経済が需要不足の悪循環を抜け出すには、GDP(国内総生産)の6割を占める「個人消費」を引き上げるなどして、内需を増やすことです。
山田邦夫(やまだ・くにお 日曜版編集部)



これほど国民所得が低迷していて、不安定雇用が増えていて、不景気が続いているもとで、物価だけが上がったらますます国民の暮らしは苦しくなり不景気の悪循環に陥ってしまうでしょう。

かつての狂乱物価の時代は曲がりなりにも賃金のベースアップはありましたし、池田内閣の所得倍増計画の時代も物価も上がっていましたが電化製品の普及など生活の質が変わりました。

今はどうでしょうか。「しんぶん赤旗」が言うように、GDPの6割を占める「個人消費」を温める。大企業の内部留保を吐き出して、企業に勤める人々の賃金のベースアップを図る、下請け企業の工賃を引き上げること。年金の支給カットをやめて支給額を引き上げる。などなど、していかないと本当のデフレ脱却、景気回復はできないのではないでしょうか・・・
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東日本大震災救援バザー 今年も開催! イン神戸

2012-03-14 22:50:05 | いろんな取組み
東日本大震災 あれから1年
 救援バザー 今年も開催! イン神戸


今年も 救援バザー
息の長いご支援を!


と き:2011年3月17日(土) 10時~16時
ところ:日本共産党兵庫県委員会事務所
神戸高速鉄道「新開地駅」東出口を南に出てすぐ


救援バザー ビラ
救援バザー ビラ posted by (C)きんちゃん
【クリックすると大きい画面で開きます。開いた画面で右クリックして、「名前を付けて画像を保存」でダウンロードできます】


東日本大震災から1年。復興への道のりはまだまだ続きます。息の長い支援を続けようと、昨年に引き続き兵庫県で2回目の救援バザーを行います。ぜひ皆さんのお力をお寄せください。
つきましては、バザーのための物品の提供・募金のご協力をお願い致します。
今回は現地に物品を送るのでなく、バザーでの売り上げや募金を義援金として送りますので、ご配慮の上、物品の提供をお願い致します。
【例えば】日用品・衣料(春・夏ものが嬉しい、古着はご遠慮ください)下着・手作りの物・食品・アクセサリー等・食器・台所用品・文具・おもちゃ・寝具・靴・バッグなど新品のもの大歓迎です。その他ご相談下さい。遅くとも3月10日までに県委員会に届くようにお願いします。


衣服類、靴、食器類、バッグなどが主流のようです。衣服は婦人物だけでなく紳士物もあります。
ほかにも掘り出し物があるかも・・・
冷やかし半分でも結構ですので足をお運びください。


主催:東日本大震災救援バザー実行委員会・日本共産党兵庫県女性後援会
連絡先:日本共産党兵庫県委員会(平松) 電話:078-577-6255
     日本共産党兵庫県女性後援会(松吉) 電話:078-577-1656


救援バザー_04
救援バザー_04 posted by (C)きんちゃん
【福島県いわき市の仮設住宅で要望を聞く】

救援バザー_05
救援バザー_05 posted by (C)きんちゃん
【福島県いわき市のバザー会場での、つぶらな瞳の子】

救援バザー_06
救援バザー_06 posted by (C)きんちゃん
【福島県いわき市のバザー会場で、笑顔に出会う】

救援バザー_07
救援バザー_07 posted by (C)きんちゃん
【福島県いわき市の救援ツアーで保育所を訪問】

救援バザー_08
救援バザー_08 posted by (C)きんちゃん
【福島県いわき市のバザー会場にて】

救援バザー_09
救援バザー_09 posted by (C)きんちゃん


救援バザー_01
救援バザー_01 posted by (C)きんちゃん
日本共産党兵庫県委員会事務所前の「救援バザー」の看板。

救援バザー_02
救援バザー_02 posted by (C)きんちゃん

救援バザー_03
救援バザー_03 posted by (C)きんちゃん
新開地商店街の中で目立っている事務所です・・・
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福島原発事故1年 レベル7 収束遠い現状

2012-03-12 21:11:59 | 原子力発電・放射能汚染・自然エネルギー
福島原発事故1年 レベル7 収束遠い現状

最悪の「レベル7」となった東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故から1年。現状と今後は―。


2月に報道陣に公開された東京電力福島第1原発。左から三角屋根の建屋カバーに覆われた1号機、爆発がなかった2号機、大破した建屋上部でがれきの撤去が進む3、4号機=2月20日、福島県大熊町(代表撮影)

福島第1原発は昨年3月11日の地震と津波で全ての電源を失い、1~3号機は炉心溶融(メルトダウン)、1、3、4号機原子炉建屋は水素爆発で天井などが崩壊しました。
東電の解析によると、1~3号機とも溶けた核燃料が圧力容器の定位置から底部に落下、さらに格納容器へ相当量の燃料が落ちていると推定されています。落ちた燃料は格納容器底部にあるコンクリートの床を侵食したとみられます。
1月、2号機原子炉格納容器内に工業用内視鏡が入り、初めて内部の様子が明らかになりました。内壁の塗装ははがれ、水滴が絶え間なく落ち、放射線が飛び交っていました。




炉内監視の温度計故障
2月には、2号機原子炉内にある温度計の一つの指示値が急上昇し、異常を示す兆候ではないかと緊張が走りました。指示値は、その後一転して急降下するなど迷走したあげく、“故障”と判定されました。2号機のみならず、1、3号機でも多数の温度計が“故障”などで炉内の監視に使えないことが判明しています。
東電は昨年11月、2号機原子炉の気体を採取した際、半減期が9時間の放射性物質キセノン135が検出されたことで、初めて「再臨界の可能性」と気づくなど、場当たり的な対応に終始しています。
原子炉を監視する手段が少なくなっていることは深刻です。



建設中の大型の仮設タンク(2月20日、ロイター)

増え続ける汚染水処理
1~3号機の原子炉建屋大量の高濃度放射能汚染水やタービン建屋地下には、がたまっています。燃料を冷やすために原子炉へ注水した水が漏れたもので、含まれている放射性物質は、セシウムなど一部に限っても72万テラベクレル(昨年6月3日、東電発表)という途方もない量です。東電はセシウムなどを取り除き、再び原子炉に注水する「循環注水冷却」を行っています。
総延長4キロメートルに及ぶ設備では、トラブルや水漏れが相次いでいます。昨年12月には、設備の水漏れで、放射性ストロンチウムを大量に含む水が海へ流出し、沖合まで汚染しました。
汚染水の処理量は、すでに約26万トンに達しましたが、設備の運転を始めた時とほぼ同じ、約10万トンが建屋地下などにたまっています。
現在、福島第1原発の敷地内は、水をためるタンクで埋め尽くされています。
汚染水を処理した後に残る水をためて置くためのもので、総量は長さ25メートル、幅十数メートル、深さ1.2メートルのプールにして300杯前後に相当する約17万トン分。さらに4万トン分を増設する計画ですが、秋には満杯になるといい、東電は海洋放出の可能性も否定していません。
また、水処理で発生する、放射性物質を濃縮した廃棄物の最終的な扱いも検討せず、増え続ける汚染水処理の見通しはついていません。



廃炉への道険しく
燃料取り出し■ロボット開発…
政府と東電は昨年末、根拠もあいまいなまま福島第1原発が「冷温停止状態」にあるとして「事故の収束」を宣言し、廃炉への工程表を発表しました。2年以内に最も多く使用済み燃料がある4号機のプールから取り出しを開始し(第1期)、10年以内に1~3号機の原子炉から溶融燃料の取り出しを開始(第2期)、その後原子炉解体を始め30~40年で廃炉作業を終了する(第3期)としています。
溶融燃料の取り出しでは、2015年度末ごろから格納容器下部を補修し、水で満たす冠水作業に着手。19年半ばごろから圧力容器内の本格調査に入り、21年末までに取り出しを始めるとしています。




これらの作業は、いずれも放射線量の高い場所で行わなければなりません。人間の手で実施することは不可能で、遠隔操作ロボットなどを使うことが考えられていますが、そのためには多くの技術開発が必要です。
しかし、原子炉内がどうなっているのか、ほとんどわかっておらず、どのようなタイプや大きさのロボットをつくればいいか見当もつかない状況です。
「収束宣言」後、2号機では原子炉圧力容器底部の温度計などが次々故障、経済産業省原子力安全・保安院から「代替手段」を求められました。東電は圧力容器につながる配管に温度センサーを挿入する方法を示しましたが、実現は相当困難とみています。廃炉作業は、それよりはるかに困難で、道のりの険しさを暗示しています。



福島第1原発事故の経過
【2011年】

3月11日 
東日本大震災発生。津波で福島第1原発が冷却機能を喪失。政府が半径3キロ圏内に避難指示、10キロ圏内に屋内退避指示



事故発生翌日の東京電力福島第1原発。右から順に1、2、3、4号機。原子炉建屋は爆発していないが、すでにメルトダウンが進んでいた=2011年3月12日、福島県大熊町(時事通信社チャーター機から)

  12日 1号機原子炉建屋で水素爆発。避難指示を20キロ圏に拡大
  14日 3号機原子炉建屋で
水素爆発
  15日 4号機原子炉建屋が
水素爆発。2号機圧力抑制室圧力低下、異常発生の恐れ。原発正門で1万マイクロシーベルト。20~30キロ圏に屋内退避指示
  17日 自衛隊ヘリが3号機燃料プールに海水投下、地上から放水開始



東京電力福島第1原発3号機(左手前)に放水する陸上自衛隊の消防車=2011年3月18日(陸自中央特殊武器防護隊提供)

  24日 3号機地下で作業員3人が水に漬かり被ばく。高濃度汚染水の存在判明
4月 2日 2号機取水口付近から
高濃度汚染水が海に流出
   4日 高濃度汚染水の貯蔵先確保のため、汚染水を海に放出
  12日 原子力安全・保安院、事故評価をチェルノブイリに並ぶ
「レベル7」
  17日 東電が収束作業の工程表
  22日 政府が20キロ圏内を警戒区域に。計画的避難区域、緊急時避難準備区域も設定
5月12日 東電、1号機原子炉水位が大幅に低いと発表。メルトダウン確定
  17日 工程表見直し。汚染水を浄化・再利用する「循環注水冷却」目標に
  24日 東電が2、3号機も炉心溶融の可能性と発表
6月17日 高濃度汚染水処理システムが本格運転開始
  27日 原子炉の循環注水冷却を開始
7月19日 
政府・東電が工程表ステップ1達成と発表
8月18日 汚染水処理システムに追加された第2セシウム吸着装置が「本格」稼働
9月28日 1~3号機原子炉圧力容器温度、いずれも100度以下に
  30日 政府が緊急時避難準備区域を解除
10月28日 1号機原子炉建屋力バー完成、2号機格納容器内ガス管理システム運転
11月 2日 2号機格納容器内で放射性キセノン検出。再臨界の恐れ、ホウ酸水注入
    3日 東電、キセノン検出は「自発核分裂」と判断。再臨界の可能性否定
12月16日 政府・東電、冷温停止状態の達成と工程表ステップ2終了を発表
野田首相が「事故は収束」と宣言

【2012年】
1月28日 汚染水処理施設や注水ポンプで水漏れ。配管凍結で以降も相次ぐ



2月に公開された東京電力福島第1原発の構内。津波被害の跡が残り、がれきの間にパイプが巡る=2月20日、福島県大熊町(代表撮影)

2月13日 東電、2号機原子炉圧力容器の温度計上昇を「故障」と発表

「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年3月11日付掲載


原発事故から1年経った今も、原子炉の中の状態はしっかりとつかめていません。
ロボット技術を開発してカメラで監視したり、除染をしたり、配管などの修復を試みていますが、思うようにはいっていないようです。

ウラン燃料が取り出せるまで温度を下げるには、今のような海水の循環だけでなく、もっと画期的な方法が必要のようです。

今では、メルトダウン・メルトスルーした核燃料はすくなくとも格納容器内にあるわけで、それでかろうじて外部への放射線量を抑えています。
それを取り出すとなると、放射線を出さなくなるほど安定状態にもっていかないといけません。ロボットがどうのこうのよりも、これが一番大変な作業だと思います。

これができないなら、チェルノブイリのように「石棺」にするしかないのですが、それは絶対さけないといけません。
福島は豊かな農業と漁業の地なのですから・・・
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