きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

「しんぶん赤旗」 ここが推し ⑥ 学術・文化部 幅広い人 多彩に登場

2024-08-11 07:09:24 | 赤旗記事特集
「しんぶん赤旗」 ここが推し ⑥ 学術・文化部 幅広い人 多彩に登場

学問・文化の幅広い話題を届ける努力を日々続けています。力を入れているのは、学問研究をはじめ、映画、演劇、文学、美術、写真、音楽、古典芸能など各界の一線で活躍する人たちが登場する企画。7月29日付は、90歳でなお意気軒高の俳優・草笛光子さんが戦争体験や健康の秘訣(ひけつ)を披露。「会いたくて」は、俳優の音無美紀子さん、歌人の穂村弘さん、作家・クリエーターのいとうせいこうさん、日本画家の内田あぐりさん、古典エッセイストの大塚ひかりさん、作家・漫画家の小林エリカさんら多彩な分野の人たちが登場し、仕事や作品への思いを語りました。読者から「楽しみ」「勇気をもらった」など好評です。


多彩な人が登場する学問文化のページ。7月29日付(左)には俳優・草笛光子さん、5月20日付には作家・クリエーターのいとうせいこうさん

8月から書評家・杉江松恋さんがゲストの推薦する本を語り尽くす新企画「本はあなたを待ってます」がスタート(年4回)。第1回は俳優・作家の中江有里さんです。
俳優・常盤責子さんのエッセー「夜の散歩道」(年4回)も入気。武田砂鉄さんの月1回コラム「いかがなものか プラス」は、政治・社会問題にビシッと鋭く切り込み、「全く同感。欠かさず読んでいます」などの声が寄せられています。
NHKラジオ深夜便で人気の文学紹介者・頭木弘樹さんによる「ほのあかり文学館」は月1回掲載に。「金曜名作館」では没後50年となる、いわさきちひろを特集します。
月1回の写真連載「平和継承アジア・太平洋の戦争遺跡」は戦後80年に向け、さらにバージョンアップします。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年7月31日付掲載


力を入れているのは、学問研究をはじめ、映画、演劇、文学、美術、写真、音楽、古典芸能など各界の一線で活躍する人たちが登場する企画。7月29日付は、90歳でなお意気軒高の俳優・草笛光子さんが戦争体験や健康の秘訣(ひけつ)を披露。「会いたくて」は、俳優の音無美紀子さん、歌人の穂村弘さん、作家・クリエーターのいとうせいこうさん、日本画家の内田あぐりさん、古典エッセイストの大塚ひかりさん、作家・漫画家の小林エリカさんら多彩な分野の人たちが登場し、仕事や作品への思いを語りました。読者から「楽しみ」「勇気をもらった」など好評。
月1回の写真連載「平和継承アジア・太平洋の戦争遺跡」は戦後80年に向け、さらにバージョンアップ。

「しんぶん赤旗」 ここが推し ⑤ 特報チーム・社会保障の改悪を告発 テレビ・ラジョオ部・「誰のための放送?」問う

2024-08-10 07:25:45 | 赤旗記事特集
「しんぶん赤旗」 ここが推し ⑤ 特報チーム・社会保障の改悪を告発 テレビ・ラジョオ部・「誰のための放送?」問う

特報チームは、大型企画「とくほう・特報」、ロングインタビュー「焦点・論点」などで、自民党政権による社会保障改悪を告発し、ジェンダー平等社会を求める人々のたたかいを報じてきました。
岸田政権は4月の介護報酬改定で、人手不足が極めて深刻な訪問介護の基本報酬を引き下げました。特報チームは厚生労働省が引き下げの根拠とした調査の詳細データを入手。「約4割の訪問介護事業所が赤字」とスクープし、「朝日」や「共同」が後追いしました。
一貫して介護保険改悪の告発を続けており、介護問題に詳しい著名な社会学者は、5月のネット番組で「赤旗」記事を紹介し、「介護保険の改悪を一貫してブレずに追ってくれているのは『赤旗』さんぐらいです」とのべました。



5月3日付1面で訪問介護報酬引き下げの現場の実態を報じた「とくほう・特報」

「闘いは続きます。なおの伴走をお願いします」。性的マイノリティーの権利保障にとりくむ方からの「しんぶん赤旗」への期待の声です。性別変更の手術要件は違憲とする最高裁決定など、憲法にのっとり、当事者の権利を認める画期的な司法判断が相次いでいます。当事者を励ます報道に努力しています。
選択的夫婦別姓をめぐっては経団連も政府に要請を行い、自民党の孤立が浮き彫りになっています。3次にわたる別姓訴訟を系統的に追い、「同姓・別姓どちらも選べる」制度をつくる世論を広げています。「家族の一体感」を口実に夫婦同姓を押し付ける自民党政治に抗議の声をあげる人々に寄り添う報道をしています。

最近のテレビ、おかしいと思いませんか?読者の方からも「暑さ情報と洪水情報、それに大谷選手と、何かどの局も同じようです。もちろん大切な情報には違いありませんが、気候危機に掘り下げたもの、生活の苦しさなど、いろんなものも取り上げてほしい。裏金議員は忘れてくれてありがとうと思っているでしょう」(北海道北見市・石暗恒芳さん、72歳)という声が寄せられました。
第2次安倍政権以降、政権に忖度(そんたく)し、権力監視というメディア本来の役割はどこへいったのか、と考えさせられることが目立っています。
こうしたテレビの現状、あり方について、コラム「レーダー」などで率直に批判するとともに、「放送が民主主義の健全な発達に資する」(放送法)という立場で、権力との距離、放送現場の問題などを取材しています。



放送は誰のためにあるのか。メディアのあり方を問う記事

一方、国民目線で、市民の運動に寄り添う姿勢を貫いています。たとえば、「正確で偏りない報道を」との思いで立ち上げられた市民団体「テレビ輝け!市民ネットワーク」(共同代表=田中優子前法政大学総長、前川喜平元文部科学事務次官)が注目されています。テレビ朝日ホールディングスの株式を約4万株取得して株主提案したという報道には、この運動に参加したいという反響がありました。
この夏も、NHKや民放で戦争と平和を考える番組が多数放送されます。シリーズ「戦後79年の夏に」で、番組制作に込めた放送人の思いを紹介します。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年7月30日付掲載


特報チームは、大型企画「とくほう・特報」、ロングインタビュー「焦点・論点」などで、自民党政権による社会保障改悪を告発し、ジェンダー平等社会を求める人々のたたかいを報じる。
一貫して介護保険改悪の告発を続けており、介護問題に詳しい著名な社会学者は、5月のネット番組で「赤旗」記事を紹介し、「介護保険の改悪を一貫してブレずに追ってくれているのは『赤旗』さんぐらいです」と。
国民目線で、市民の運動に寄り添う姿勢を貫いています。たとえば、「正確で偏りない報道を」との思いで立ち上げられた市民団体「テレビ輝け!市民ネットワーク」(共同代表=田中優子前法政大学総長、前川喜平元文部科学事務次官)が注目。テレビ朝日ホールディングスの株式を約4万株取得して株主提案したという報道には、この運動に参加したいという反響が。

「しんぶん赤旗」 ここが推し④ 党活動部・未来開く苦闘・誇り描く 関西総局・万博の危険を徹底追及

2024-08-09 09:05:19 | 赤旗記事特集
「しんぶん赤旗」 ここが推し④ 党活動部・未来開く苦闘・誇り描く 関西総局・万博の危険を徹底追及

「運ぶのはただの紙ではない」。「赤旗」のトラック輸送をしている労働者の声です。
“雨の日も雪の日も”深夜に「赤旗」を積み込み、各地の赤旗出張所に届けます。「赤旗」がなければ「桜を見る会」も裏金事件も国民に伝わらなかった―そんな思いを込めた言葉です。新コーナー「私もチーム『赤旗』」(13日付)に掲載されました。
同コーナーは、さまざまな分野で「赤旗」を支える人たちを紹介。「絶対必要な新聞」と読者を増やす無所属の地方議員、「最近の政治ひどすぎる」と購読を申し込んだ会社員、政治を変えたいと日刊紙の早朝配達に参加した青年党員らが登場。多彩な人たちを取材中。




若い世代が資本主義の限界を肌身で感じています。労働時間の抜本的短縮によって「人間の自由で全面的な発展」が可能となる未来社会をめざす日本共産党綱領。長時間労働の飲食業で働く青年は「奪われていたのはお金だけでなく自由な時間だった。自由な時間を取り戻すためにたたかわなければ」―入党の強い動機になりました。旧ソ連や中国とはイメージがまったく違う“共産主義と自由”の姿を紙面で追います。
末期的な自民党政治を終わらせ、国民への責任を果たす―共産党は中央と党機関、支部・グループが互いに学びあい前途をひらく「双方向・循環型」の活動を発展させ、つよく大きな党をと活動しています。中央の手紙のよびかけに応えた支部の返事に記された苦闘と誇り、「草の根の底力」(返事)を伝えます。

岸田政権と大阪の維新府・市政がすすめる大阪・関西万博について、メタンガス爆発で国民のいのちが危険にさらされる問題を追及し、中止を求める世論を広げてきました。
3月28日のガス爆発事故について、博覧会協会が「床が破損」としか発表せず、多くのメディアが1段見出しにとどめたのに対し、「赤旗」は「ガス爆発」と3段で報じ、同31日に会場のガス抜き管の独自写真を付け「危険な会場、直ちに中止を」と強調。
多くのメディアが「パビリオン区域は大丈夫」という協会発表を検証もなく流すなかで、パビリオン区域でガス発生の事実を示し警鐘を鳴らしたのも「赤旗」だけでした。



万博の危険性を連続報道する本紙記事

その後も多くのメディアが沈黙するなか「赤旗」は「どこでも爆発の危険」(4月3日)、「子ども動員は『無謀』『危険』」(同9日)、「万博会場ガス急増昨夏1日2トン」(5月25日)と連打。これを週刊誌などが後追いしSNSでも注目を集めるなかで、大手メディアが本格的に取り上げたのは事故1カ月以上後の5月中旬。爆発事故の全容も「赤旗」が報じて協会が公表、それを各メディアが報じました。
「赤旗」はその後も5回連載「関西財界と万博カジノ―その狙い」(6月8日から)などで無謀な万博強行の背景に、カジノのためのインフラ整備と万博に乗じた大型開発・規制緩和のねらいがあることを明らかにし、「万博より暮らし・営業、被災地支援を」の多くの国民の声を代弁するメディアとなっています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年7月29日付掲載


「運ぶのはただの紙ではない」。「赤旗」のトラック輸送をしている労働者の声。
“雨の日も雪の日も”深夜に「赤旗」を積み込み、各地の赤旗出張所に届けます。「赤旗」がなければ「桜を見る会」も裏金事件も国民に伝わらなかった―そんな思いを込めた言葉です。
3月28日のガス爆発事故について、博覧会協会が「床が破損」としか発表せず、多くのメディアが1段見出しにとどめたのに対し、「赤旗」は「ガス爆発」と3段で報じ、同31日に会場のガス抜き管の独自写真を付け「危険な会場、直ちに中止を」と強調。
多くのメディアが「パビリオン区域は大丈夫」という協会発表を検証もなく流すなかで、パビリオン区域でガス発生の事実を示し警鐘を鳴らしたのも「赤旗」だけ。

「しんぶん赤旗」 ここが推し③ 外信部・草の根 世界の闘い発信 くらし家庭部・小さなつぶやきを尊重

2024-08-08 07:11:57 | 赤旗記事特集
「しんぶん赤旗」 ここが推し③ 外信部・草の根 世界の闘い発信 くらし家庭部・小さなつぶやきを尊重

公正でより平等な社会を目指し、世界各地で人々が粘り強く闘っています。世界の草の根の闘いに注目して報じる―それが、「しんぶん赤旗」の国際ニュース報道です。
フランスではこのほど下院議会選挙が行われました。第1回投票の極右の躍進に世界がかたずを飲むなか、本紙記者は、3週間近く現地取材しリポート。左派政党による共闘組織「新人民戦線」の動き、それを支える若者の姿や労組を取材し、人民の団結が極右内閣の誕生を阻止した闘いを生き生きと伝えました。
ポピュリズム政治にどう立ち向かうか。極右台頭の背景を学者にインタビューした企画なども好評でした。専門家の分析を通して、日本の変革の事業にも参考になる各国の取り組みも紹介しています。



仏国民議会選挙の結果や、パレスチナ・ガザの状況を伝える国際ニュース報道

イスラエルによるパレスチナ・ガザ侵攻では、本紙のカイロ駐在記者が、ガザの人々の置かれる悲惨な状況や声を、オンライン取材を重ねて丁寧に伝えてきました。
イスラエルの国際法違反が明らかになり、国際司法裁判所(ICJ)を舞台に同国を追及する動きにも注目。イスラエルにジェノサイド(集団殺害)防止を命じたICJの暫定判断(1月)、同国のパレスチナの占領政策は「国際法違反」と断罪した勧告的意見(7月)についても詳報しました。
米国では11月に大統領選挙があります。ここでも現地からの草の根の闘いと米国民の選択の背景を伝えていきます。


おかず欄筆者の一人で管理栄養士の松尾佐知子さんが、レシピ考案にかける思いと「推し」を寄せてくれました。
管理栄養士・おかず欄筆者 松尾佐知子さん
朝食を作り終えてから私の赤旗読み読みタイム。赤えんぴつをもってじっくり目を通します。休刊日や旅行で日刊紙が読めない日は落ち着きません。もう私の体の芯になっているようです。
縁があって赤旗くらし家庭部の「お父さんの一品」「ラクうま!うちごはん」や「今晩のおかず」を2004年から担当させていただいています。4日分のレシピを作るだけですが、責任は重大です。私の基本は旬の食材で簡単で体にいい献立です。そのためにも常に野菜の値段や物価をチェックし、気候の変化、流行の食材や料理は参考にしています。いいなと思ったらすぐ試作し、レシピに取り入れますが、作っていても手順はより簡単に変えています。くらし家庭部の編集部も簡単すぎる私のレシピをきっと笑いながら応援してくれており、読者さんの反応を知らせてくれます。



松尾さんが執筆中の「今晩のおかず」と「ラクうま!うちこはん」

くらし家庭のページは生活に密着していて、コラムや取材原稿も著者の考えや小さなつぶやきを、尊重しているのが紙面から伝わってきます。
土曜ワイドも今知りたいことや話題が満載で、楽しみのひとつです。月1回掲載の「くらし彩り歳時記」の7月号「夏越(なご)しの祓(はら)え」などは、神も仏も信じていない私でも、興味深く楽しいものでした。知ったら誰かに話したくなりますよね。
さあ、今日も一日がんばるぞ!いやなことがいっぱいある現実ですが、全国の人たちから勇気や希望を毎日いただいています。ありがとう、しんぶん赤旗さん。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年7月28日付掲載


フランスではこのほど下院議会選挙が行われました。第1回投票の極右の躍進に世界がかたずを飲むなか、本紙記者は、3週間近く現地取材しリポート。左派政党による共闘組織「新人民戦線」の動き、それを支える若者の姿や労組を取材し、人民の団結が極右内閣の誕生を阻止した闘いを生き生きと伝えました。
縁があって赤旗くらし家庭部の「お父さんの一品」「ラクうま!うちごはん」や「今晩のおかず」を2004年から担当。4日分のレシピを作るだけですが、責任は重大です。私の基本は旬の食材で簡単で体にいい献立。

「しんぶん赤旗」 ここが推し② 経済部・資本主義の構造に迫る 国民運動部・賃上げ・核廃絶 運動広げ

2024-08-07 07:11:34 | 赤旗記事特集
「しんぶん赤旗」 ここが推し② 経済部・資本主義の構造に迫る 国民運動部・賃上げ・核廃絶 運動広げ


経済部は、貧困・格差と環境破壊を生む現代グローバル資本主義の構造に迫り、変革の展望を示す「資本主義の現在と未来」シリーズに挑戦しています。
人件費と税負担の削減をめざす多国籍企業が母国を捨てて途上国や租税回避地に拠点を移す中で、水・土地・大気の汚染や労働者への人権侵害.が世界に広がりました。筒井晴彦労働者教育協会理事にインタビューした「『ビジネスと人権』の前進」連載(4月2~5日付)では、「途上国・新興国と市民社会の共同のたたかい」が進み、多国籍企業を規制して人権を守らせる取り組みが前進していることを明らかにしました。



「赤旗」1面(4月2日付)に掲載された「『ビジネスと人権』の前進」連載の1回目

日本共産党の佐々木憲昭元衆院議員にインタビューした「日本の金融化」連載(5月6~10日付)では、2000年前後に実施された金融自由化と財政投融資解体により、郵便貯金や公的年金など国民の財産が金融市場に投げ出され、日本の経済構造が株主最優先の資本主義へと変貌していった経過を解明しました。
「みんなアメリカのためなんですね。従属国の姿、カナシイ」(名古屋市の読者)、「いっきに読んで、とても勉強になりました」(川崎市の読者)と反響を呼びました。
経済ニュースの核心に切り込む企画記事にも力を入れています。トヨタの認証不正を取り上げた「トヨタの不正」(6月18、19日付)では、完全子会社ダイハツの不正との共通点を指摘し、利益優先の構造を問いました。
今後は「資本主義と気候危一機」「資本主義と監視社会」などを取り上げる予定です。

「ストライキを構えて大幅賃上げの実現を」―。昨年からストを構えた労働者のたたかいに強い期待と注目が寄せられています。
深刻な物価高が労働者・国民を襲うなか、2024年春闘で、正規雇用も非正規雇用も物価上昇を超えて、生活改善に資する大幅賃上げを求めるストを決行しました。「赤旗」は、仕事に誇りと責任をもって働く労働者の生活が成り立たない低賃金の実態と、ストを構えてのたたかいを全国に届けてきました。全労連・国民春闘共闘委員会のたたかいを通じて、賃上げ回答は単純平均で26年ぶりの8000円台、加重平均で27年ぶりの1万円台を実現しています。



ストも構えて大幅賃上げなどを求めた今年の春闘の行動(3月8日付1面)

いま、最低賃金改定をめぐる審議が行われています。全国一律1500円以上へ。引き続く労働者のたたかいを報じます。
「核兵器のない世界を」。来年、広島・長崎への原爆投下から80年を迎えるのを前に、いま世界は、核兵器禁止条約を力にした核兵器廃絶を求める本流と、ロシアの核威嚇やアメリカとその同盟国が「核抑止力」の拡大・強化を唱える逆流がせめぎ合っています。
禁止条約を実現した力は、被爆者が世界にむけて発信し続けてきた被爆の実椙、日本国内にとどまらず世界に広がる核兵器廃絶を求める草の根のたたかい、諸国政府との結束した運動にあります。
この世界の本流を広げ、禁止条約の実効力、規範力をさらに高め、日本政府に禁止条約の署名・批准を求める運動に迫ります。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年7月27日付掲載


日本共産党の佐々木憲昭元衆院議員にインタビューした「日本の金融化」連載(5月6~10日付)では、2000年前後に実施された金融自由化と財政投融資解体により、郵便貯金や公的年金など国民の財産が金融市場に投げ出され、日本の経済構造が株主最優先の資本主義へと変貌していった経過を解明。
「赤旗」は、仕事に誇りと責任をもって働く労働者の生活が成り立たない低賃金の実態と、ストを構えてのたたかいを全国に届けてきました。全労連・国民春闘共闘委員会のたたかいを通じて、賃上げ回答は単純平均で26年ぶりの8000円台、加重平均で27年ぶりの1万円台を実現。