知って得するベランダ野菜の作り方④
ミニトマト
今回は、ベランダ菜園でも人気のミニトマトに挑戦してみましょう。少し難易度が上がりますが、実物(みもの)野菜の中でも育てるのが簡単で、収穫の喜びと達成感の大きい野菜です。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養豊富です。丸いもの、楕円(だえん)形(細長)のもの、洋なし型のものや、赤、黄色など、実の形や色にはいくつかの種類があります。苗を作るのに2カ月近くかかりますので、苗はガーデンセンターなどで購入しましょう。
◆プランターの準備◆
一般的なプランターよりも深い、やや大型のプランターを準備し、市販の野菜用土を入れます。
◆植え付け◆
プランターに40センチ程度の間隔で、やや浅めに苗を植え、倒れないように支柱を立てます。支柱の上端は、ベランダの手すりなどに固定します。茎が伸びるにしたがって、ところどころをひもで支柱に固定していきます。
◆わき芽とりと追肥◆
葉の付け根から出てくるわき芽は、小さいうちにすべて取り除き、茎を1本だけ伸ばします。また、植え付けのーカ月後から、月に1回、1株あたり2~3グラムの化成肥料を、株の周りに与えて軽く土と混ぜ込みます。
◆実付きをよくする◆
花が咲いたら(花がまとまってつくので花房=かぼう=といいます)、花房の付け根を軽く指でたたいて揺らしてやると、実が付きやすくなります。
◆収穫◆
真っ赤に熟したものから順に収穫します。収穫が終わった花房より下の葉は、全部取り除きます。
◆応用編◆
大玉トマトも同様のやり方で作れます。大玉トマトは、咲いた花全部に実をつけると株疲れをおこしやすいので、一つの花房に4果くらいに制限してやります。
塚越覚(農学博士 千葉大学園芸学研究科)
【しんぶん赤旗日曜版】2009年5月31日付けより転載
ミニトマト
今回は、ベランダ菜園でも人気のミニトマトに挑戦してみましょう。少し難易度が上がりますが、実物(みもの)野菜の中でも育てるのが簡単で、収穫の喜びと達成感の大きい野菜です。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養豊富です。丸いもの、楕円(だえん)形(細長)のもの、洋なし型のものや、赤、黄色など、実の形や色にはいくつかの種類があります。苗を作るのに2カ月近くかかりますので、苗はガーデンセンターなどで購入しましょう。
◆プランターの準備◆
一般的なプランターよりも深い、やや大型のプランターを準備し、市販の野菜用土を入れます。
◆植え付け◆
プランターに40センチ程度の間隔で、やや浅めに苗を植え、倒れないように支柱を立てます。支柱の上端は、ベランダの手すりなどに固定します。茎が伸びるにしたがって、ところどころをひもで支柱に固定していきます。
◆わき芽とりと追肥◆
葉の付け根から出てくるわき芽は、小さいうちにすべて取り除き、茎を1本だけ伸ばします。また、植え付けのーカ月後から、月に1回、1株あたり2~3グラムの化成肥料を、株の周りに与えて軽く土と混ぜ込みます。
◆実付きをよくする◆
花が咲いたら(花がまとまってつくので花房=かぼう=といいます)、花房の付け根を軽く指でたたいて揺らしてやると、実が付きやすくなります。
◆収穫◆
真っ赤に熟したものから順に収穫します。収穫が終わった花房より下の葉は、全部取り除きます。
◆応用編◆
大玉トマトも同様のやり方で作れます。大玉トマトは、咲いた花全部に実をつけると株疲れをおこしやすいので、一つの花房に4果くらいに制限してやります。
【ひもの結び方】 茎を支柱に固定するとき、ひもを茎と支柱の間で1~2回ひねり、8の字に結びます。こうすると茎の周りには少し余裕を持たせて、支柱に固定できます。最初からしっかり固定すると、茎が太くなったときに、ひもが食い込んでしまうからです。 |
塚越覚(農学博士 千葉大学園芸学研究科)
【しんぶん赤旗日曜版】2009年5月31日付けより転載