きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

2024年「しんぶん赤旗」日曜版新年号を紹介

2023-12-31 07:05:29 | 赤旗記事特集
2024年「しんぶん赤旗」日曜版新年号を紹介
日曜版新年号_01
日曜版新年号_01 posted by (C)きんちゃん
「しんぶん赤旗」日曜版の新年号の1面は、社会主義・共産主義の魅力は「人間の自由」花開く社会と。

日曜版新年号_02
日曜版新年号_02 posted by (C)きんちゃん
見開きは、藤原竜也さん、小芝風花さん、草彅剛さん。

日曜版新年号_03
日曜版新年号_03 posted by (C)きんちゃん
そして、ダブル見開き。

日曜版新年号_04
日曜版新年号_04 posted by (C)きんちゃん
内側の見開きは、ブラックホールは自転している。

日曜版新年号_05
日曜版新年号_05 posted by (C)きんちゃん
最後の面は、いつも通り、仲代達矢さん。
希望は人間の想像力の中に。


日曜版新年号_06
日曜版新年号_06 posted by (C)きんちゃん
第2部は、ガザの命救いたい。研修医と看護師が登場。

日曜版新年号_07
日曜版新年号_07 posted by (C)きんちゃん
衆院比例ブロックの予定候補者も。

2024年もよろしくお願いします。
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馬毛島新基地 今を追う④ 騒音ばらまく要塞化

2023-12-30 07:10:16 | 平和・憲法・歴史問題について
馬毛島新基地 今を追う④ 騒音ばらまく要塞化

昨年末に発表された安保3文書にかかわって、「馬毛島(まげしま)基地の利用は、FCLP(米空母艦載機の飛行場での着艦訓練)・タッチアンドゴーにとどまらず、日米軍事一体化・融合化を推し進めつつ、敵基地攻撃能力向上を図るための拠点基地となるもので、まさに“戦争する国”へと突き進む要石だ」と指摘するのは日本共産党の渡辺道大西之表市議です。
今年1月、馬毛島の新基地建設が始まりました。2025年春に滑走路部分が完成すれば、基地全体の完成を待たずに米軍機による低空飛行と訓練が始まります。午前3時まで飛行することもあります。
日常の軍事訓練にとどまらず、有事になれば出撃拠点となり、種子島(たねがしま)全島が真っ先に攻撃の対象となり焦土化すると語ります。



朝6時すぎに作業船に乗り込む労働者

米軍勝手気まま
防衛省は「種子島の市街地上空は飛行しない。市街地から離れているので影響はない」と説明。しかし、墜落事故後の運用停止前まで米軍のオスプレイなどが市街地上空を飛び回っていることを認めています。日米地位協定のもとで米軍は勝手気ままに飛び回っているのです。これにともなう騒音問題で、睡眠障害、聴覚障害などが懸念されています。
基地建設のために、12月上旬までに1500人の労働者が同市に入り、チャーターされた漁船で毎日馬毛島に行って作業をしています。
海上タクシー登録した漁船や大型船で早朝6時くらいに毎日出航するため、基地に賛成した人からも、「うるさい。何とかしてほしい」との苦情が出ています。
種子島漁協は、指定された漁場の漁業権を放棄し、22億円の補償で合意しましたが、指定外の漁場でも作業船が出入りし、漁ができなくなっています。
九州と南西諸島を結ぶ軍事要塞(ようさい)化は日本の自然と人々の生活を脅かしています。
馬毛島への米軍基地建設に反対する市民・団体連絡会の山内光典会長は、佐賀空港に自衛隊オスプレイが配備されることになっており、馬毛島で訓練をする可能性もあると指摘します。
馬毛島周辺は、鹿児島と種子島、屋久島などをつなぐ高速船が1日6往復し馬毛島周辺を旅客船が行き来しています。馬毛島上空では旅客機が1500メートルあたりを飛んでおり、タッチアンドゴーが頻繁に行われれば事故の危険性が高まると話します。
山内会長は「この問題は馬毛島だけの問題ではありません。佐賀、大分、宮崎、鹿児島、長崎から南西諸島にかけての軍事要塞化は日本国民を守ることになるのか」と声を大にして指摘します。



馬毛島

対話による外交
馬毛島だけで基地建設に1兆円かかるといわれています。山内会長は「対話による外交を行い、国民の命と財産を守ってほしい」と語ります。
沖縄では知事選や県民投票で米軍辺野古新基地建設反対の民意を3度にわたり示し、佐賀では陸上自衛隊のオスプレイ配備にかかわり国がすすめる駐屯地建設中止を求めて漁師が佐賀地裁に提訴しました。九州から南西諸島にかけて、平和と暮らしや環境を守りたいと、基地建設に反対する人たちが立ち上がり、座り込みやスタンディングが行われています。
(おわり)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月28日付掲載


馬毛島への米軍基地建設に反対する市民・団体連絡会の山内光典会長は、佐賀空港に自衛隊オスプレイが配備されることになっており、馬毛島で訓練をする可能性もあると指摘。
馬毛島周辺は、鹿児島と種子島、屋久島などをつなぐ高速船が1日6往復し馬毛島周辺を旅客船が行き来している。馬毛島上空では旅客機が1500メートルあたりを飛んでおり、タッチアンドゴーが頻繁に行われれば事故の危険性が高まると話します。
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馬毛島新基地 今を追う③ 豊かな漁場・環境破壊

2023-12-29 07:03:11 | 平和・憲法・歴史問題について
馬毛島新基地 今を追う③ 豊かな漁場・環境破壊

馬毛島(まげしま)は種子島(たねがしま)から約10キロに位置し、南北4・5キロ、東西2・7キロ、周囲16・6キロで緑に覆われていました。西之表市民の心のふるさとです。小高い丘、岳之腰(越)=たけのこし=から4本の河川が海に流れ、そこに藻場ができ、豊かな漁場でした。

地元魚消える
西之表市の人々にとって馬毛島は兄弟島であり、慣れ親しんだ光景です。
自衛隊と米軍が共同で使用する新基地建設について、当初多くの住民が反対していました。
漁民は馬毛島の豊かな漁場であわびに似たナガラメ(トコブシ)などが捕れなくなると反対していましたが、国は懐柔し、防衛省は総額22億円の漁業補償を提示。漁師たちは漁に出るのをやめ、漁船を海上タクシーに変えて、1日8万円の日当を得ています。地元スーパーからは地元の魚が消えました。
基地建設の具体化とともに種子島の上空を米軍機やオスプレイが異音をたてて飛ぶようになりました。
「自然豊かな島、平和に慣れ親しんだ私たちにとって迷惑でしかない」と尾形公雄さん(72)は言います。



岳之腰のトーチカ(丘の左端の突起物)か解体撤去される前の姿(2023年9月24日撮影、尾形さん提供)


基地建設反対の思いを語る尾形さん

尾形さんは防衛省が示した馬毛島新基地建設関わる環境アセスメントに意見を提出。防衛省が提示する報告書は、基地建設の影響を小さく評価、工事が進めば影響は大きくなることは目に見えていると指摘します。
水産行政で人工魚礁により漁場を造成していますが、馬毛島にとって代わる漁場を人工的に造成しようとするとどれだけの費用がかかるのか。今ある自然を残し、守る姿勢は見られません。
「馬毛島には、環境省が絶滅の恐れのある地域個体群に指定するマゲシカなどの動植物が生息していますが、餌場がなくなり、水が汚染されれば、マゲシカはいなくなります。マゲシカが生息し続けるために環境を維持しなければならないのに、それらの危倶を無視し、“今後の調査にまかせる”とする防衛省、そしてその計画に意見書で異を唱えない環境省の態度は許されない」と尾形さんは批判します。
馬毛島の環境への影響を評価しているのは、辺野古新基地建設の評価をした同じ企業だといいます。“基地建設ありき”で、予算は、辺野古新基地建設予算から流用しています。



作業船が接岸する馬毛島

トーチカ撤去
馬毛島の岳之腰には旧日本軍の陣地、戦争遺構の「トーチカ」がありましたが、「残してほしい」という市民の思いを無視して撤去されました。尾形さんは「平和教育をすすめるうえでも重要なトーチカを解体・撤去するのはおかしい。日本の防衛を考えるうえで、戦争の悲惨さや愚かさを伝えるのも防衛省の役割なのではないか」と指摘します。
基地が建設されれば、タッチアンドゴーが繰り返され、低空飛行をする戦闘機のごう音被害と睡眠不足が住民を襲うことになります。
「文化や自然に親しみ、のんびりすごしたかったのに、基地建設の話が持ち上がってから反対運動をしなければならなくなりました。どうすれば建設を止められるのか悩む日々です。この計画はすでに私の健康を害しています」(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月27日付掲載


基地建設の具体化とともに種子島の上空を米軍機やオスプレイが異音をたてて飛ぶようになりました。
「自然豊かな島、平和に慣れ親しんだ私たちにとって迷惑でしかない」と尾形公雄さん(72)は言います。
馬毛島の環境への影響を評価しているのは、辺野古新基地建設の評価をした同じ企業。“基地建設ありき”で、予算は、辺野古新基地建設予算から流用。
基地が建設されれば、タッチアンドゴーが繰り返され、低空飛行をする戦闘機のごう音被害と睡眠不足が住民を襲うことに。
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馬毛島新基地 今を追う② 作業員1000人 町が一変

2023-12-28 07:12:15 | 平和・憲法・歴史問題について
馬毛島新基地 今を追う② 作業員1000人 町が一変

馬毛島(まげしま)の新基地建設強行により種子島(たねがしま)の町の様子が一変しています。
人口約2万7000人の種子島。空地、さとうきび畑、耕作放棄地、竹やぶに、次々コンテナハウスが建てられました。九州各県をはじめ、青森・八戸や岐阜などの県外ナンバーの車が止まり、外国人労働者の姿もみられます。



中種子町につくられたコンテナハウス

道路に警備員
西之表市で9歳と5歳の子どもを育てる宇野ひろみさんは、島の変化に危機感を感じています。子どもが通う保育園を囲むかのようにコンテナハウスが建てられています。
スピードを出す車、大型トラックやダンプカーの往来に地域の子育て世代から不安の声が上がり、防衛省は、小中学校周辺の道路に警備員を配置。登下校以外の時間もずっと立っています。
基地建設に関係する企業が作業員を泊めるホテルを借り上げているため、宿代が高騰し、観光客は減少。
アパートやマンションなどの賃貸住宅も基地建設労働者用の借り上げで高騰し、来年3月の更新の際に、出ていかざるを得ない人もいるといいます。理髪店の店舗料がこれまでより、5倍の賃貸料を求められたケースも発生しています。
一方、西之表市に1000人程度(12月13日現在)の作業員が入っているといわれています。観光客がいない代わりに、作業員を乗せた観光バスがコンテナハウスから作業船のある港までピストン輸送する光景が当たり前に。
工事のピークは来年2月といわれ、馬毛島と種子島合わせて作業員数は6000人が想定されています。
大幅な人口増により、スーパーから総菜などの食べ物がなくなったこともありました。



宇野ひろみさん


あちこちに立っている交通安全の旗をもった警備員

自治体任せに
市議会では水問題が取り上げられました。現在、下西地区での水の総量は足りていますが、これまで以上に人が来れば水不足の発生が懸念されます。
さらにごみ処理の問題も浮上。人口増と共にごみも増え、分別、生活ごみ、基地建設に関わる産廃の処理問題について、防衛省は自治体任せにしています。
宇野さんは、20代のころ、ハワイなどを訪れ、米軍基地問題に翻弄(ほんろう)されている人たちを見てきたことから、馬毛島の新基地建設には反対しないといけないと考えています。
さらに、屋久島にオスプレイが墜落した事件は、子育て世代に衝撃を与えていると語ります。軍事要塞(ようさい)化と家賃高騰などで危機感を感じている人たちは、自然豊かで穏やかな種子島から島を出ることを真剣に考えているといいます。
「島のなかで基地建設に反対したいけれど経済的要因から容認した人も、本当は基地や戦争は嫌だと思っているはずです。何らかの基地建設の恩恵を受けた人も、一緒に基地建設反対の声を上げられるようにしたい」(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月26日付掲載


西之表市で9歳と5歳の子どもを育てる宇野ひろみさんは、島の変化に危機感を感じています。子どもが通う保育園を囲むかのようにコンテナハウスが。
工事のピークは来年2月といわれ、馬毛島と種子島合わせて作業員数は6000人が想定。大幅な人口増により、スーパーから総菜などの食べ物がなくなったことも。
島のなかで基地建設に反対したいけれど経済的要因から容認した人も、本当は基地や戦争は嫌だと思っているはず。何らかの基地建設の恩恵を受けた人も、一緒に基地建設反対の声を上げられるようにしたい。
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馬毛島新基地 今を追う① 民意無視 島民に被害

2023-12-27 07:14:07 | 平和・憲法・歴史問題について
馬毛島新基地 今を追う① 民意無視 島民に被害

基地建設が強行されている鹿児島県西之表市の馬毛島(まげしま)。九州から南西諸島にかけて、中国が想定する「第1列島線」上にある無人島です。日本政府は軍事要塞化の重要拠点として、米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)・タッチアンドゴーと陸海空自衛隊の訓練が一体化してできる基地と位置付けています。国民の声を無視した建設が強行されるもと、馬毛島から約10キロに位置する兄弟島・種子島では、街のようすが一変しています。馬毛島と種子島のいまを追います。(加來恵子)




防衛省が公表した馬毛島の施設全体配置図

「馬毛島の新基地建設が始まって以来、米軍機による低空飛行と訓練が行われ、午前3時まで飛行することもある。馬毛島に基地ができれば、なし崩し的に種子島本土が基地化されるのではないか」。こう懸念を語るのは馬毛島の情報を発信している種子島・西之表市に住む三宅公人さんです。



三宅公人さん

離着陸2.8万回
2023年1月に新基地建設工事が始まった馬毛島で無数の作業船が接岸し、緑で覆われていた島は地肌があらわれ、地元の人々は心を痛めています。
基地建設の影響に加え、島民に深刻な被害をもたらすのが完成後の訓練です。防衛省によると、米軍と自衛隊によるタッチアンドゴー訓練は年間150日、2万8000回行われるとしています。
馬毛島はもともと緑豊かな島でした。リゾート開発で買いあさられ、ゴルフ場建設や石油備蓄計画などさまざまな計画が持ち上がっては住民の運動で中止させてきました。しかし19年に新基地建設計画が浮上。その直後に「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」が結成されました。
「売却しない」と公言していた西之表市の八板俊輔市長が、市の所有地である馬毛島の市道1~3号と小中学校跡を防衛省に売却しました。建設工事は環境アセス評価書が出てすぐに始まりました。
これを知った西之表市の住民らは、市民の財産を勝手に売ったとして2度の住民監査請求を行いましたが受理せず。3回目の住民監査請求は半年以上たって却下され、4回目の再請求も11月に棄却されました。そのため19日に市民29人が市有地売却や市道廃止の手続きは違法だとして鹿児島地裁に提訴しました。



種子島に接岸している作業船

医療に圧迫も
馬毛島新基地建設にかかわる労働者が、けがをするケースも発生し、地元病院の医師、看護師不足や待ち時間の解消などの課題が指摘されています。
漁船は海上タクシーに変わりましたが、基地建設労働者の事故発生により救命船の常設が求められ、投資できずに海上タクシーをやめる人も出てきているといいます。
西之表市に隣接する中種子町(なかたねちょう)の町長は基地建設に賛成したため、中種子町民は反対をいえる雰囲気ではありません。しかし、中種子町の漁民からは、漁協に参加する人たち全員に漁業権の放棄採決をかけず、上層部のみで放棄することを決めたことに不満の声が噴き出ています。


「戦争いや」声をあげる住民
「屋久島にオスプレイが墜落した事件が起きて、戦争が忍び寄っていると危機感を感じています」と語るのは種子島・中種子町に隣接する地域に住む川原孝子さんです。
「子どもに基地を残してはいけない。第二の沖縄にしてはいけない」との思いで数年前から「水曜の会」という女性グループで勉強会を重ねてきました。

雰囲気が変化
96歳の戦争体験者の話を聞く機会を得たとき、「声をあげないといけないのは今ですよ」と言われました。
中種子町長は基地建設に賛成したため、町民は話題にしづらく、反対の声をあげつらいといいます。それでも川原さんは黙ってはいられないと考えています。
終戦直後に生まれた上妻伸子さんは、戦争は体験していませんが、食料難や戦争による悲惨な生活を生きてきた人たちの中で育ちました。「基地建設に対しての不安や迷惑以前に“戦争は嫌だ”という気持ちが大きい」といいます。
以前は基地建設反対を表立って言えない雰囲気が徐々に変化しています。上妻さんは、全国の応援に励まされ、基地建設を容認した人や賛成した人たちに対して、「戦争はいや」という思いを前向きに伝えていきたいと語ります。「鹿児島県の鹿屋と知覧には特攻隊員の遺族への手紙が展示されている資料館があります。あの手紙を読んでほしい。隊員の家族つづった思いを知ってほしい」と訴えます。
馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会の前園美子副会長は、馬毛島新基地建設の問題点を三つ指摘します。



上妻さん(左)と前園さん

攻撃の標的に
一つは、全国にある米軍基地が戦中の日本軍基地に取って代わって駐留しました。これに対し、馬毛島に建設される新基地は、まっさらな土地に米軍も使用する基地をつくる初めての例になると指摘。「これを許すことは、“米国がここに基地が欲しい”と日本政府に伝えれば、国がその土地を国有化し、どこでも基地ができることを示すことになる」と警告します。
二つ目は、土地評価の問題です。2019年に45億円と評価されたものが最終的に160億円で売却されました。土地の購入にあてられた税金は、沖縄辺野古新基地建設費用でした。国会審議にもかけることなく、国民の同意や地元住民の理解が得られないまま行われていると指摘します。
三つ目は、騒音問題です。防衛省の説明では、午前3時まで訓練が行われるとしており、住民は騒音に悩まされることになります。「屋久島にオスプレイが墜落したことは人ごとではありません」と不安を語ります。
種子島から馬毛島までわずか10キロ。馬毛島に基地が建設され、戦争が起きれば、攻撃の標的になる危険性が高まります。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月25日付掲載


基地建設が強行されている鹿児島県西之表市の馬毛島(まげしま)。日本政府は軍事要塞化の重要拠点として、米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)・タッチアンドゴーと陸海空自衛隊の訓練が一体化してできる基地と位置付け。
以前は基地建設反対を表立って言えない雰囲気が徐々に変化。上妻さんは、全国の応援に励まされ、基地建設を容認した人や賛成した人たちに対して、「戦争はいや」という思いを前向きに伝えていきたいと語る。
種子島から馬毛島までわずか10キロ。馬毛島に基地が建設され、戦争が起きれば、攻撃の標的になる危険性が。

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