宮城県沖の海底 南東へ50m移動
海洋研究開発機構は4月28日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に伴って宮城県沖の海底が広い範囲で南東方向へ50m移動していたことがわかったと発表しました。上方には平均して約7m移動しており、この変動によって巨大な津波が引き起こされたといいます。
地震は、三陸沖から茨城県沖にかけて、日本列島が乗る陸のプレート(岩板)の下に沈み込んでいる太平洋プレートとの境界がずれて起こりました。長さ約500キロメートル、幅200キロメートルの範囲が動くことで、地震の規模を示すマグニチュード9・0の巨大地震となったと考えられています。
海洋研究開発機構は、深海調査研究船「かいれい」で宮城県沖の震源近傍からその東側に位置する沈み込みの現場である日本海溝の海溝軸東側まで約140キロメートルの範囲で、海上から発射した音波がはね返ってくるのを観測する方法で海底の地形を調べました。
得られたデータを、1999年同じ海域で実施した調査の結果と比較。その結果、海溝軸から陸側40キロメートルのところにある震源までの領域で海底が大きく動いていることを確認できました。特に海溝軸すぐ西のところで以前の調査時より10~20メートル高くなっていることがわかりました。
海洋研究開発機構地球内部ダイナミクス領域の富士原敏也技術研究主任は、「海上保安庁や東北大学の調査で、陸に近いところで海底が変動している様子がわかっていたが、今回の調査で変動が海溝軸にまで及んでいることが明らかになった」と話しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年4月29日付掲載
すごいですねえ。ここまでプレートの潜り込みと跳ね返りの様子がわかるんですね。
地球の地殻レベルの営みを感じさせます。日本列島も、こうして動いていくのですかねえ。
北米プレートと太平洋プレートのせめぎあいがどういう結果になるかは数百万年から数千万年後の事でしょうね。
その時、日本列島がどういう形に変化しているかは興味深いですね。
海洋研究開発機構は4月28日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に伴って宮城県沖の海底が広い範囲で南東方向へ50m移動していたことがわかったと発表しました。上方には平均して約7m移動しており、この変動によって巨大な津波が引き起こされたといいます。
地震は、三陸沖から茨城県沖にかけて、日本列島が乗る陸のプレート(岩板)の下に沈み込んでいる太平洋プレートとの境界がずれて起こりました。長さ約500キロメートル、幅200キロメートルの範囲が動くことで、地震の規模を示すマグニチュード9・0の巨大地震となったと考えられています。
海洋研究開発機構は、深海調査研究船「かいれい」で宮城県沖の震源近傍からその東側に位置する沈み込みの現場である日本海溝の海溝軸東側まで約140キロメートルの範囲で、海上から発射した音波がはね返ってくるのを観測する方法で海底の地形を調べました。
得られたデータを、1999年同じ海域で実施した調査の結果と比較。その結果、海溝軸から陸側40キロメートルのところにある震源までの領域で海底が大きく動いていることを確認できました。特に海溝軸すぐ西のところで以前の調査時より10~20メートル高くなっていることがわかりました。
海洋研究開発機構地球内部ダイナミクス領域の富士原敏也技術研究主任は、「海上保安庁や東北大学の調査で、陸に近いところで海底が変動している様子がわかっていたが、今回の調査で変動が海溝軸にまで及んでいることが明らかになった」と話しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年4月29日付掲載
すごいですねえ。ここまでプレートの潜り込みと跳ね返りの様子がわかるんですね。
地球の地殻レベルの営みを感じさせます。日本列島も、こうして動いていくのですかねえ。
北米プレートと太平洋プレートのせめぎあいがどういう結果になるかは数百万年から数千万年後の事でしょうね。
その時、日本列島がどういう形に変化しているかは興味深いですね。