きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

国民の期待担って 比例当選議員に聞く② 小池 晃さん(53)

2013-08-03 17:53:03 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 比例当選議員に聞く② 小池 晃さん(53)
命守る政治 実現に全力


投票日の夜、開票速報で当確が出たとたん、薬害肝炎全国原告団の山口美智子さんから「期待しています」というメールが届きました。医師会幹部からも、歓迎の言葉がよせられました。ご期待に何としてもこたえる決意です。



何よりもうれしいのは「比例候補5人全員当選」の目標を達成できたことです。日本中で勝利の喜びを共有できました。「比例5議席の実現を」と、全国一丸で取り組んだことが、東京、大阪、京都での選挙区の勝利にも、南関東での、畑野君枝さん、寺尾賢さん、遠藤昭子さんの大善戦にもつながりました。東京では、比例代表選挙で自民に次ぐ第2党に。この意味はとても大きいと思います。
演説では、自民に対決、対案しめす共産党の値打ちを語りぬきました。くらし、原発、憲法、外交の「4つのチェンジ」には大きな反響があり、演説後の握手の際には、どこでも「消費税を増税されたら生きてゆけない」「憲法は何が何でも守ってほしい」などの切実な声に出あいました。
「二大政党がすたれ、第三極も自民党の応援団。日本の政治をおおう深い霧が晴れ、見晴らしがよくなってきました。すると、そこに見えてきたのは、60年続いた自民党政治と、まっすぐ立ち向かってきた日本共産党との『自共対決』です」と訴えました。都議選での共産党躍進によって、このフレーズに格段の説得力が加わり、聴衆のみなさんの「そうだ!」の声にも力がみなぎるのを実感しました。
今回の参院選からネット選挙が解禁されましたが、楽しく明るく取り組むことができました。共産党の政策をPRする「カクサン部」は、全国どこでも大評判。他党がネットでは発信するだけで、国民とのやり取りを避けようとする中で、ひとつひとつの疑問に直接答え、対話したのは共産党だけでした。さらに工夫して、党の政策や理念をもっとわかりやすく、親しみやすく「カクサン」する仕事に取り組んでいきます。
前回選挙で議席を失ってから3年、東日本大震災、原発事故が起き、自公政権が復活して暴走を始めました。もっと共産党の議席があったらと、悔しい思いを重ねてきました。
「自民党大勝」と言いますが、消費税増税、原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)参加、憲法改悪は、全て民意に反するものです。こんな政治には道理も未来もありません。今こそ共産党の出番です。
医師を志した時の原点である「命を守る」は、私の政治活動の原点でもあります。3年ぶりに「永田町国会病院」の診療再開!パワーアップした参議院議員団の一員として、国民の声を政治に届け、願いを実現するために力を尽くします。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月29日付掲載


「比例5議席を」と全国は一つで頑張ったことが、東京、京都、大阪での議席奪還につながったことは確かですね。特に、東京で比例代表の得票が自民党に次ぐ第2党になったのは特筆すべきことですね。吉良さんががんばって獲得した得票数よりも、日本共産党の得票数の方が多かったのですから…。
いよいよ「永田町国会病院」の診療再開に期待します。
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国民の期待担って 比例当選議員に聞く① 紙智子さん(58)

2013-08-02 17:45:21 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 比例当選議員に聞く① 紙智子さん(58)
TPP阻止 共同さらに


参院選では、JA青森中央会から共産党の選挙区候補を推薦してもらい、群馬県のJAにったみどり、岩手県宮古市の3漁協からも熱い期待のメッセージが寄せられました。北海道でも、首長や農協組合長など50人を超える方から期待の声が寄せられ、支援の輪がこんなにも広がった選挙戦は初めてです。



活動地域の北海道、東北、北関東11道県の比例票は110万3570票で前回から36万票以上増やしました。その背景には、とりわけTPP(環太平洋連携協定)交渉参加や、原発問題、憲法問題への危機感があったと思います。
25日には、「オール北海道」の反対運動を無視したTPP交渉参加に抗議する総決起大会が札幌市で開かれました。雨の中集まった7000人の、安倍政権に対する強い怒りを感じました。
TPPの条件闘争は論外です。米など重要5品目を関税撤廃の例外にするのが無理ならと、品目を絞り込む動きもありますが、とんでもないことです。
参院で11議席になったことで、議案提出ができるようになりました。一方で自民党も議席が増えています。安倍政権を暴走させないため、国民運動と、国会の中で一致点に基づく共同をどう広げるかも課題です。これらの条件を生かして、TPP参加は何としても阻止したい。
東日本大震災からの復興は、まだこれからです。被災者の医療、介護の負担減免制度を復活させ、必要な公的支援を国の責任でやらせなければいけません。住宅問題も切実で、復興住宅の建設を早く進めていきます。
福島第1原発事故は、大量の汚染水を処理できず、収束どころではありません。福島県民約15万人が今も避難しています。津波や放射能汚染で、自分の農地を離れざるを得なくなった福島県の米農家の青年が「それでも、俺は農業が好きだ。農業を続けたい」と語ったのがよみがえります。
帰還困難区域の財物賠償基準が低すぎる問題や、生業や産業、風評被害の賠償など、まだ途中です。3期目も、被災者に寄り添いしっかり取り組んでいきます。
参院議員の任期は6年。長期的な視野で、農業再生に向けた建設的な政策を打ち出したい。農業分野での自然エネルギーの取り組みや、価格政策などで、対決するだけでなく大いに対案を示す、そのためにふさわしい調査、研究活動に力を尽くします。
議員団に30代を含めフレッシュな風が入りました。それぞれの魅力、持ち味を生かして頑張りたいと思います。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月28日付掲載


兵庫県でも今回の参議院選挙で、JAやJFの方々とはずいぶんと共同や対話が進みました。でも、残念ながら推薦の決議までにはいたっていません。
TPPの交渉が本格化する中、さらなる対話や共同が求められるのでしょうね。
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国民の期待担って 新参議院議員に聞く③ 京都選挙区・倉林明子さん(52)

2013-08-02 17:33:18 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 新参議院議員に聞く③ 京都選挙区・倉林明子さん(52)
暴走と対決やる気満々


15年ぶりに改選数2の京都選挙区で議席を獲得しました。選挙区で初めて勝利を経験したという若い人たちが涙を流して喜んでくれ、勝つことが支援してくれる方々のエネルギーとなり激励となることを実感しました。



自共対決の構図が鮮明になった選挙でした。それだけに自民党の暴走と対峙できるのは共産党しかない、という切実な期待がかつてなく大きく広がりました。
街頭で訴えていても知らない人が「憲法守って」「原発ゼロにして」などと次々と声をかけてくれるんですね。「アッコ、アッコ」ってコールもわきおこりました。
演説会も選挙戦がすすむにつれ、どんどん参加者が増えて過去最高の入りという状況になりました。初めて共産党の演説会に参加したという方がたくさんいて、そういう方がまた支持を広げてくれ、草の根から広がっていきました。
消費税増税を止めてほしいという願いは切実です。京都市の2桁の商店会で支持・推薦をしてくれ、保守的な業界団体からも推薦決議を上げていただいた。増税ストップを言っている共産党に、比例でも選挙区でも伸びてほしい、という期待をひしひしと感じましたね。
改憲の問題では、京都の自民党、民主党のどちらの候補者もごりごりの「ウルトラ改憲派」なんです。この問題でも共産党と倉林しかないという声が上がり、私自身も改憲派に議席を独占させてなるものか、と闘志がわきました。
日本共産党への期待の高まりを恐れ、他党派や京都財界、知事、京都市長ら総がかりの反共攻撃がやられました。しかし、旗振れど踊らずで、反共では縛りがかからない状況になっていたんです。
民主党にいたっては、自民党や公明党に票を回してと依頼したことが表面化しました。野党が与党に票の「おねだり」をするという見苦しさが、逆にマイナスになったんじゃないでしょうか。
やはり日本共産党がぶれずに主張し、自民党政治に対決してがんばり抜いていることを、卑劣な反共攻撃があっても府民はちゃんと見てくれたんだと思います。
いよいよ国会での活動です。府民の声を集め、首長とも一致できる問題では、協力・信頼関係をつくって、国会とのパイプ役として役立ちたいです。
改憲阻止、消費税増税ストップなど公約にかかげた大きな課題が緊迫した状況です。これからが本番。切実な期待に応えて「はたらくぞー」って、やる気満々です。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月26日付掲載


先代の京都選挙区選出の参議院議員は西山登紀子さん。1992年で初当選(48才)、1998年に再選された時は54才。52才の倉林さんは年齢的にもいいですね。
雰囲気は登紀子さんとはまた違いますが、倉林カラーを出して頑張ってほしいと思います。
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国民の期待担って 新参議院議員に聞く② 大阪選挙区・辰巳孝太郎さん(36)

2013-07-31 15:59:40 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 新参議院議員に聞く② 大阪選挙区・辰巳孝太郎さん(36)
生存権を問う論陣張る


大阪選挙区で日本共産党の議席を取り戻すことができました。実に15年ぶりです。
大阪の党は、僕が生まれる前の1973年に沓脱タケ子さんが、88年には吉井英勝さんが定数1の参院補選で勝利しました。国民のくらしと営業を守って、ひたむきにたたかってきた歴史のある党参院議員に加えてもらい、感無量です。開票日も翌日もほとんど眠れませんでした。




選挙戦で、僕は「自民党と対決」「維新の会に痛打を」と、消費税増税中止、原発即時ゼロ、9条改憲阻止、若者をすりつぶすブラック企業根絶など、あらゆる問題で抜本的対案を示す日本共産党の姿を目いっぱい訴えました。当選が決まってからは、国民のみなさんの期待と願いを前進させなければと、時がたつにつれ、じわりじわりと責任の重さを痛感しています。
高校でラグビーをしていたことから、大阪府議候補(2003、07、11年)での売り出しは「熱血ラガーマン」とか「突っ走れ、コータロー」でした。志位和夫委員長が駆けつけてくれた公示日の街頭演説は、大好きな映画を見るようで感動的でした。「共産党」「コータロー」コールがわきあがり、鳴りやみません。選挙期間中、どこを回っても支持者や後援会員、党員の人たちの声援とあたたかいまなざしに、何度も胸が熱くなりました。
女性たちと僕の見開き写真をどーんと置いた「しんぶん赤旗」日曜版(大阪版)の紙面をかざして声援してくれる人が多くいたのもびっくりしました。
インターネットに街頭演説の動画を掲載していましたら、青年が「気迫がある。現物を見たい」と東京から会いに来てくれたんです。思わず「えーっ。わざわざ、おおきに」と声をあげちゃいました。
来週にも臨時国会が召集されます。自民党がブラック企業の居酒屋チェーン店の前会長を比例代表で当選させました。ブラック企業を日本中に広げようとする安倍自公政権に立ちはだかり、これを根絶させて、国民の多数が願う「雇用は正社員が当たり前」「賃上げと安定した雇用で景気回復」を実現したい。
生活と健康を守る会という団体で活動した経験から、命を守る政治がいまこそ求められていると思います。
人として生まれ、人として生涯を終える権利は誰にもあります。申請をはねつける生活保護改悪案の再提出は断じて許されません。9年間で7000件の相談活動も生かし、憲法25条が保障する生存権とは何なのか、大いに論陣を張りたいと決意しています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月25日付掲載


意外と知らなかったけど、辰巳さんは「生活と健康を守る会」で活動していたのですね。その経験や7000件の生活相談の経験も生かして、即戦力で頑張ってほしいですね。
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国民の期待担って 新参議院議員に聞く① 東京選挙区・吉良佳子さん(30)

2013-07-31 15:45:21 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 新参議院議員に聞く① 東京選挙区・吉良佳子さん(30)

日本共産党は、比例代表で515万票(得票率9・68%)、選挙区564万票(同10・64%)を獲得して8人が当選しました。国政選挙で15年ぶりの大躍進です。当選者に、どんな選挙戦だったのか、これからの抱負を聞きました。まず3選挙区のうち、東京選挙区で当選した、吉良佳子さんです。

東京選挙区・吉良佳子さん(30)
一人ひとりの思い届ける




70万3901票の支持をいただいたという実感をじわじわと感じています。
開票日の事務所にも翌日の新宿駅頭での報告宣伝にも、たくさんの方がきてくださり、みんなで当選を喜びあいました。
選挙中、そして1年半の候補者活動の中で支え応援してくださった、この一人ひとりのみなさんの思いを政治の場、国会へ届けなければならないと、身が引き締まる思いです。
私が街頭で反響を感じたのは、就職氷河期世代の代表として雇用問題、とりわけブラック企業を許さないとの訴えです。多くの人が足を止め聞いてくれ、同世代の青年がツイッターや演説後に「ブラック企業はなくしてほしい」「あなたの言うことはまっとうだ。ぜひ実現してほしい」と声を寄せてくれるなど、働く人の味方共産党、そして吉良佳子への期待が次々と寄せられました。
昨年4月から毎週金曜日夜の首相官邸前の反原発行動に参加し続けた私に、原発再稼働反対、原発ノーと、官邸前でいっしょに声をあげた人たちがたくさん後押ししてくれました。先週も行動に参加した時には、司会者が「僕たちの仲間」と紹介してくれ、参加者から「吉良さん、がんばれ」と声がかかりました。「原発ノーの声を届ける仲間を国会へ」と、都内の街頭演説に応援にきてくれた方もたくさんいます。
何よりも選挙の中でひろがったのが、安倍政権の暴走のストップ役は共産党、東京選挙区では吉良佳子という声です。
それは、都議選で日本共産党が躍進してから、非常に強くなりました。選挙直前、国会が終わった日、雨の中の新宿駅東口で訴えていたら、声援をかけてくれる人が後を断ちませんでした。ツイッターでも、選挙の中盤から「共産党支持者じゃないが、改憲をはじめとした暴走をくいとめるために共産党に投票します」という声が広がりました。
特に安倍首相が9条改憲を明言してからは「息子を戦場に送るのはたえられない」「戦争だけはだめ」という声も広がり、それをストップする力があるところとして選んでいただいたとも感じています。
私は、これらの声を、なんとしても安倍首相にぶつけたい。6年間国会の場でがんばりぬきます。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月24日付掲載


吉良さんは、原発ゼロの運動、ブラック企業根絶の運動では先頭に立ったものね。
投票日前日の新宿駅西口での演説をインターネットで見ましたが、勝手連の「キラキラ・コール」はものすごい勢いでしたね。
その期待に応えて頑張ってほしいと思います。
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