ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報115“Альфа”

2012-10-12 13:44:26 | 日記

2012年10月12日 
サハリン発
[サハリン国境警備局がカニ密漁密輸FOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年10月9日、ロシア排他的経済水域において、違法に約9トンのカニ製品を生産したカンボジアFOC船“Альфа”(アリファ)を拘束したと発表した。
この取締活動により、ロシア国家の損害約700万ルーブルが未然に防がれた。
(参考過去情報 “Альфа”(アリファ)事件)
2012年05月23日 サハリン発
[サハリン国境警備局が密漁FOC船3隻を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、密漁密輸FOC船3隻をロシア排他的経済水域内で拘束、大きな数量の違法漁獲カニを発見したと発表した。
1隻目は、カンボジア旗“Альфа”(アリファ)で、当局がアニワ湾南東110マイルで発見、検査したころ、船内に違法に生産された、活ズワイガニ(オピリオ)17.5トン、そして冷凍ニシンと同スケトウダラを3トン以上所持していた。
2隻目はシエラレオーネ旗“Сунгари”(スンガリ)で、当局が東サハリン海域で発見、検査したところ船内に違法に生産されたカニ製品30トンを所持していた。
更に、3隻目は、ホンジュラス旗の“Эксплорер”(エクスプロレル)で、チェックアウトの手続き中に、商業的に利益が期待される、冷凍ニシンと同スケトウダラが8トン発見された。
これらの船舶の船長は、水棲生物資源の生産に関する規則、チェックポイント手続規則等に違反した。
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ロシアFOC/IUU取締情報114“ANTAEUS”

2012-10-12 12:50:24 | 日記
2012年10月12日
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が密漁密輸カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、水棲生物資源の密漁密輸を試みたカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
当局所属警備艇“Командор”(コマンドル)は、ロシア領海において、カンボジアFOC船*“ANTAEUS”を発見、検査のため停船を命じた。
“ANTAEUS”はこの命令を無視して、ロシア排他的経済水域へ逃走を開始、“Командор”の追跡を受け、一時間後にソスノワ岬北東で停船したが、その間、乗組員は漁獲物と漁具を投機した。
当局職員が“ANTAEUS”を検査したところ、船内から密漁密輸を試みた証拠となる水棲生物資源の破片が発見された。
“ANTAEUS”の行動は、刑法第322条などに違反しており、更なる調査のため当局によりナホトカ港へ連行された。
なお、“ANTAEUS”の船主は“Trans Kargo Co.,Ltd.”で、乗組員はロシア人7名とウクライナ人4名で構成されていた。
*写真は“ANTAEUS”。報告担当者が、日ロ密漁密輸(IUU漁業)防止協定署名直後の2012年9月12日、1700頃、稚内港にて撮影。当日、約20隻のカンボジアを中心としたFOC船が停泊。
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