2012年10月12日
サハリン発
[サハリン国境警備局がカニ密漁密輸FOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年10月9日、ロシア排他的経済水域において、違法に約9トンのカニ製品を生産したカンボジアFOC船“Альфа”(アリファ)を拘束したと発表した。
この取締活動により、ロシア国家の損害約700万ルーブルが未然に防がれた。
(参考過去情報 “Альфа”(アリファ)事件)
2012年05月23日 サハリン発
[サハリン国境警備局が密漁FOC船3隻を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、密漁密輸FOC船3隻をロシア排他的経済水域内で拘束、大きな数量の違法漁獲カニを発見したと発表した。
1隻目は、カンボジア旗“Альфа”(アリファ)で、当局がアニワ湾南東110マイルで発見、検査したころ、船内に違法に生産された、活ズワイガニ(オピリオ)17.5トン、そして冷凍ニシンと同スケトウダラを3トン以上所持していた。
2隻目はシエラレオーネ旗“Сунгари”(スンガリ)で、当局が東サハリン海域で発見、検査したところ船内に違法に生産されたカニ製品30トンを所持していた。
更に、3隻目は、ホンジュラス旗の“Эксплорер”(エクスプロレル)で、チェックアウトの手続き中に、商業的に利益が期待される、冷凍ニシンと同スケトウダラが8トン発見された。
これらの船舶の船長は、水棲生物資源の生産に関する規則、チェックポイント手続規則等に違反した。