2012年10月30日
韓国発
[ロシア産カニ 日本を経由してロンダリング]
ロシア海域で密漁されたカニの原産地証明を日本の機関が発行することで、ロンダリングされた取引が行われていると伝えられた。
ロシアは最近、日本と韓国がカニの密漁密輸製品の取引を黙認しているとして、韓国、日本と結んだすべての協定を中断、ロシア海域での漁獲クォータ配分を留保できる権利を主張した。
ロシアは、カンボジアなどの便宜置籍船が、日本の北部の港を基地として活動、ロシア海域でカニを密漁、漁獲した製品を日本市場に供給し、一部は日本から韓国へ再輸出されてきたとしている。
韓国に輸入されるロシア産のカニは、昨年2011年2,700トンだったが、今年2012年に入って8月末までで3,000トンに増加した。
この中のどれくらいが密漁密輸製品なのかは分からないというのが韓国輸入業者の説明だ。
日本を通じて韓国に入ってくる密漁密輸カニは、日本で合法的な書類を整えられ、所謂ロンダリングがされているためだ。
鷺梁津(ノリャンジン)水産物市場では昨年2011年、活タラバガニ価格はkg当り2万3,000ウォン程度だったが、今年2012年同期は1万ウォン下落した。
韓国とロシアは、2009年12月締結した水棲生物資源の密漁密輸防止協定に基づき、両国の水産物輸出入に関する情報を共有して密漁密輸製品の取引を禁止している。
韓国発
[ロシア産カニ 日本を経由してロンダリング]
ロシア海域で密漁されたカニの原産地証明を日本の機関が発行することで、ロンダリングされた取引が行われていると伝えられた。
ロシアは最近、日本と韓国がカニの密漁密輸製品の取引を黙認しているとして、韓国、日本と結んだすべての協定を中断、ロシア海域での漁獲クォータ配分を留保できる権利を主張した。
ロシアは、カンボジアなどの便宜置籍船が、日本の北部の港を基地として活動、ロシア海域でカニを密漁、漁獲した製品を日本市場に供給し、一部は日本から韓国へ再輸出されてきたとしている。
韓国に輸入されるロシア産のカニは、昨年2011年2,700トンだったが、今年2012年に入って8月末までで3,000トンに増加した。
この中のどれくらいが密漁密輸製品なのかは分からないというのが韓国輸入業者の説明だ。
日本を通じて韓国に入ってくる密漁密輸カニは、日本で合法的な書類を整えられ、所謂ロンダリングがされているためだ。
鷺梁津(ノリャンジン)水産物市場では昨年2011年、活タラバガニ価格はkg当り2万3,000ウォン程度だったが、今年2012年同期は1万ウォン下落した。
韓国とロシアは、2009年12月締結した水棲生物資源の密漁密輸防止協定に基づき、両国の水産物輸出入に関する情報を共有して密漁密輸製品の取引を禁止している。