2014年12月05日 ウラヂオストク発
[極東海域におけるイワシ・サバの爆発的な増加とその加工処理]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、学術審議会において、極東海域で漁獲されるイワシとサバの加工処理問題を検討した。
科学者は、2015年から2030年までの間の、日本海と太平洋のロシア排他的経済水域におけるイワシとサバの爆発的な資源増加を予想している。
これは、今年2014年6月期に行われた、科学調査船“Профессор Кагановский”(プロフェッサー・カガノフスキー)による南北クリール海域の調査航海の結果等に基づいている。
同研究所学術審議会では、当該魚種の鮮度低下の速さによる缶詰製品化の数量的限界の問題、冷凍製品化した時の劣化問題等への対応について話し合われた。