2017年04月03日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[韓国沿岸漁業界はロシアビジネスを模索する]
これまで韓国のロシア海域における主要漁業は、スケトウダラ、サンマ等、”韓国遠洋産業協会”所属会員がになってきた。
しかし、朝鮮半島沿岸の資源低下から、沿岸漁業で構成される”韓国水産協同組合中央会”は、ロシア極東地域への漁業インフラ投資プロジェクトと関連付けたロシア沿岸での操業機会の確保を模索している。
ロシア業界紙(WEB)が伝えた。
昨年2016年、韓国沿岸・沖合漁業の生産量は91万6,000トンで前年2015年比13.4%減、過去44年間で最低となった。
”韓国水産協同組合中央会”は、サハリン州の発展プロジェクトと関連付けた操業機会確保のため、部内に作業部会を設置した。
この作業部会は、特にサバ等、南クリール海域の資源に関心を示しており、資源の漁獲から加工までの利用に関するプロジェクト計画を検討している。
ただし、このロシア業界紙は、ロシアの法律では、漁業会社における外国人資本の参加は”外国投資に関する政府委員会”と協議してのみ可能であり、外国企業の違法な管理が分かった場合の、その漁獲割当が剥奪される旨を一方で指摘している。
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[韓国沿岸漁業界はロシアビジネスを模索する]
これまで韓国のロシア海域における主要漁業は、スケトウダラ、サンマ等、”韓国遠洋産業協会”所属会員がになってきた。
しかし、朝鮮半島沿岸の資源低下から、沿岸漁業で構成される”韓国水産協同組合中央会”は、ロシア極東地域への漁業インフラ投資プロジェクトと関連付けたロシア沿岸での操業機会の確保を模索している。
ロシア業界紙(WEB)が伝えた。
昨年2016年、韓国沿岸・沖合漁業の生産量は91万6,000トンで前年2015年比13.4%減、過去44年間で最低となった。
”韓国水産協同組合中央会”は、サハリン州の発展プロジェクトと関連付けた操業機会確保のため、部内に作業部会を設置した。
この作業部会は、特にサバ等、南クリール海域の資源に関心を示しており、資源の漁獲から加工までの利用に関するプロジェクト計画を検討している。
ただし、このロシア業界紙は、ロシアの法律では、漁業会社における外国人資本の参加は”外国投資に関する政府委員会”と協議してのみ可能であり、外国企業の違法な管理が分かった場合の、その漁獲割当が剥奪される旨を一方で指摘している。