2018年08月24日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[”ノーヴァヤ・アリャスカ・ヴォルホフ”がジャパンI.シーフードショーに出展]
ロシア企業”Новая Аляска Волхов”(ノーヴァヤ・アリャスカ・ヴォルホフ:以下”ヴォルホフ”)社は、2018年8月22日から同24日までの間、東京で開催された一般社団法人大日本水産会主催の第20回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に出展、バレンツ海産タラバガニ等の製品のプロモーションを行った。
”ヴォルホフ”は”Северо-Западный Рыбопромышленный Консорциум”(セヴェロ・ザパドヌイ・ルイボァプロムシェヌイ・コンソルツイウム:北西漁業会社共同体:以下”СЗ Р К”)の製品製造・販売部門を担っている。
”СЗ Р К”はロシア北西海域で最大規模のカニ漁船団を編成しており、年間にタラバガニとズワイガニをそれぞれ約1万トン漁獲している。
”ヴォルホフ”社は2003年に設立され、工場はノヴゴロドにある。
販売されるすべての製品は、バレンツ海の冷たく清潔な海域(FAO27)で”СЗ Р К”船団が漁獲した原料に特化して製造したものとなっている。
”ヴォルホフ”社は各顧客への直接的アプローチにより、ロシア、ヨーロッパ市場で基礎を築き、アジア市場に参入することに成功した。