ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

北朝鮮違法操業の背景に中国との密貿易がある

2018-08-30 13:46:59 | 日記

2018年08月30日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[北朝鮮違法操業の背景に中国との密貿易がある]
北朝鮮違法操業の背景に中国との密貿易がある。自由アジア放送(RFA)は次のとおり伝えた。
(アンカー)
国連の対北朝鮮制裁で北朝鮮産水産物の輸出の道が止められたのに、最近、日本の沿岸で違法操業をしている北朝鮮の漁船がまた増えているとのことです。
すでに5月末から姿を現しているようです。
対北制裁の影響でイカ漁が抑止されていましたが、最近、また取引が活発になり、海に出るイカ漁船も増えました。
その背景には、北朝鮮と中国の間に盛んに行われている大規模な密輸がありました。
記者ノ・ジョンミンが伝えます。
(記者ノ・ジョンミン)
清津∙羅津などでイカの取引が活発化しています。
対北朝鮮制裁の後暴落したイカの価格は回復に転じています。
鴨緑江(国境)上流を中心として、北朝鮮と中国が大規模な密輸を行っている実態があります。
中国のイカの需要のこたえる形で北朝鮮によるイカの違法漁業が活発化しているのです。
日本のメディアである“アジアプレス”が自由アジア放送に伝えた内容によると、咸鏡北道清津と羅津などでイカの取引が活発に行われているとのことです。
イカの価格の値上がりの理由は、イカが中国に密輸されるからです。
北朝鮮と中国の間でイカの大規模な密輸が行われ、需要も拡大しました。
今年5月中旬から、鴨緑江上流と豆満江上流などで貿易会社と新興富裕層を中心に大々的な密輸が盛んに行われているとのことです。
昨年採択された国連の対北制裁によって北朝鮮産水産物の道が止められ、イカをはじめとする漁が以前のように儲からず、取引も活発ではありませんでしたが、密輸が活発化し、操業にでる北朝鮮住民が増えていると“アジアプレス”大阪事務所の石丸次郎代表は説明しました。
北朝鮮のイカ操業は年間約2億ドルを稼ぐ主要な外貨収入源と見積もられています。

 

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