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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

第6回東方経済フォーラム 9月2日 ビジネス・プログラム“投資クオータ 2.0”が予定される

2021-08-24 16:10:07 | 日記

 

2021年08月24日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[第6回東方経済フォーラム 9月2日 ビジネス・プログラム“投資クオータ 2.0”が予定される]

昨年2020年、新型コロナウイルス拡散防止対策で開催が延期となった第6回東方経済フォーラムが、今年2021年9月2日-4日、ウラヂオストクで行われる計画で、ビジネス・プログラムに漁業分野の“投資クオータ”の第2弾のあり方に関する話し合いの場が盛り込まれている。

今回の同フォーラムでは “変化する世界での極東の新たな機会”“新時代の経済:何が変わり何が残るのか”“極東-新たな課題と機会”そして“変化する世界での責任の共有”の4つの主要テーマが設定されている。

この枠組みの中で、漁業分野のビジネス・プログラムとして、円卓会議“投資クオータ 2.0:集中的発展の道”が、9月2日12:30-14:00の間行われ、ロシア漁業庁長官イリヤ・シェスタコフ、カムチャツカ地方知事ウラヂミル・ソロドフ、ロシア統一造船会社代表アレクセイ・ラクマノフ、大手漁業会社“ロシア漁業会社”代表グレブ・フランク、レーニン漁業コルホーズ代表セルゲイ・タルソフ、そして択捉島“ギドロストロイ”創業者アレクサンドル・ベルホフスキーが参加する予定となっている。

導入された”投資クオータ”の第1弾では、商業的需要の高い魚種を対象にTACの20%以内において、漁船建造が15%、陸上水産加工場建設が5%の割合で漁獲割当配分が行われた。

”投資クオータ”の第1弾のプロジェクトの結果はまちまちだが、漁業当局は、近い将来、第2弾を実施する計画を明らかにしている。

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