2022年02月05日
ユーザー 各位
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今年2022年、ロシア漁業が強く意識している政策動向として、投資を目的とした漁獲割当配分の第2弾の設定、資源利用税引き上げ、操業日誌と操業許可証の電子媒体化、そして中国の水産物輸入制限への対応等が挙げられるところであり、これらの必要な関連法案は既に国会での審議が始まるなど、その進捗が加速しています。
今月号においては、ロシア漁業の重要な漁業政策の動向に関する直近の情報を集約し、TopNews としてご報告申し上げます。
なお、今年2022年も年明け1月1日から、ロシア漁業にとって最も重要な春季オホーツク海抱卵スケトウダラ操業、“Aシーズン”が開始されています。当該操業、ならびに同時展開されるニシン操業等の関連情報もあわせてお知らせ申し上げます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)
TopNews 2022年ロシア漁業の注目すべき政策
・2022年 ロシア漁業はどう変わるか 法令改正(ロシア漁業政策および漁業協定関連等外13件)
・ロシア当局 中国向け水産物 輸出要件に厳に従うことを指導(中国の冷凍水産物輸入制限関連外6件)
・ロシア漁業庁 投資クオータ設定 業界と2回目の会合(投資クオータ/漁獲割当オークション関連外10件)
・ロシア漁業庁 2021年漁獲量505万トンと発表(ロシア漁業生産/貿易動向関連外3件)
・2022年ロシア春季オ海抱卵スケトウダラ(日本EEZまたがり資源)操業(“Aシーズン”関連5件)
・ロシア漁業者 オホーツク海春季ニシン操業概況(スケトウダラ・マダラ・ニシン等操業関連外6件)
・北海道隣接サハリン州コマイ操業概況(コマイ操業関連)
・2022年漁期北海道隣接サハリン州 太平洋サケマス操業漁獲予想(太平洋サケマス操業関連外3件)
・ロシア科学研究機関 イワシ・サバ増産に資源的問題はない(イワシ・サバ・サンマ操業関連)
・沿海地方国境警備局が2トン以上の違法乾燥ナマコを摘発(ロシアFOC/IUU取締情報関連)
・国後島 フィッシュミール工場 稼働開始(その他ロシア漁業関連情報等外8件)
・韓国 ロシアからの冷凍スケトウダラ製品輸入急増(韓国スケトウダラ市場関連外2件)
・中国漁船の東海(日本海)進出が韓国イカ漁業に及ぼした影響(韓国漁業関連外2件)
・ポスト英国EU離脱 フランス漁船許可問題 提訴断念の可能性(ポスト英国EU離脱Brexit関連)
計70オリジナル報告