ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

北海道隣接サハリン州 太平洋サケマス増殖事業 科学研究機関 稚魚放流のタイミング勧告情報提供

2022-06-21 16:44:46 | 日記

 

2022年06月20日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[北海道隣接サ州 太平洋サケマス増殖事業 科学研究機関 稚魚放流のタイミング勧告情報提供]

ロシア科学研究機関は、北海道に隣接するサハリン州(サハリン島並びにクリール諸島)の太平洋サケマス増殖事業を支援するために、孵化場からの稚魚の放流に適したタイミング、条件を決定するための勧告情報を各事業者に発信している。

今年2022年、サハリン州では6月期に当該稚魚放流が展開されている、

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、サハリン州の各事業者の孵化場が稚魚放流する河川の河口沿岸、40以上のステーションにおける1998年から今年2022年現在の水温の遠隔監視データと直近の気象条件を合わせて分析し勧告をおこなっている。

サハリン島南部と南クリール諸島のステーション配置は別図のとおりとなっている。

北海道に隣接するサハリン州では、今年2022年も太平洋サケマス増殖事業において10億尾以上の稚魚を放流する計画となっている。

現在、サハリン州には70施設のサケマス孵化場があり、昨年2021年、13億粒の採卵が行われている。

 

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