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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

”ドブロフロート”が税関の密輸扱いの発表に反論

2016-04-29 08:31:18 | 日記

2016年04月29日
ウラヂオストク発
[”ドブロフロート”が税関の密輸扱いの発表に反論]
ナホトカ税関は、“Доброфлот”(ドブロフロート)グループの“Южморрыбфлот”(ユジモルルイブフロート)社が日本漁船等外国漁船が漁獲したサンマ1,593トンを密輸入したとし、脱税の罪で刑事事件手続きを開始したと発表した。
昨年2015年、“Доброфлот”所属船加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフは、ロシア水域外洋上において日本漁船等が漁獲したサンマ原魚を受け取った。
当局は、加工母船“Всеволод Сибирцев”は、これらの原魚の一部を内蔵処理等しただけで凍結、ロシアの港へ1,593トン陸揚げしたとし、これらの過程は、加工製品の製造を目的としたものではなく、輸送保管の利便性を求めたもので、外国漁船が漁獲した原魚を受け取ることは輸入であり、これらの活動は税関申告の対象となると指摘、違法行為の全貌を把握するため、必要な捜査と対策を実行していると加えた。
これに対して“Доброфлот”代表エフレモフは、陸揚げした製品は、船内で頭と内臓に加え尾を除去し冷凍したもので、現行法の商品コード等に照し合わせた時、関税の対象とならないとし、着業以前に同社は弁護士も入れロシアの法律を学び、よく理解して行った結果だと反論した。
また、同様に外国漁船が漁獲した原魚を受け取り、ロシア船が船内で冷凍した製品をロシア産と認める判例があると過去のケースをあげた。
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