ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

カムチャツカ地方大手“オケアン・ルイブ・フロート”中国向け製品輸出2週間停止

2021-05-10 11:52:07 | 日記

 

2021年05月10日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[カムチャツカ地方大手“オケアン・ルイブ・フロート”中国向け製品輸出2週間停止]

2021年5月1日、カムチャツカ地方大手“Океанрыбфлот”(オケアン・ルイブ・フロート)所属加工運搬船“Министр Ишков”(ミニストル・イシコフ:イシコフ大臣)の冷凍スケトウダラ製品の中国税関当局による検査で、サンプル8cs(4合)の包材から、新型コロナウイルスが検出され、商業取引製品の輸入が停止となった。

オケアン・ルイブ・フロート社からは2週間、加工運搬船“ミニストル・イシコフ”からは4週間、水産物製品の輸入を中国税関当局は停止する。

 

2021年05月09日 界面新聞

[冻狭鳕鱼4个外包装样本检出阳性,海关总署暂停俄罗斯一加工渔船进口申报]

原标题:冻狭鳕鱼4个外包装样本检出阳性,海关总署暂停俄罗斯一加工渔船进口申报

据海关总署网站消息,因从进口自俄罗斯1批次冻狭鳕鱼的4个外包装样本中检出新冠病毒核酸阳性,按照海关总署公告2020年第103号的规定,全国海关自即日起暂停接受俄罗斯加工渔船Ministr Ishkov JSC “Okeanrybflot”(注册编号为CH-11L)的进口申报4周。

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道さけ・ます増協 道定置網漁業協 北洋開発協会による情報交換第1回会合の結果について ロシア漁業者カラフトマス操業 国後島禁漁勧告

2021-05-07 16:36:36 | 日記

2021年05月07日

 

関 係 各 位  

 

道さけ・ます増協 道定置網漁業協 北洋開発協会による情報交換第1回会合の結果について

 

  公益社団法人さけ・ます増殖事業協会  北海道定置網漁業協会  

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会

 

標記について3団体は、北海道沿岸での2021年のさけ・ます操業漁期を迎えるにあたり、今年第1回目の情報交換会合を開催しましたので、その結果をお知らせ致します。

今回の会合では、特にロシア科学研究機関が、サハリン州沿岸へのカラフトマスの極端に低位な来遊予想等から、大胆な規制、管理措置を、当該操業意思決定機関である遡河性魚種生産管理委員会に提案したとされており、これは、今漁期、カラフトマスの商業漁業について、アニワ湾、テルペニア湾ばかりでなく、サハリン島南西部沿岸全体(クリリオン岬からポギビ岬まで)、さらには国後島まで禁漁措置をとるものとなっているとの情報が確認されたことが加えて報告されました。

 

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道さけ・ます増協 道定置網漁業協 北洋開発協会による情報交換第1回会合の結果

 

北海道沿岸での2021年のさけ・ます操業漁期を迎えるにあたり、公益社団法人北海道さけ・ます増殖事業協会(増協)、北海道定置網漁業協会(定置協会)、そして一般社団法人北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内:開発協会)は、北海道の水産業にとって重要な漁業と位置づけされる“さけ・ます漁業”を発展させるために、資源動向を把握することが特に必要で、そのため、海域をまたがって資源が来遊する北海道に隣接するロシア沿岸での最新の操業状況に強い関心をもつことが重要であると再認識し、当該資源の効率的再生産、合理的利用のための行動計画に資することを目的に、今年第1回目の情報交換会合を、本日2021年5月7日、札幌市内で行った。

当該会合は、昨年2020年から開始、同年、増協と開発協会により札幌市内で3度行われ、主に北海道に隣接して先に展開するロシア漁業者の太平洋さけ・ます操業の資源評価、実績に関する情報の整理、当該資源の来遊に関する照合作業等を行った。

会合には今年から、さらに活動を活発化させるため、新たに定置協会の参加を受けることとなった。

今回の今年第1回目の会合には、増協から小野寺勝広専務理事、伊藤二美男事務局長ほか、定置協会から金森浩一専務理事、開発協会から原口聖二国際漁業対策部長が参加した。

2021年4月15日、ウラヂオストクにおいてロシア極東科学操業評議会が開催され、同年漁期の極東地方全体の太平洋さけ・ます漁獲勧告量が極東地方全体で、約46万トンで承認され、この内、北海道に隣接するサハリン州沿岸へのカラフトマスの漁獲予想は、極端に低位で9,700トン余り、人工孵化放流事業を基礎とするシロザケは3倍以上の3万3,300トン、そして、ベニザケ1,430トン、ギンザケ450トン等となっていることが報告された。

一方で、同評議会後の5月上旬、ロシア科学研究機関が、サハリン州沿岸へのカラフトマスの極端に低位な来遊予想等から、大胆な規制、管理措置を、当該操業意思決定機関である遡河性魚種生産管理委員会に提案したとされており、これは、今漁期、カラフトマスの商業漁業について、アニワ湾、テルペニア湾ばかりでなく、サハリン島南西部沿岸全体(クリリオン岬からポギビ岬まで)、さらには国後島まで禁漁措置をとるものとなっているとの情報が確認されたことが加えて報告された。

今回の第1回目の会合では、カラフトマスの移動経路から、特に国後島沿岸における禁漁措置が導入された場合の当該資源の北海道沿岸への来遊と、ロシア側が禁漁期間中の北海道沿岸へのシロザケの来遊への影響が関心事項として指摘され、禁漁(漁具を設置しない)期間に関する情報等、今後の動向観察に留意していく必要があることが確認された。

なお、3団体は、以上の情報交換の意義を評価し、今後とも適宜、会合を重ね、この活動を継続させることとした。

 

2021年05月07日

公益社団法人さけ・ます増殖事業協会/北海道定置漁業協会/ 

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会

[北海道隣接サハリン南部ばかりでなく国後島もカラフトマス操業禁止が提案される]

ロシア科学研究機関は、今年2021年漁期、一部条件付がある、北海道に隣接するサハリン南部沿岸ばかりでなく、国後島沿岸でのカラフトマス操業を禁止することを提案した。

今漁期、北海道に隣接するサハリン州の太平洋サケマス操業は、過去、類を見ない規模の制限に直面する可能性がある。

同州沿岸へのカラフトマスの漁獲予想は、極端な低位ながら9,700トン余りに設定されている。

また、人工孵化放流事業を基礎とするシロザケは3倍以上の3万3,300トンと見込まれている。

このほか、ベニザケ1,430トン、ギンザケ450トン等となっている。

一方、科学研究機関は、カラフトマスの極端に低位な資源状況、来遊予想等から、大胆な規制、管理措置を、当該操業意思決定機関である遡河性魚種生産管理委員会に提案した。

これは、今漁期、カラフトマスの商業漁業について、アニワ湾、テルペニア湾ばかりでなく、サハリン島南西部沿岸全体(クリリオン岬からポギビ岬まで)、さらには国後島まで禁漁措置をとるものとなっている。

さらに、操業期間についても、例年、商業漁業は夏の初めにサハリンの南東部沿岸で開始されたが、当該漁業区は禁漁が提案されているため、6月15日からの北クリール列島沿岸が振り出しとなる。

サハリン北西部沿岸は7月1日、択捉島沿岸は7月11日から開始となる。

また、北東部沿岸と南東部沿岸は、産卵場が再生産計画を満たした場合のみ、8月1日に開始されることになる。

来遊が極端に弱く、さらに、密漁を完全に防ぎきれないという現実を考慮した時、これらの沿岸ではカラフトマスを漁業者が合法的に完全な形で漁獲できる可能性はほど遠い。

これらの規制措置導入の最終決定は遡河性魚種生産管理委員会によって行われることになる。

なお、同委員会は、漁業当局、漁業者、科学研究機関、そして治安機関の代表者らで構成されている。

 

 

 

(参考:2020年第3回会合結果)

 

2020年08月20日 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[道さけ・ます増協と北洋開発協会による情報交換第3回会合の結果]

北海道沿岸での今年2020年のさけ・ます操業盛漁期を迎えるにあたり、公益財団法人北海道さけ・ます増殖事業協会と一般社団法人北洋開発協会は、当該資源の合理的、効率的再生産のための行動計画に資するため、2020年8月19日、札幌市内で第3回目の情報交換会合を行った。

第1回目の会合では、北海道の水産業にとって最も重要な漁業と位置づけされる“さけ・ます漁業”を発展させるために、資源動向を把握することが特に必要であり、そのため、海域をまたがって資源が来遊する北海道に隣接のロシア沿岸での最新の操業状況に強い関心をもつことが重要であると確認された。

加えて北海道に隣接するサハリン州のさけ・ます孵化場の採卵数、孵化放流数が近年、急速に増加傾向にあること、また、ロシア沿岸へのカラフトマス資源の来遊が年々、北偏傾向にあること等が指摘された。

第2回目の会合では、今年2020年漁期、既に開始されているロシア漁業者のカラフトマス操業において、過去から主漁場となるカムチャツカ東部沿岸への当該資源の来遊が予想を大きく下回っていること、クリール諸島を通過してのオホーツク海側への当該資源の移動が驚くほど早期に始まったことが、カムチャツカ西部沿岸での漁獲量の増加の要因とロシア科学研究機関が評価していること等が指摘された。

今回の第3回目の会合では、今年2020年、北海道漁業者より先に開始されたロシア漁業者のカラフトマス操業について、クリール諸島を通過してのオホーツク海側への当該資源の移動が驚くほど早期に始まったことをロシア科学研究機関が評価している旨、前回となる第2回会合で報告されたことを振り返り、序盤となる現在の北海道オホーツク管内沿岸への当該資源の来遊も同様の傾向を示していることが指摘された。

また、この10年間、当該資源のロシア沿岸への奇数年・偶数年の豊漁・不漁の周期が、不規則となっていることが再確認された。

このほか今回の会合では、北海道漁業者より先に開始されたロシア漁業者のシロザケ操業の漁獲状況等が報告された。

なお、両団体は、以上の情報交換の意義を評価し、適宜、会合を重ね、この活動を継続させることとした。

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第30回ロ韓漁業委員会合意内容  ロシア漁業庁 第30回ロ韓漁業員会の完了を発表

2021-05-06 02:46:03 | 日記

2021年05月01日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[第30回ロ韓漁業委員会合意内容]

第30回ロシア・韓国漁業委員会が2021年4月27日-29日、通信を利用して開催され、交渉が妥結した。

ロシア側代表をロシア漁業庁長官シェスタコフ、韓国側代表を韓国海洋水産部水産政策室長キム・ジュンソクが務めた。

今年2021年の韓国漁船のためのロシアEEZでの漁獲割当は4万1,260トンで、前年比マイナス5,440トンとなる。

魚種別漁獲割当(括弧内前年)と有償単価(全て前年同)は次のとおり。

スケトウダラ 2万8,400トン(2万8,800トン)-400トン  375.0ドル/トン

マダラ 5,050トン(4,880トン)+170トン  436.2ドル/トン

サンマ 3,000トン(7,500トン)-4,500トン  106.0ドル/トン

イカ 4,000トン(4,700トン)-700トン 110.0ドル/トン

その他 810トン(820トン)-10トン ニシン110.0ドル/トン エイ173.0ドル/トン フグ90.0/トン

計 4万1,260トン(4万6,700トン)-5,440トン

操業隻数と期間

スケトウダラ操業 北洋トロール漁船3隻 5月16日-12月31日

マダラ操業 北洋延縄漁船2隻 5月1日-12月31日

サンマ操業 サンマ棒受漁船10隻 7月15日-11月20日

イカ操業 沖合イカ釣り漁船60隻 6月1日-11月30日

計 4漁業種 75隻

近年の総漁獲割当の推移

(’18)4万50トン→(’19)4万2,470トン→(’20)4万6,700トン→(’21)4万1,260トン 

韓国業界は、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策、近年の低調な漁獲実績等を考慮し、今年2021年の漁獲割当を消化可能なレヴェルまで下げることを要望していた。

有償単価は全7魚種すべて、3年連続で据え置きとなった。

ロシア側は、スケトウダラ漁船への通訳の乗船、イカ釣り漁船への電子検量機器の設備等の義務付けを要求したが、CV19による韓国業界の困窮等を考慮し、今回は適用を猶予することで合意された。

このほか、今回の漁業委員会が、ロシア側の事情で、昨年より遅く開催され、韓国漁船の操業準備に支障をきたす可能性があることから、事前の漁船位置システム発信テスト、許可申請手続きの円滑化等が確認された。

 

2021年04月30日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア漁業庁 第30回ロ韓漁業員会の完了を発表]

記念となった第30回ロシア・韓国漁業委員会を完了したと2021年4月30日、ロシア漁業庁が発表した。

ロシア側代表をロシア漁業庁長官シェスタコフ、韓国側代表を韓国海洋水産部水産政策室長キム・ジュンソクが務めた。

双方は、漁業、科学研究、資源保護・管理等、様々な分野の協力、IUU漁業(密漁密輸)防止の取り組み、ロシア極東への投資プロジェクトの実行状況を確認した。

また双方は、2020年の韓国漁船によるロシアEEZでの操業結果について情報を交換し、今年2021年の操業にあたっては、当該船主、船長が、外国人漁業のためのロシアの法令規則を遵守する必要があることを指摘した。

シェスタコフは、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策のための作業調整の必要性を指摘、韓国側はロシアEEZ操業前に韓国漁船の乗組員の役割リストとCV19にかかるPCR検査結果を

ロシアへ通報することとなった。

ロシア側は”南極の海洋生物資源の保存に関する委員会”CCAMLR海域でオキアミ漁業を再開する意思があり、ロシアでの4つセクションによるモジュラー造船でのオキアミ漁船の建造プロジェクトへの参加について韓国海洋機器協会と協議を開始したことを紹介、韓国側はこの進捗を支持した。

ロシア側はIUU漁業防止に関する協力の結果を高く評価しており、韓国側は自国の港でのロシア船の漁獲物の陸揚げと検査に関する信頼できる情報を提供していることを指摘した。

また韓国側は、ロシア産のカニと同様に、輸入されたエビの合法性を確認するための国内手続きが完了したと通報、取り扱いの速度を上げるために、ロシア側はエビの種とその製品のラテン語名、およびТНВЭД(HS)コードに関する情報を速やかに通報することとした。

2009年12月22日付IUU漁業防止協定に基づき、ロシアは、2020年、韓国に輸入された活、冷蔵、および冷凍のカニ、その他の製品の原産地の合法性を確認する1,146件の証明書を発給、認定されていないカニ製品の荷降ろしの事例は確認されなかった。

双方は、さらに、第三国の船舶からのロシア産のカニの陸揚げ等に関する情報を交換することに合意した。

また、ロシア側は、韓国の輸入されるロシア起源のすべての種類の水棲生物資源の原産地の合法性の認証システムを導入することを提案した。

韓国側は、ロシアのエビとその製品の原産地証明書を発行するシステムの導入を完了した後、この問題を検討する旨回答した。

CV19パンデミックにもかかわらず、双方は、科学技術協力の計画が首尾よく完了した。

ロシアと韓国は、無脊椎動物と藻類の水産養殖の分野における協力拡大の問題について詳細に議論し、無脊椎動物、魚類、哺乳類に関する共同研究を継続することに合意した。

会議の結び、シェスタコフは、2021年7月6日から同8日に開催される第4回国際漁業フォーラムと同年9月2日から同4日まで行われる第6回東方経済フォーラムに、韓国側代表団を招待すると表明、韓国側の参加の希望を確認したが、最終的な決定はCV19の状況を考慮して行われることとなった。

 

 

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韓国ムン・ジェイン政権の漁業交渉能力 対ロ対日漁業委員会

2021-05-04 11:02:18 | 日記

2021年05月03日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[韓国ムン・ジェイン政権の漁業交渉能力 対ロ対日漁業委員会]

ムン・ジェイン政権になり、周辺国との漁業分野の交渉組織力が弱体化、漁業者が損害を被っているという懸念が広がっている。

韓国一般紙がリポートした。

2021年5月3日、韓国海洋水産部によると、同年4月27-29日に開かれた第30回韓国・ロシア漁業委員会で、今年の漁業交渉が妥結した。

今年、韓国漁船のロシア排他的経済水域(EEZ)での漁獲割当量は4万1,260トンとなった。

昨年より5,440トン減少した。

スケトウダラ2万8,400トン、マダラ5,050トン、イカ4,000トンなどである。

新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策に加え、近年の漁獲実績が低調であり、業界が漁獲割当縮小を要求したというのが海洋水産部の説明となっている。

漁獲割当の有償単価は、スケトウダラがり375ドル/トンで決まるなど全7魚種すべてが3年連続で据え置きされた。

 一部では、スケトウダラについては、有償単価を下げる機会があったとの指摘がある。

スケトウダラ価格は、ロシア現地はもちろん、国内流通価格も低下傾向が続いている。

卸売価格が低下したにもかかわらず、漁獲割当単価は据え置きで、業界としては、生産性、収益性が悪化するのは明白だ。

韓国農水産食品流通公社(aT)流通動向によると、2021年4月30日の冷凍スケトウダラの平均卸売価格は20㎏当たり4万2,900ウォンだが、前年同期は、5万3,000ウォンで、2割近く下落している。

また、直近3年間の当該製品卸売価格を見ると、2020年9月以降、価格下落が続いている。

(報告担当者 原口聖二;2019年3月の韓国のスケトウダラの平均卸売価格は20㎏当たり3万6,600ルーブルだったので、この論拠だけでは、2020年の韓国の漁業交渉は成功したことになる。)

スケトウダラは、ロシア現地価格も暴落している。

ロシア産水産物の包材等からCV19が検出され、2020年秋から、最大輸入国である中国が検疫を強化し、輸入を制限しているからだ。

中国に売れない製品在庫がかさむ一方の中、スケトウダラの漁獲は継続され価格が急落、今年3月初めの極東スケトウダラ製品の卸売価格は68ルーブル/kgで、1年前の100ルーブル/kgを上回っていた状況に比べて30%以上価格が下落している。

スケトウダラ国際価格が全体的な下落を示す状況で、今回の有償単価据え置きはロシア側に有利に交渉が行われたと見ることができる。

これに対して海洋水産部関係者は「ロシア側は、有償料収入が国家財政に入るので、この値上げを要求してきた」とし「(韓ロ漁業交渉は)韓国側が一方的に不利な立場にもかかわらず据え置きできた」としている。

海洋水産部水産政策室長キム・ジュンソクは「今年、ロシア側が大きなコストがかかる操業条件を求め合意が難ずかしい状況だった」とし「これまで両国が培ってきた友好協力関係をもとに、韓国業界の立場を積極的に説明して満足できる成果を引き出した」と述べている。

韓日漁業交渉はよりひどい。

2016年から交渉が漂流して5年目だが、両国間のこれといった交渉は進展がない状況となっている。

海洋水産部関係者は、「(韓日漁業交渉は)デッドロック」とし「2019年からの直接的対面会議はなく書簡のやりとりだけで接触している」と説明した。

韓国側は、会って協議を行うことを提案しているが、日本側は韓国側の立場に変化がなければ協議は行わないとの立場を貫いていると伝えられている。

争点は、大きく2点で、韓国のタチウオ延縄漁船の日本EEZでの操業隻数削減と東海韓日中間水域での交互操業区域の拡大が問題となっている。

韓国側はタチウオ延縄漁船について、2015年の第16回韓日漁業委員会で両国が合意した減船規模が交渉の基準にならなければならないという立場をとっている。

東海交互操業については魚種・漁場等の議論について、異なる個々の事情が内在していることが分かっている。

両国に劇的な変化がない限り、今後も交渉が遅々として進まないという見通しが支配的な現状となっている。

 

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2021年 ロシア漁業とメーデー

2021-05-01 09:06:30 | 日記

Все для фронта, все для Победы! Фото из архива АО «Дальрыба»

На поле боя и на промысле рыбаки сражались за Победу

В годы Великой Отечественной войны многие советские рыбаки с оружием в руках сражались за Родину, многие – ударно трудились на промысле, обеспечивая страну продовольствием. О вкладе рыбаков в Победу Fishnews рассказал заслуженный работник рыбного хозяйства России, соавтор книги «Дети войны» Вячеслав Зиланов.

«Война застала рыбаков за мирным трудом, когда отрасль стремительно наращивала общесоюзный вылов. Хотя последний мирный год для рыбаков был не очень удачным, тем не менее в целом вылов по Советскому Союзу составил 1,2 млн тонн», - отметил Вячеслав Зиланов.

На первом этапе войны линия фронта быстро смещалась на восток, так важные районы промысла на Балтике и в Азово-Черноморском бассейне оказались в тылу врага. Близость боев мешала добыче рыбы на Северном бассейне. Хотя разрушаемый ежедневными бомбежками Мурманск так и не был оккупирован, обратил внимание заслуженный работник рыбного хозяйства России.

«Руководство страны поставило перед рыбаками задачу не снижать вылов, снабжая рыбой и фронт, и тыл. В предвоенном 1940 году народный комиссариат рыбной промышленности СССР возглавил Александр Акимович Ишков. В условиях военного времени было принято единственно правильное решение – сосредоточить промысел в первую очередь на относительно мирном советском Дальнем Востоке и в Сибири», - подчеркнул собеседник Fishnews.

В 1942 г. общесоюзный вылов составил всего 900 тыс. тонн, но уже в 1943 г. рыбаки добыли 1,1 млн тонн. А в 1944 г. отрасль достигла предвоенного уровня – 1,2 млн тонн, хотя из-за войны районы промысла в европейской части СССР все еще были недостаточно задействованы.

Каждый центнер пойманной рыбы – удар по врагу! Фото из архива АО «Дальрыба»Каждый центнер пойманной рыбы – удар по врагу! Фото из архива АО «Дальрыба»

Александр Осипович Шабалин в довоенное время трудился на промысловых судах Северного бассейна матросом, тралмастером, штурманом. В войну служил на торпедных катерах, став единственным среди рыбаков дважды Героем Советского Союза.

В Мурманском траловом флоте работал капитаном Всеволод Алексеевич Киреев. Во время войны сторожевой корабль «Бриз» (в мирное время это был траулер-угольщик «Северное сияние») под его управлением протаранил и утопил подводную лодку фашистов.

«Рыбаки Северного бассейна достойно несли воинскую службу на полях сражений и рыбацкую вахту в море. На Дальнем Востоке, несмотря на активность японцев в районе Курильских островов и Сахалина, рыбаки и моряки не покладая рук трудились для воюющей страны», - отметил Вячеслав Зиланов.

Примером самоотверженного труда дальневосточников служит Анна Ивановна Щетинина – первая в мире женщина, ставшая капитаном дальнего плавания. Она водила суда, доставлявшие по ленд-лизу военные грузы, а в конце войны участвовала в переброске советских войск на Сахалин. После войны она преподавала и была награждена многими медалями и орденами.

Вручение рыбакам Красного знамени. Фото из архива АО «Дальрыба»Вручение рыбакам Красного знамени. Фото из архива АО «Дальрыба»

В годы войны на Краснознаменном Тихоокеанском флоте служил Александр Никитович Гульченко. Он участвовал в боях с военными силами Японии. После демобилизации Александр Никитович связал свою жизнь с рыбной отраслью, с 1975 г. по 1989 г. работал заместителем министра рыбного хозяйства СССР.

Каспийский бассейн, несмотря на ожесточенную битву под Сталинградом, также продолжал промысел. Вячеслав Зиланов особо отметил усилия судоремонтных мастерских, которыми руководил Андрей Сергеевич Гайдуков. После войны он возглавил планово-экономическое управление Минрыбхоза СССР.

Зиновий Моисеевич Эвентов попал на фронт еще до совершеннолетия, воевал разведчиком. После войны внес большой вклад в развитие колхозной системы, возглавляя Всесоюзное объединение рыболовецких колхозов.

Николай Павлович Кудрявцев воевал артиллеристом, зенитчиком, прошел от Москвы, Сталинграда до Кенигсберга. После войны трудился в рыбной отрасли, в 1986-1987 гг. исполнял обязанности министра рыбного хозяйства СССР.

Азово-Черноморский бассейн в основном был охвачен военными действиями, однако в некоторых районах продолжался промысел. После войны здесь трудился фронтовик Иван Федорович Денисенко. Рыбной отрасли он посвятил 42 года. Возглавлял Всесоюзное объединение «Азчеррыба».

«Представители рыбной отрасли в годы войны достойно защищали Родину и выполняли миссию по обеспечению страны продовольствием. К сожалению, сейчас все меньше и меньше фронтовиков остается с нами. Но память о том времени хранят и дети. В прошлом году мы вместе с Анной Луговской выпустили книгу воспоминаний «Дети войны». На ее страницах своими переживаниями тех лет делятся представители рыбной отрасли и не только. Сейчас размышляем над тем, чтобы выпустить второе издание. Возможно, удастся привлечь и авторов из оккупированных в те годы фашистами стран Европы – Норвегии, Польши», - рассказал Вячеслав Зиланов.

По его мнению, важно сохранить память о войне и в виде общенародных праздников.

«У нас два больших военных праздника: 9 Мая и 3 Сентября - когда отмечают победы над фашистской Германией и милитаристской Японией. Я думаю, что выражу пожелание многих детей войны, а также фронтовиков: 3 Сентября также важно широко отмечать, как мы отмечаем 9 Мая», - отметил собеседник Fishnews.

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