たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 蝦夷出兵編!! Vol.3

2019年05月12日 06時47分11秒 | クマと動物たち
ヤバイ動物園、行ってきた!!

4月29日(月)
今日は一端、円山に行き先日見逃したマレーグマのウメキチ、アムールトラを一見し、ノースサファリサッポロに向かう事にします。
今日はリッチにホテル前からタクシーで向かいます。


ええっ、カメラ機材を持って15分以上歩くのは疲れるのです。


無事、タクシーも捉まり、一安心
と、思ったのもつかの間、円山公園入口で交通規制が有り、結局、15分歩く羽目になります。

ちなみに交通規制の理由が「花見」・・・



ちょっと「えっ?」となります。

着いたら着いたで、チケット購入の長い列です。
こちらは一昨日、年間パスポートを購入しているので、比較的スムーズに入園です。

予定どおり、マレーグマのウメキチ、アムールトラ、ついでにユキヒョウ、おまけにサーバルとカンガルーを眺めます。

ウメキチ・・・




なんて非合理的な格好でリンゴを食べているのでしょう


アムールトラ


挨拶に来てくれました。


ユキヒョウ


シュッとしていますが、オシッコ中です。


カンガルー


子供が顔をだしている「Theカンガルー」的な絵


サーバル


こちらのサーバル舎には「ケモフレ系」のリピーターが付いていないので、寂しいやら、スッキリしてるやら。




目的を達成したら10時過ぎに早々と園を出ます。

再び15分歩き、地下鉄で真駒内駅に行き、そこからバスで40分、最寄りのバス停からさらにシャトルバスで10分と、2時間弱かけてようやく「ノースサファリサッポロ」に到着です。


この園
自分的には「日本3大ヤバイ動物園」の一つです。
残りは香川県の「しろとり動物園」、宮城県の「蔵王きつね村」です。
15分程並び入園して、まずその片鱗を垣間見ます。

キリン触り放題!!(しかもサーバルキャットと混合展示)


意味分かりません(笑)
色味が同じなのか?住んでいるところはよく似ているが、大きさ全然違うし・・・


奥の建物ではワオキツネザルやナマケモノ、オオトカゲ等が自由に闊歩しています。






正にFreedom!!



いくつか有料オプションもあるのですが、狙いは「ベンガルトラデンジャラスフィーディング」です。
トラの檻の中に入り、餌をあげるというCRAZYなイベントです。

1,000円を払い、いざ「大きなネコ」の目前へ







よく馴らされているとは言え、野生動物ですから油断はできませんが、難なくエサやり達成です。

フクロウの腕載せ体験やエサやりも楽しいです。



その他、ホワイトライオンと写真撮影とかツキノワグマと写真撮影もありましたが、時間の関係でパスです。

さて、帰りましょう。
再びシャトルバス&路線バスに揺られる事1時間40分、大通駅最寄りのバス停に到着です。
時間があれば円山まで戻ろうかと思いましたが、疲れ果てたのでホテルに帰ります。

昨日、食べそびれたジンギスカンを食べるべく、あちこちのお店に電話しまくりますが、全く予約が取れません。
で、諦めて海鮮のお店を予約します。


かみ磯 北第1ふ頭店


活イカとか、ボタンエビとか北海道的な魚介を楽しみます。



帰りに「札幌時計台」や「テレビ塔」を軽く観光し、ホテルに戻ります。




おっと、洗濯を忘れずに!

明日は早朝から釧路に移動し、道北を攻めます。
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俺VS動物園 蝦夷出兵編!! Vol.2

2019年05月11日 06時59分37秒 | クマと動物たち
Yellow Monkey号、発進!!

4月28日(日)
今日は旭川市にある旭山動物園を目指します。
といっても、嫁を9時に旭山に連れていった後は、午後14時ぐらいまで近くの美瑛の丘を自転車で散策したり、青い池に行ったりする予定です。

旭川市は札幌に次ぐ道内第2の都市で、札幌から車で2時間程かかります。
レンタカーで旭山動物園の開園に間に合う様にするには6時台に札幌を出発し、片道150km運転する必要があります。


ん~~、何か嫌!!


よって移動はJR特急とし、特急料金+乗車券+駅から往復のバス+入園料がセットになった旭山動物園きっぷを購入します。
実際は旭川駅からはレンタカーを利用しますが、それでも通常料金よりかなりお得です。

7時前の特急に乗り、旭川を目指します。


朝食は駅の売店で買った「海鮮弁当」


ちょっとだけリッチな気分です。
8時30分、旭川駅に着いてレンタカーの受付を終え、旭山動物園を目指します。
予想どおり開園前から多くのお客様が並んでおられ、正面ゲート付近に嫁を降ろし、このままレンタカーで美瑛町を目指します。

旭山動物園から美瑛までは30分程です。
広大な田園の中の田舎道、それもほぼ直線道を「そこそこの流れに乗って」走る快感・・・

自転車は美瑛駅の裏にあるレンタサイクル屋には9時45分に到着し、3時間程自転車を借ります。

借りたのは電動アシスト付きの黄色いクロスバイク
見た目で「Yellow Monkey号」と名付けます。


行きたい場所は下調べをしていたのですが、レンタサイクルショップで地図ももらったので、この地図を頼りに丘を巡ります。

美瑛のレンタサイクルは基本的に電動アシスト付きです。
美瑛の丘はアップダウンが多いし、そこそこ距離も行く(半日コースで30km)ので、電動アシストが断然オススメだそうです。

実際、駅前を過ぎて丘エリアに上がる坂(勝手に「カペルミュール」と命名)は、変速付きのアシスト付きでも結構キツイかもです。
丘に上がれば、田園のアップダウンを軽快に進みます。
天気も良く、風もさわやかなので、やっぱり自転車がベスト・・・
と、感じましたが、昨日は雪だったそうです。

美瑛はテレビCMに使われた、木々があちらこちらにあるので、そこを中心に廻ります。



それ以外でも雪をかぶる山岳を遠目に見て、畑の中の道を疾走するがあまりに楽しく、3時間係る予定の経路を2時間弱で廻りきります。


昼食は、美瑛地区で「観光地っぽい昼食」も考えてみましたが、なんだか面倒くさくなって市街地に戻り、旭川ラーメンの「らーめん三頭火」にします。


ええっ、運動後には体が塩分を求めています!!


山頭火は「しお」「しょうゆ」「みそ」が有るのですが、なんとなく「しお」を注文したところ塩豚骨っぽい味で、大変美味です。



12時10分
レンタサイクルを返却し、再びレンタカーで「青い池」を目指します。
美瑛市街からさらに30分
マジ不安になるぐらい直線道を進む事しばしで、青い池駐車場に到着です。
青い池は人造の堰堤により偶然できたため池なのですが、土中に含まれる成分により湖面が青くなり、カラマツの立枯れと相まって、幻想的な風景を見る事ができます。


が・・・凄い人です。

撮影も早々に、引き揚げる事とします。


青い池から1時間ちょっとで旭山動物園に到着です。
駐車場待ちで10分程かかりましたが、予定より若干早く、入園です。


こちらの楽しみは
1 カバ舎
2 徳山動物園から行ったキリンのゲンキくん
3 ホッキョクグマ
4 アザラシ館
5 北海道在来種のシマフクロウ館

ですかね?

まず真っ先に向かうは「カバ舎」
水中からカバの遊泳を見る事ができます。
嫁の話を聞くと朝はプールの水も澄んでいたようですが、今はダダ濁りで、その向こうから現れるカバが逆に神秘的だったりします。



お隣のキリン舎はちょうど入れ替えの時間です。
午前は「結(ユイ)」お母さんと子供の「永友(エイト)」、午後は周南出身の「ゲンキ」


なんですが・・・



ゲンキくん
まさかの出勤拒否!!



扉の中の寝室で座ってくつろいでいます。


結局、飼育員さんがエサで屋外におびき寄せ、無事に出勤です。



次はホッキョクグマ舎
ちょうど「もぐもぐタイム」の受付が有り、ギリギリ最後の一人で会場に入れます。


テレビでよくある、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みを水中からガラス越しに見る事ができます。


アザラシ館
縦の水中パイプの中をアザラシが上下に通るアレです。


凄い人だかりで、アザラシが中を通る度に歓喜の拍手がわき起こります。
でも20分居ましたが、アザラシは1回しか通過しません・・・
表に回ってみると、岩の上で爆睡してましたわ(笑)


そして、どおしても逢いたかったシマフクロウ


魚を主に獲っているフクロウで、エサを獲るところが再現されるよう、展示場に川が有り、畔に捕まりやすい枝が設置しています。
ちょうど飼育員がニジマスをあげていましたが、飼育員、曰く「いや~~動かないと思いますよ」とのこと。
実際、15分程待ちましたが、ピクリとも動きません。


残念・・・


その他はざっと見ておきます。
エゾジカ、オオカミ 共にかっこいいです。




ライオンとアムールトラ


ライオンのオリトくんが超かっこいいです。


隣のトラ舎が気になっているご様子です。



そうこうしている内に時間となりました。レンタカーで駅前まで戻り、再び特急にて札幌へ向かいます。
20時ちょっと前に札幌駅に到着し、市内のジンギスカン屋に向かいます。
しかしグーグルマップを頼りに行くとこ行くとこ、店が変わっていたり、予約で一杯だったり、休業日だったり・・・
結局、この日はジンギスカンを諦めホテル近くのイタリアンで済ませます。

明日は市内の円山動物園ですが、自分だけ抜けだしノースサファリサッポロに行こうかと思います。
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俺VS動物園 蝦夷出兵編!! Vol.1

2019年05月10日 06時30分23秒 | クマと動物たち
お客様の中に
お医者様はおられませんか?


今年のゴールデンウィーク(GW)は10連休!!
我が家は以前より計画していた「動物園巡りの旅in北海道」に向かう事とします。
4月27日に出発し、道内のJAZA(日本動物園・水族館協会)所属の4園(円山、旭山、釧路、帯広)、それに加え俺だけ非加入の2園(ノースサファリサッポロ、サホロベアマウンテン)を加え6園を周ります。
道内最終日の5月1日は帯広を閉園まで見ると、東京までしか帰れないことから、ついでに都内で2泊し、井の頭、多摩、上野の3園を見て5月3日に帰る算段をします。
更に計画終盤になって、嫁が「埼玉にも行きたい」との要望から、さらに1泊増やす事となったのですが、帰りの京都行き夜行バスの便を予約済みだったので、俺は3日に帰るといいつつ、「京都市動物園」、「天王寺動物園」、さらに行ければ「ニフレル」をさらっと見て帰る事とします。

今回の旅のテーマは
1 ホッキョクグマ掃討作戦
2 動物の幸せを曇りなき眼で見る
3 海の幸三昧



4月27日(土)
山口宇部空港を朝一便に乗り込みます。
今日は羽田で乗り継ぎ、昼過ぎに新千歳空港に到着します。
午後からは市内の円山動物園に行く事とします。
札幌の天候は「雪」との予報・・・


マジか・・・


前日、急いで防寒具を準備した事から、トランクは結構パンパンです。

山口宇部空港を離陸し、落ち着いた頃に機内放送で


「お客様の中にお医者様はおられませんか?」



どうやら急病の方がおられるようです。
この状況は生涯2回目ですが、しがない公務員には何もお手伝いをすることも無く、無事を祈るのみです。
途中で緊急着陸も覚悟しましたが、無事、羽田空港に着陸です。
実は羽田-札幌便までの乗り継ぎ時間が限られていたので、早く降りたい気持ちもあったのですが、そこは「日本人」、根気よく急病者の搬出を待ちます。
無事搬出も終えたようで、余裕で札幌便にも間に合いそうな事から、朝食代わりに蕎麦を掻き込んでおきます。





札幌便に搭乗し、ほぼ定刻どおり、新千歳空港に到着です。


幸い天候も晴れで、防寒着を着ると暑いぐらいです。
新千歳空港で明日の旭山行きのJR切符を確保し、本日の目的地、円山動物園に向かいます。

新千歳空港駅からだと新札幌駅で地下鉄に乗り換えれば便利です。
新札幌で地下鉄への乗り継ぎ中、トランクの車輪が溝に引っかかり、バランスを崩し転倒、
軽く頭を打ち、5秒ぐらい意識が飛びます。

危なく「近くにお医者様はおられませんか?」と人を呼ばれるところです。
幸いにもちょっと大きめのタンコブができたぐらいで、行動には支障がありませんので、そのまま動物園に向かいます。

円山公園駅で降りて、5分も歩けば桜が8分咲の円山公園です。
さらに10分程坂を登ると札幌市立円山動物園に到着です。


円山動物園は最近、新しいゾウ舎を建設しています。
どんな施設か興味津々で、入園後に真っ先に向かいます。


で・・・ゾウ舎
屋外の展示場(=放飼場)もですが、冬場を考慮し室内の展示場も広いです。
そこらの動物園のメイン放飼場ぶんが室内にあるイメージです。
エサも上から吊すような給餌方法で、ゾウが長い鼻を上手に使いエサをつかむ様子を見る事ができます。


そういえば昨日、徳山動物園も新ゾウ舎がオープンです。
まだ、放飼場は完全にできていませんが、写真で見る円山の1/3ぐらいです。


うむむ・・・
なんか負けた気分



徳山の屋外放飼場の完成を待ちましょう。

ちなみに・・・
豊橋市総合動植物公園(のんほいパーク)の新ゾウ舎、笑っちゃうぐらい広いです!!


後は一通り園内を散策です。
ホッキョクグマ舎、熱帯雨林館、エゾジカ・オオカミ舎等々










充実した施設と、豊富な動物の種類がお客様を楽しませてくれます。


しかし、何だろ・・・
この違和感

そつなくこなすも、何故か心に残らない園
そう、例えるならMa○Jの歌を聴いた感じに似ています。

さて夕方になり、ホテルに向かいます。
ホテルは大通駅に近い「ホテルWBF札幌中央」
そんなに大きくないのですが、安くて清潔なホテルです。


夕食は、すすきのまで出て、以前訪れた事のある「酒庵 五醍(しゅあん ごだい)」


炉端焼きのお店です。
ここのキンキを食べるのが目的です。


その他、椎茸、アスパラ、ホッキ貝、じゃがバタ・・・


どれも美味しく、酒が進みます。
キンキは最後にスープにしてくれますが、これもベラボウに旨いです。


ちなみにこのお店、メニューに金額が書いていません。
そして、キンキは北海道と言えど、「それなりに高い」ので、その辺は覚悟して下さい。

旅行初日から飛ばす事無く、今日は早めの就寝です。
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俺VS動物園 第29節 到津の森公園戦

2019年05月07日 02時29分01秒 | クマと動物たち
ゾウの幸せを考える週末

4月21日(日)
今日は北九州市の到津の森公園「ゆめある動物園プロジェクト ゾウの幸せな暮らしを考える」が行われると言うことで、試しに参加してみることとします。

ええっ、今日も単独です。
到津の森公園のゾウはセイロンゾウ(=スリランカゾウ)で、ラン(41才)、サリー(42才)と2頭とも雌です。
展示場は狭いとは言いませんが、決して広くはないのです。
一説には2頭は仲が悪いとのことですが今のところ上手くやってるみたいです。

今回のイベントは募集人数8名です。
コアな動物園クラスタが集まりそうなイベントに、単身乗り込む恐怖がおわかり頂けるかどうか・・・
まぁ、過激なことを言うつもりはないので、おとなしく場の雰囲気になじもうと、堅く決意しての出撃です。

イベント開始は13時からなので、午前中は恒例のときわ動物園園長ガイドに参加です。


今日は(今日も?)アジアゾーンの紹介と、トカラヤギのエサやり体験です。


トカラヤギのチャバ(雌)は乳房炎を煩っており、乳がパンパンに張っています。




いっそ、搾り取ってみたい気もするのですが、刺激を与えたら逆効果とのことで、プロの治療を待ちます。


そうそう・・・
シシオザルムフフッ・・・とのこと


もう1,2ヶ月後とのことです。



さて、時間は11時
一周見終わった後はその足で北九州に向かいます。
高速で1時間程ですが、ナビが毎度毎度、違う道を案内するので、未だ道を覚えられません。
12時10分、無事に駐車場に到着し、まずはレストランでフライドポテト&ポークフランクで昼食です。

集合場所はミナミゲートの3回会議室なので、道すがら園内の主なところを軽く見ていきます。


レッサーパンダはみな元気そうです。


ミーアキャットとシマウマとキリンと・・・


ライオンは絶妙な隠れ方です。


フクロテナガザルは合唱の時間




そうこうしている間に集合時間8分前に集合場所に到着です。


今日のメニューは
1 ゾウの生態について座学
2 ゾウのエサを採りに南門外へ
3 夕食の準備
4 ゾウのバックヤードツアー
5 ゾウの幸せな暮らしについて(ブレインストーミング法)による協議
6 発表


です!!



座学については基本的な知識ですので、割愛します。


次ぎにエサを採りに行きます。
北門を出た道沿いで細い笹を鎌で刈り取り、エサにします。


今日はテレビの密着取材も入っています。
名前の知らない(多分北九州では有名な方)が一緒に頑張っています。

結構、採ったかな、と思われた笹ですが、担当職員さん曰く「(ゾウにとっては)3口ですね」とのこと。
ゾウの飼育は大変だと、痛感します。


採った笹は夕食にします。
乾草やペレットやら、雑木やら・・・
自分たちが採った竹の何十倍ものエサが準備されます。


いよいよ、アノ大きな体を支えるのは大変なんだなと・・・


バックヤードにはサリーさんが待機しており、参加者の方がお土産に持参したスイカを踏み割り、食べています。

それをうらやましそうに見つめるランさん
あとでモメなければいいんですが。


会議室に戻り、いよいよ考える時間です。
8人を2班に分け、各自が思いついた事をポストイットに書き模造紙に貼り付けて行きます。
「ブレイン・ストーミング法(=BS法)」ってヤツですね


テーマは

「あるところに、ゾウが幸せに暮らす、動物園があります。
そこには、何がありますか?」



では思いつくことを書いて行きましょう。

※ここからはかなり私見が入ります。
まず思いついたのは「水場(プール)」
水場で遊ぶゾウが凄く楽しそうな風景が目に浮かびます。

次ぎに「泥場」
ゾウにとって砂遊びというか泥は体にかけて日よけにしたり寄生虫対策にしたり、かなり重要なんですが、それすらできないのは「どおなのか?」と感じています。

さらに「日よけになる大木」があったら文句有りません。
さらには下地は「草が生えた草原」であったら、こんなに絵になる風景はありません。

また暑い夏などに降雨代わりの「シャワー」があれば便利かも・・・
あと、アジアゾウなら森林の中で生活しているでしょうから、自然のジャングルの「臭い」とか「音」とかあれば雰囲気が出るかも知れません。

他の参加者は放飼場の面積を気にしています。
確かに広い放飼場はゾウが動き回れていいかと思います。
しかし、ゾウは1日に15km~30km歩くと言われています。
そんなゾウの行動範囲を考えれば、200㎡も20,000㎡も「狭い」のです。


広く見えるのは「人間の都合」のみ


よく「関東地域の某園」のゾウ舎の狭さを叩いてる人を見ますが、所詮「人のエゴ」にしか見えないのは、私だけでしょうか?
(そもそも、そんなネットで叩いてる様な奴等の要望など、俺が園の人間だったら絶対に信用しないんですがね)

そんな感じで、放飼場の面積については、俺から意見しませんでしたが、他の3名の方が意見を出したので、すべからく採用です。


あと、「人の寛容な心」「お客様からのストレスが少ない環境」とか「象牙等を密猟しない人間の心」とか・・・


なにか「ほんわか」としたものがゾウの幸せに繋がるといいなと感じます。


実際のところ、現在ではゾウを新たに導入しようとすると、少なくとも雄1頭、雌3頭の群れでなくては搬出すらできません。
ましてやそれを支える寝室とか水場などの施設がないとお話にならないのです。
そんな中、我々が考える「ゾウの幸せ」は基本の「き」なのかも知れません。 

最後に飼育員さんが「皆さんの考える幸せなゾウの暮らしに答えられないようなら、ゾウを飼うべきではないのかも知れない」的なことを話されたのですが、俺は今の予算と施設を最大限活用し、今いる2頭を最後まで飼うことが動物園の使命なのでは無いかと、感じています。

まぁ、何というか・・・
ゾウの展示場として比較的恵まれている到津が、ゾウの幸せを考える。
その意義を考えると「動物園に行けばそこにはゾウがいる」という時代が過ぎたのかも・・・
と考える時期かもしれませんね。


色々と勉強になった週末でした。
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