内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

人の関心も三日まで、あるいは「マイ・プチ・コジンシュギ」 ― ブログを続けていて思うこと

2019-10-17 21:41:37 | 雑感

 このブログを続けていて、つくづく思うことがある。それは、同一の主題に対する人の関心はせいぜい三日しか続かない、ということである。もともと大方の関心を引かないようなツマラナイ話題の場合、閲覧数および訪問者数がそもそも少ないのは当然のことであるから、それらの場合は措く(それでも読んでくださっている方々には、心より感謝申し上げます)。
 常日頃、特にウケを狙って記事を書いているわけではないので、新しい話題を提供した記事に対して偶々比較的大きな数値が閲覧数と訪問者数について得られたとき、そのことによって、「あっ、こういう話題って、けっこう関心持たれるんだぁ」とこちらが気づかされる。そういうことが一再ならずあった。
 ところが、最初のウケがよかったそんな話題であっても、図に乗って何日か続けて書いていると、数値は大体いつも同じパターンを辿る。三、四日後には、あたかも潮が引くように数値が落ちていくのである。それにガッカリするというよりも、「ああ、世間って、そういうものなのだなぁ」と改めて確認する機会となり、スッと醒めた気持ちにしてくれる。
 それでどうするということもない。それはそれとして(これ、私の好きな表現です、ハイ)、「私なりの小さな個人主義」を貫いていくことしか、私にはできない。