名古屋からの帰りは、いつものように東海北陸道郡上八幡ICで下りて、せせらぎ街道経由で高山へ戻ってきた。
街道沿いの紅葉はちょうど見ごろであったが、あいにく秋雨に濡れて色がくすんでいた。
いつも静かな街道は、日曜日ということもあって、雨の中を紅葉見物の車がたくさん行き来していた。
標高1113mの西ウレ峠は、かえでが散り始め、赤や黄色の落ち葉が地面に敷きつめられて美しかった。
峠を下っていくと色もまだ鮮やかで、もうしばらくは楽しめそうだ。
途中の清見庵で飛騨産の新そばを、山の紅葉をおかずに楽しみ、「清見クラフト展」を見学して帰って来た。
留守にしていた家は、室温が8℃ほどで冷え冷えとし、いつもの事ながら名古屋の暖かさが思い出される。