昨日の新聞に飛騨地方で採れる天然キノコが最盛期を迎え、卸売市場に松茸の30キロをはじめ、シバカブレ、ナメコ、シメジなど合わせて200キロと今年最大の取引があったと報じていた。
今年は8月と9月上旬の残暑が厳しく、下旬に急激に気温が下がったことから菌が育たず、例年より2週間遅れで最盛期を迎え、今後も全般的に不作の傾向が続くと市場関係者は言っていた。
まわりの山の木々も色づき、ナメコは好機到来とばかりに裏山のほだ木から勢いよく発生し始め、今秋2度目の収穫をした。
味噌汁に入れたり、ナメコおろしなどが定番だが、近所のお年寄りが日干しをすると、香りが強くこくのある味になるし、保存もきくと教えてくれた。
今まで冷凍保存はしたことはあるが、乾しナメコは味わったことが無いので早速やってみよう。
椎茸が数本のほだ木から、小さな笠を出していたが、霜がおりるまでに育つかどうか分からない。
近所の人たちも、今年の天候では椎茸は期待出来ないと言っていたのが、残念ながら当たりそうだ。
天候不順には、森の生物も右往左往させられている。