この辺りの古い家は、風呂場と便所が母屋と離れた別棟にあることが多い。
建て替えたり、リホームした家は中に作るが、昔のままの家も結構残っている。
冬の寒い夜などは、積雪のため長靴を履いて行くので、足の不自由な人は大変だ。
こんな不便な構造は、外で野良仕事をしていてそのまま使ったり、汲み取りや排水のため、外に作らざるを得なかったからだろうか。
わが家も屋根続きであるが、いったん土間に下り外扉を開けて行くことになる。
夏場はシャワーで済ませていたが、ひと気のない風呂場はとても寒くて湯を沸かす気にもならないし、真冬には凍結して使えなくなってしまう。
そんな訳で、この時期になると近くの温泉に通う回数が増えてくる。
少し走れば、色々なタイプの温泉場があるので、これも冬の楽しみの一つになっている。
料金も500円程で入浴できるので、銭湯と同じように気楽に行ける。
今日は「ホテル・アソシア高山リゾート」のランチ付きの日帰り温泉へ行ってきた。
山あいの鄙びた岩風呂もいいが、たまにはちょっとリッチな気分になれるホテルの展望風呂も悪くない。