名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

セカンドライフ

2009年07月14日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は梅雨の中休みで、ようやく青空が戻ってきた。
太陽を浴びると、田んぼの稲も緑が鮮やかで逞しく見える。
貴重な晴れ間を利用して、たまっていた洗濯物を済ませ、湿気ったユキの小屋も屋根を開けて乾かしてやった。


犬もジメジメした毎日が続いたので、久し振りの日光浴が気持ち良さそうだ。
午後は団塊世代のご夫婦二組が訪ねてきた。
会社を退職されて、新しい生活がスタートするので、これからの方向性を探っておられるようだ。


工房や作品などを見て貰い、近所の木工機械関係の店を見て、飛騨国際工芸学園の授業も見学してきた。


ちょうど学園では、同世代の受講者が「生涯学習コース」でキャビネットを制作中であった。
本人や担当教師から色々と話を聞いたり、学園内を一回りしてきた。
この学校は、在籍生が卒業する来春で一旦休校し、平成23年をめどに新しい枠組みの学校に移行するようだ。
本科以外にサマースクールや生涯学習コースが併設され、短期間に木工を学ぶことが出来たが、こちらも募集を中止していた。
少子化で本科の維持は難しいかも知れないが、せめて団塊の人達の受け皿として生涯学習コースぐらいは残せなかったのだろうか。

はつらつとして元気なご夫婦に会って、セカンドライフのスタートラインに立った10年前の開放感と高揚感を思い出した。
「10年あれば今まで叶わなかった夢は実現できる」と、激動の競争社会を生き抜いてきた団塊の人達にエールを送りたい。

コメント (4)
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