名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田の草取り

2009年07月02日 | セカンドルーム

 

夕べ激しく降っていた雨も上がって、今朝はいつもの薄着では肌寒いくらいだった。
川もそれ程増水していなかったので、山のほうは大して降らなかったようだ。
田の草取りを毎朝少しずつやっているが、腰を低く屈め、田を這うようにして1本ずつ抜き取る作業はけっこうこたえる。


今は「田ヒエ」と呼ばれる稲とそっくりの草で、ほって置くとどんどんはびこり、田の養分を吸い取って稲の生育を損なう。


泥に足を取られ、虫に刺されながら、腰にぶら下げた篭が一杯になったところで終わりにしているが、せいぜい1時間ほどの仕事である。


慣れた人達は、草取りを何時間も連続してやっているので、本当に驚いてしまう。
以前は、1番草、2番草、3番草取りと言って、家族が総出で取り組んだ、一番辛くて大変な仕事だったようだ。
除草剤を使うようになって昔ほど雑草が生えないが、人手が少ないのでそれなりの苦労はある。


草取りをあまりしない田は、条間も株間も稲と区別が付かないほど雑草に覆われてしまう。


わが稲田は、今のところは雑草に負けていないが、敵も新顔を次々に投入してくる。
除草剤を使わないと決めた以上、もうやるしかないと根競べをしているが、「雑草との戦い」と云われる本当の意味が少しわかってきた。

コメント (2)
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