昨日・今日と、北アルプスの山々が顔を出していた。
写真の左から笠が岳、槍ケ岳の山群、穂高連峰と連なる山は、高山市街の北東方向に聳えている。
その他、西の白山、南の御岳、東の乗鞍岳なども、ちょっとした高台に登れば、360度の眺望が楽しめる。
今年は市街地はもちろん、前衛の山々も雪が少なく、高い山の雪線もずいぶん上の方にある。
笠が岳の雪形も、今年は例年より早く現れるかもしれない。
今は山腹に姿を見せる「種まき爺さん」を見て、農作業をする人はいないが、農業暦はすでに変わりつつある。
3月になっても、高い山は冬であるが、何となく春のように穏やかな姿に見える。
近所を歩き回ってきたユキ(柴犬)は、日向ぼっこを楽しんでいたが、間もなく熟睡してしまった。
いつも、わら敷きの小屋で寒さをしのいでいたが、地温が上がった地べたの方が気持ち良さそうだ。
「山里暮らし」 3月号をUPしたのでご覧下さい。